2009年12月31日木曜日

2009年の振り返り

Clip to Evernote
お世話になった皆さん。今年も1年色々とありがとうございました。今年は今までの人生の中でも最も充実した1年のうちの一つだったと思います。

勉強もがんばったけど、色々アホな事もしたし最高に楽しかった。

来年も再来年も毎年こういう年を過ごせるように頑張って行きたいと思います。

ということで昨年たてた目標に対する振り返りです。充実していたという割には評価は悪いなーという気もしますが。

【今年の目標】

■テーマ:刃を研ぐ

評価○ 

冒頭書いたとおり今年一年は非常に充実した年だったと思います。途中、激しい中だるみもありましたが。

MBAに行き魅力的な人達と出会い、いろんな刺激を受けて自分の中で何か成長してるんじゃないかなぁという気がします。まぁ具体的に何が?といわれるとわからないんだけど・・・

そこで来年以降は今年「研いだ刃」をどのように振るうのかを考えて行きたいと思います。

ただMBAとった人は組織から浮いてしまう事が良くあるという事なので、むき出しのナイフで触るもの皆傷つけた。ってならないようにしないと駄目ですね。

■健康:体重62.5キロ→60キロ

評価× 一時60キロいったが現在は62キロ

■知識・教養:MBA取得、TOEIC730点

評価△ MBA取得に向け鋭意努力中、TOEICは655点

■心・精神:感情的に怒らない、コミュニケーション力をつける

評価× 目標設定に問題あり。問題がなかったとしても、全然できてませんが。コーチング的思考を忘れずにいると道が開けるかも?

■プライベート・家族:家を買う、家訓を作る

評価○ 家建設中。家訓「夢を叶えれるのは、今の自分だけ、みんなで力を合わせて、いつも笑顔で楽しく、全力で今日を生きよう」長くて覚えにくいのがたまに傷。

■仕事:監査能力向上

評価△ 目標が抽象的で問題あり。上司との面談では期待どおりとのコメントをもらったが、まだまだ自分の目指すべき姿からは程遠い。

■経済・カネ:小遣いの範囲内で生活する

評価×:論外

【実行計画】

・ブログを更新してPDCAをまわす ○
・レコーディングダイエット △
・小遣い帳をつける ×
・心に余裕を持って人と接する ×

という感じです。もっと頑張らないといけないものもありますが、それ以前にもうちょっと上手に目標立てないとだめですね。特に心・精神と仕事の項目は。

最後に一言だけ。

今年は個人的には充実してましたが、その分家族には色々と迷惑をかけたと思います。土曜はすべていなかったし、お金も大分使ったし、しょっちゅう終電なくなってタクシーで返ってたし・・・って書き出したらきりがない位。

今年充実した一年を過ごせたのも家族の支えがあったからだと本当に感謝しています。

本当に一年ありがとう。そして来年もよろしく。ちなみに借金は出世払いで返します。

2009年12月30日水曜日

立志伝アワード 2009

Clip to Evernote
まだあと何日か残っていますが、とりあえず今年のブログの総決算として「立志伝アワード」を設立しました。

このブログで書いてきた事について勝手に賞をあげちゃいましょうというこの企画。要は今年のブログに書いた事を振り返りましょうという趣旨だけです。こんなんでもしないと読み直す事しないと思いますので。

とりあえず今年は、最大の学び、感動した本、感動した言葉、すごいと思った人の四部門作ってみました。

それでは栄えある立志伝アワードの発表です!

■今年最大の学び:コーチング

MBAに言ってて結局それかいな!という気もしますが、コーチングは本当に今年最大の学びだったと思います。

僕は仕事で成功しても仮定がぼろぼろだったら何の意味のない。だから立派な企業人である前に立派な父親でありたいと思っています。家族から見たらほんまかいなといわれるかも知れませんが。

だからコーチングといっても、部下に対するコーチングではなく、子供に対してそのような接し方ができる父親になりたいなぁと心底思いました。

結局最近では全くできてないんですが・・・

コーチング関連のブログ

■今年最も感動した本:「イノベーションのジレンマ」クリステンセン

これは本当に文句なし。今年は結構本読みましたが、全く悩むことなく決まりました。読まれていない方は、正月休みにでもぜひ読んでください。

なんとかこのジレンマに打ち勝てるようになんとかしたいです。どうすれば良いかはまだ判りませんが。

イノベーションのジレンマ

■今年最も感動した言葉:「生きるとは自分の物語を作ること」小川洋子、河合隼雄

名言はもっと色々あった気がするんだけど、ブログを見直しましたがあんまりアップできてないですね。この名言も今日までアップされてなかったし。

良いと思ったものはドンドン書いていって、後で読み直してピンと来ないものは消すみたいなやり方にしたほうが良いかもしれませんね。

記憶力本当に自信ないっす。

生きるとは自分の物語をつくること

■今年最もすごいと思った人:孫正義(19歳の時の)

野球少年がプロ野球選手にあこがれるように、大人も憧れの人がいてもいいんじゃないかと思い考えてみました

テレビや新聞、そして本などで色々な人についての情報が入る事がありますのでそんな中からあこがれの人を一人選ぼうというのが趣旨です。生死、古今東西を問わない予定です。一応想像上の人物はやめておきます。

ということで選ばれたのがソフトバンクの孫正義。受賞の理由は、孫正義が19歳の時に立てた、「20代で名乗りを上げ、30代で軍資金を最低で1,000億円貯め、40代でひと勝負し、50代で事業を完成させ、60代で事業を後継者に引き継ぐ」という人生の目標に

まさに有言実効ですね。今の孫さんは良くわかりません・・・

孫正義 19歳の誓い

皆さんのアワードはどんな感じですか?

という事で来年の「立志伝アワード」でまた会いましょう。

2009年12月29日火曜日

習慣はやがて人格へと変わる

Clip to Evernote
オードリーヘップバーン

--------------------
これも似たような言葉ですが・・・

一番乗り越えるハードルが高いところですね。習慣をつけるって。

けど、今でこそ本大好き人間みたいになっていますが、就職してすぐのころは全く本読みませんでした。それがいつの間にか習慣になって・・・人格はかわったのかなぁ?

しかし、オードリーヘップバーンはいつこの言葉を使ったんだろう?

心が変われば態度が変わる、態度が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる、運命が変われば人生が変わる

Clip to Evernote
ヒンズー教の教え

------------------------
前にも似たような言葉を書いていましたが、こっちの方がしっくりくるので載せることにしました。似たような言葉多いですね。

そして、心に残った名言をまとめて手帳にはさんでおく事にしました。読み返して知恵と勇気をもらいたいと思います。

来年は名言集をもっと充実させたいと思います。学術的じゃない本も読みたいなー。

2009年12月28日月曜日

読んだ本あれこれ

Clip to Evernote
今年の84~87冊目

なんか最近は必要な部分だけ読むみたいな読み方が増えてきたので、こうやってカウントする事に意味があるのかという気もしないではないんですが・・・一応全部読んだ本だけをカウントしています。

しかしこうやって数が増えていく喜びが本を読むモティベーションにつながっているところも多いにありそう。目標設定理論?

ちなみにどれくらい本代つかってるんだろうと思い奥さんに聞いてみたところ。きびしい口調で「20万以上使ってるんちゃう」と言われてしまいました・・・

聞いてはいけない質問だったようです。

■組織行動の考え方



■企業文化



■組織文化を変える



■顧客志向の新製品開発



かたよりまくりですね。

2009年12月27日日曜日

自律する組織人

Clip to Evernote
今年の83冊目。

今年の何冊目ってカウントしてると、どうしても今年読んだ本は今年まとめたくなるんだけど・・・今年ももう終わりですね。

おそらく最後のほうはタイトル紹介だけで終わってしまうんだろうなーなんて思うけど、なんとか頑張りたいと思います。

ということで駆け込み需要的にまとめました。

■組織コミットメント

・組織コミットメント:組織と従業員の関係を特徴づけ、組織におけるメンバーシップの継続あるいは中止する決定に関する心理状態(マイヤーとアレン)

・コミットメントの種類
‐功利的コミットメント:しがらみ、交換関係
‐情緒的コミットメント:愛着、誇り、一体化(組織の価値観が自分の価値観と一致している程度)

・コミットメントが高くなるロジック
‐仕事の豊かさ
‐職場の雰囲気

・コミットメントが高い組織のメリット
‐離職や転職が減る
‐価値観の共有→自分の価値観と組織の価値観が同じ方向を向いているというのはモティベーションを喚起する。

・会社が人を組織に落ち着かせるための方法
‐組織と個人の関係の考え方に関して、自分たちと適合関係にある人を組織に所属させるという方法
‐組織に入ったところでそういう考え方を教化するという方法

■組織文化と組織コミットメント

・組織文化:組織のメンバーに共有された価値観。
・組織文化が組織コミットメントに影響を与えるのは組織行動論では自明。

・組織文化がどのように組織コミットメントに影響を与えるか。
‐組織分化が強い組織というのは個性的な組織。個性が強い組織の方が従業員の組織のコミットメントは強くなる(強い文化論)
‐文化の強さではなく組織文化の種類、つまりどのような価値観が共有されているかが情緒的なコミットメントに影響を与える
‐自分の価値観と組織文化が一致していると組織へのコミットメントが高くなる。

・自分からみた組織、そして自分の価値観、組織観、この二つの一致する程度が組織への情緒的コミットメント

■キャリア

・キャリアドリフト:自分の意思をもってかじ取りをすることをせずに、状況にながされている状態

・キャリアミスト:キャリアの行く末が不透明か、それともはれ上がってすっきりキャリアの道筋が見えているかどうかという程度

・キャリアホープ:当該時点において、無数にそんざいする将来に関する可能性のうちに、自分のとって望ましいもの(可能性)が存在しているという感覚
例)この会社にいればしたい仕事がでくりかもしれないといった感覚。

■組織を背負う意識

・組織を背負う意識は情緒的コミットメントとは異なる。
・組織を背負う意識を持った人間は「組織の未来に対してコミットしている」
・キャリアホープを強く感じる人ほど、キャリアドリフトしていない人ほど。組織を背負う意識が強い
・企業は情緒的なコミットメントだけでなく、組織を背負う意識をしっかりとマネジメントしていく必要がある

■まとめ的なところ

・個人は単に一方的に組織に対する関係を構築するのではなく、組織側からのメッセージにこたえる形で自分と会社との関係を構築している
・誰もが組織とべったりした関係を築きたいと思っているわけではない。組織とどういく関係でいるのかといった「組織と個人の関係観」みたいなものがある。
・会社の「組織と個人の関係観」と自分の「組織と個人の関係観」のマッチングが大事

2009年12月26日土曜日

あだ名

Clip to Evernote


あだ名メーカーというものがあったので試してみました。

しかし「エロティックマリオネット」って・・・

しかも、個人的にはなんとなく納得できるので、余計切ない気持ちになってしまいます。

ちなみにブログ部のメンバーを下記名前で勝手にやってみましたが・・・

リコヤン 
ほっとせい 
rednose 
mumuyau 
HT 
asayan 

結果は面白すぎてここでは書けないです・・・

お試しあれ。

あだ名メーカー

2009年12月25日金曜日

生きるとは自分の物語をつくること

Clip to Evernote
小川洋子、河合隼雄
--------------------
メリークリスマス!

今年一番良いなぁと思った言葉です。クリスマスプレゼントではないですけどどうぞ。

「人は何のために生きるのか?」とか「なんのために働くのか?」なんて小難しい事考えた時、自分の物語を作る為だ!なんて思うと、なんか夢があってわくわくしますよね。

自分の物語が笑いあり涙ありで、でも結局最後はハッピーエンドになるように、頑張って生きていきたいと思います。

2009年12月24日木曜日

ラップアップ

Clip to Evernote
マーケティングの授業が「あっ」と言う間に終わってしまいました。

今回は各人のレポートから大事だと思えるポイントについて解説を行なうという形式で行なわれました。

以上の中から、ピンときた項目をまとめたいと思います。


■ボウタイモデルとダイヤモンドモデル

企業対企業で取引を行なう時、営業担当と購買担当などの一体一の関係で関係が構築されてきていた(ボウタイモデル)。しかし今後は取引する企業の物流担当者同士、IT担当者同士企業の各機能同士が関係を構築し、営業と購買担当者はその関係を構築をするためのコーディネーター的な役割を担う必要がある(ダイヤモンドモデル)

■グローバルビジネスと製品ライフサイクル

グローバルという観点で考えると、日本では成熟期や衰退期に入った商品というものが成長期にあてはまるという事もある。例えば日本国内では2006年にプレイステーション3が発売されてプレイステーション2というのはほとんど売れなくなってきたが、ソニー全体で見るとプレステ2が最高の売上をあげたのはプレステ3が発売したあとに2006年だった。生産を重ねる事で経験曲線効果でコストが下がり、アメリカの低所得者層や新興国のボリュームゾーンの需要を獲得する事ができたからである。

■だれに対してマーケティングを行なうか?

誰が意思決定をするのか?誰が意思決定者に影響を与えるインフルエンサーになるのかを考えてマーケティングを実施したり、ブランドの構築をする事が必要。

ガス給湯器やシステムキッチンなどの住宅の水周り関係の商品は、商品群によってマーケティングやブランド構築の対象を変えている。リフォームなどで両方の商品を買う場合でも、システムキッチンは実際に使用する主婦が自ら意思決定をするが、ガス給湯器はハウスメーカーなどの業者が薦めた商品をそのまま採用する事が多い。したがってシステムキッチンは主婦に対して、ガス給湯器はハウスメーカーに対してマーケティングを行う必要がある。

-----------------
人によって意見が色々と違っておもしろいもんですね。

2009年12月23日水曜日

アイデアは考えるな。

Clip to Evernote
今年の82冊目。

クリスマスでうかれてさぼりがちです。まとめも適当。

■ポイント

・良いアイデアを出すには面白がり屋になること。
・面白がり屋になるには
①とにかくのっかる
②自分からアイデアをたくさん出す
③楽しいと周囲に伝える

・量があるから質がある。アイデアをたくさんだすからスゴイアイデアが出てくる。
‐ピカソは生涯2万点以上の絵を描いた
‐バッハは少なくとも週に1回は作曲していた
‐トーマスエジソンの死後、アイデアが書かれたノートが3500冊発見された。

・アイデア発想のツール知恵カード
‐分けよ
‐離せ
‐一部を変えよ
‐逆にせよ
‐バランスをくずさせよ
‐二つをあわせよ
‐他にも使えるようにせよ
‐良くない状況から何かを引き出し利用せよ
などなど

・ブレスト


■良い言葉

・「できる」と信じるか「できない」と信じるか。どちらも結果は完全にその通りになる。ヘンリー・フォード
・アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何もとのでもない。ジェームズ・W・ヤング
・まじめくさった人は大した考えをもっていない。アイデアがいっぱいの人は決して深刻にならない。ポール・ヴァレリー
・普通の人の欠点は、自分を信じてアイデアを創造し述べることをしないことである。ノーマン・ピール

2009年12月22日火曜日

鳥人

Clip to Evernote
いやぁホントすごかったですね。まだ余韻を引きずっています。今日も朝から見て会社に行きました。

当日は実家でクリスマスパーティーをしてたんですが、一人父親の部屋にこもってM1を見ていました。協調性全くなしです。しかし、そこまでして見てよかったと思います。お笑い見るのって集中力いりますもんね。

鳥人はさておき、M1の感想ですが、一番思ったのは審査員で出てた東国原知事についての事。

そのまんま東として活躍している当時は、お笑い芸人として相当なレベルまで上ったすごい才能を持った人だと思います。ただ、お笑いの現場から遠ざかって時間がたったせいか、ちょっと浮いている感じでしたよね。緊張もあったかと思いますが。

そこで思ったのが、いくら元々才能があったとしても、常に現場で感覚をとぎすましておかないと才能を発揮し続ける事はできないんだろうなぁという事。

お笑いの世界以外の会社なんかでも、偉くなっても現場を全く知らなくなってしまったら、ビジネスパーソンとしての能力発揮する事ができなくなるんだろうなぁ、って少し怖くなりました。

東国原知事の場合は違う道を選んだわけだか、ちょっと違いますけどね。

なんて少し無理やりな感想でした。

笑い飯は来年こそがんばって欲しいけど、今年みたいな結末もおいしすぎるしなぁ~っていうのが素直な感想です

2009年12月20日日曜日

今日は何の日?

Clip to Evernote
昨日で年内のMBAの授業が終わりました。はやかったなー。

ところでタイトルの今日の何の日?ですが、

お正月、家族の誕生日、結婚記念日、墓参りなどなど・・・大切な日はたくさんありますが、今日は1年のうちでも最も大切な日の一つです。

なんてじらして書く程の事でもないのですが、今日はM1の決勝の日ですね。

そして今日から年末年始に向けて楽しいお笑い特番ラッシュが続きます。たっぷりたまったHDDを整理して、年末年始のテレビ番組チェックして、忘れないように予約しておきたいと思います。年末の棚卸。

特にアメトーークの特番は直近2回予約漏れしているので絶対に忘れないようにしたいです。

気になるのは同郷で同い年の笑い飯、何年か前の奈良民族博物館のネタは、今思い出しても思い出し笑いしてしまいそうです。そういえばチュートリアルのチリンチリンも最高におもろかった。そう考えるとここ数年はパンチにかけるなー。

なんて話しがそれてしまいましたが、笑い飯、今年こそ頑張ってください。

2009年12月18日金曜日

坂の上の雲

Clip to Evernote
今年の74~81冊目。

昔読んだことあるし、ドラマも見てるわけだから、これだけは絶対に読まないようにしようと思ってたんですが、辛抱たまらず読み出してしまいました。

インフルエンザで会社にもいけずヒマだったんです・・・といいながら1月提出の課題は全くやってないんですけどね。

しかし読み出してから終わるまで2週間弱と思ってたより時間かかってしまいました。小説という特性上あまりにも適当な読み方もできないしねー。

しかし「坂の上の雲」ってタイトルが秀逸ですね。

■学び

・ただ単に過去の戦略を学ぶだけでは意味がなく、過去の戦略を学びそこから自分なりの戦略論というものを持てるレベルまでならなければならない。

※秋山真之が過去の戦略論を学び自分なりの戦略論を持つようになったところから

・戦略はいざ実行されたら何もする事が無いくらいに考えられたものでなければならない。
・戦略は説明が要らないシンプルなものでないといけない

※全体を通して

・過去の成功を真似しても意味がない。過去の成功を掴んだ姿勢を学ぶ事が必要である。

過去の成功は、成功する為にあらゆる努力を行い成功する為の方法を立案実施したから。全く同じ状況というの無い。だからその時おこなった事をそのまましても全く意味がなくその成功を掴み取った人々がどのように考えた結果その行動をしたのかを見習うべきである。

※日露戦争の成功とその後の日本陸軍の迷走から

・リーダに必要なのは器、そして一番大事なのは運

能力のある部下に任せる事ができるか。危機に陥った時責任をとる覚悟はあるか。運を掴み取る為の姿勢は持っているか。

※東郷平八郎、大山巌などから

-----------------------------------------
なんか他にも色々あったような気がしますがおぼえてません。メモリながら読んだらよかったかも・・・

次は竜馬が行く?

2009年12月17日木曜日

キャリア

Clip to Evernote
キャリア論よくわからんけどビビッときました。興味はめちゃめちゃ湧いてきてもっと詳しく学びたいけど、残念ながらこの授業は今回で終了。

組織行動で学ぶんだろうかそれともこれでおしまい?

とりあえず本でも読もうかな・・・

■組織内キャリア発達

・個人が組織に入って移行過程を経て異なるキャリアへ

・キャリアは客観的キャリアと主観的キャリアがある

・移行過程の因子
‐マクロ因子:社会的因子(家庭環境、教育、性差)と経済的・一般的因子(景気、技術的変革、戦争、自然災害)
‐ミクロ因子:個人の内的因子(能力・適正・価値観・欲求・関心・キャリア志向)と組織による因子(戦略・組織・職務・職場・上司との関係)

・移行過程への二つのアプローチ
‐節目のデザイン(Transition論)
‐計画された偶然性(Planned Happenstance論)

■有名人(?)のキャリア観

・孔子

われ、十有五にして学に志し(志学)
三十にして立ち(立身)
四十にして惑わず(不惑)
五十にして天命を知り(知命)
六十にして耳順い(耳順)
七十にして心の欲するところにしたがいて矩(のり)をこえず

※われ三十五にして志学って感じです・・・

・ユング:人生の正午。体力の衰えや時間的展望の狭まり。自己の有限性の自覚と受容が起こり真の個性化が始まる。

・エリクソン:アイデンティティ→親密性→世代性(次世代をはぐくむ)→統合性(色々あったけどひっくるめてよかった)

・レビンソン:アイデンティティの探究→確立→再確立、再方向付けの模索、自分の再吟味

■認知的不協和

・人間は現状(成功・失敗)を自分に都合よく合理化する
・認知されているXとYと2要素あって非XがYから帰結されるときXとYは不協和の関係にある
⇒それは心理的な不協和をもたらすので、不協和を低減させようとする

例)X:私は健康、Y:煙草を吸う⇒私は健康と煙草を吸うということは矛盾するので不協和になる。そこで無理な理屈をつけて(自動車事故より可能性が低いなど)低減させようとする。

・帰属スタイル(不協和を低減させるためにどんな理屈を作るか)

‐内部帰属⇔外部帰属
‐安定的⇔不安定的

①能力(内部×安定)
②努力(内部×不安定)
③タスク困難度(外部×安定)
④運(外部×不安定)

※楽観主義者は失敗は外部に、成功は内部に帰属させる(失敗は運が悪かった、成功はおれの能力)
※悲観主義者は失敗は内部に、成功は外部に帰属させる(失敗は自分の能力のせい、成功はたまたまです)

・楽観的な事は大事。悲観的ではチャレンジしなくなる。

■自立型キャリア発達のモデル

・過去:節目ごとの一皮むけた経験

・現在:過去を回顧し、将来を展望し統合させる

・回顧

①節目を認識する
②経験から教訓を得る
③教訓を「今この仕事」に意味づける

・展望

④キャリア目標のラインナップ(will)
⑤自己効力感(can)
⑥役割期待の整合性(should)

・統合

‐現在の状態と望ましい状態のギャップの認識
‐問題解決行動

※わかりそうでわからん・・・

■(よくわからんけど)まとめ

・キャリアはすべて偶然の産物(なんじゃそりゃ):キャリアは計画と偶然の間で理想の自己と現実の事故に折り合いをつけながら進化的に決まる。

・(しかし・・・)偶然が起こるのはその前にある行動をとったから。偶然を活用してその出来事を力(キャリアの推進力)に変えていくには5つの力が必要だ。

⇒予期せぬ出来事を呼び込む能動的アクション

①Curiosity:好奇心を持ち広げる
②Persistence:すぐには諦めず、やり尽くしてみる
③Optimism:大半の悲観的なコメントよりもたった一人の前向きなコメントを心においてみる
④Risk-Taking:失敗はするものだと考え、今ある何かを失う可能性よりも新しく得られる何かにかけてみる
⑤Flexibility:状況の変化に伴い、一度意思決定したことでもそれに応じて変化させればよいと考えてみる。

クランボルツ「偶然はその前に自分が起こした行動によっておこる」(計画された偶然)

2009年12月16日水曜日

ダイバーシティマネジメント

Clip to Evernote
ダイバーシティ。

人材の多様性が大事という事はすごくわかるんですが、日本でのダイバーシティとなると良くわかりません。結局この授業でも女性活躍推進ということになっちゃってますしね。

しかし人材の多様性も大事なんだけど、それ以上に同じ価値観を持っているという事も大事な気もするし・・・

ホント良くわかりません。

■ダイバーシティマネジメント

・ダイバーシティマネジメント人材の多様性を競争優位の源泉として活かす戦略的な組織変革活動

・規範的パラダイム(法・道徳的観点)→アクセス正当性パラダイム(同じ帰属集団の人材の活用)→学習統合パラダイム(創意を認めたうえでそれを組織に内在化させ、相違から学習し、組織文化も含めた組織変革に結びつける。

■自己効力感

・自己効力感:その成果を生み出すために必要とされる行動をうまく扱うことができるという確信
・効力予期:うまくやれるという自信
・結果予期:行動をちゃんとできれば良い結果がでるということ

・自己効力感を高める方法
‐直接体験学習:自分自身が直接やってみてできたという経験を持つこと
‐観察学習:他人の行動を観察することで自分もどりょくすればできるだろうという期待を持つこと
‐言語的説得:ことばで説得
‐生理的覚醒:緊張したらだめ?

■ハーズバーグの二要因理論

・動機づけ要因:満足をもたらす要因。内発的報酬、仕事を通した達成、承認、自己成長
・衛生要因:不満足を低価させる要因。外発的報酬、賃金、就業条件、監督のあり方

--------------
ほとんどモティベーション論のまとめになってますね。関心の力おそるべし。

2009年12月15日火曜日

マーケティングとビジネスモデル

Clip to Evernote
マーケティングは一人の顧客と二人の売り手の三角形で考える。二人の売り手のうち自分の商品を買ってもらう工夫がマーケティング。

自分の商品を買ってもらうためには競合に対する差別化が必要。

差別化をするには製品による差別化という方法もあるけれど、仕組みによる差別化という方法もある。しかも製品による差別化は結構すぐに真似されてしまうけど、仕組みというのはそう簡単には真似ができない。

ということで今回のテーマはビジネスモデルです。

たとえばコカコーラ。コカコーラの収益基盤はその自動販売機網にあるということはよく言われますが、これは競合他社に対してビジネスモデルで差別化していると言えるのではないでしょうか。三角形売り手理論でいうと売り手が多いというイメージ。そしたら三角形じゃないんだけど・・・

■ビジネスモデル:事業の仕組み

・製品は真似されやすいが仕組みは真似されにくい、競争優位の源泉としての仕組みが重要。

・事業の仕組みの設計:事業の幅×事業の深さ

‐事業の幅:どの活動を自社で担当するか、自社が手掛ける事業分野
‐事業の深さ:取引相手との関係。開発、調達、製造、販売の職能分野の範囲

・事業システムの評価基準

‐有効性:顧客にとっての価値
‐効率性:より少ない資源で実現
‐模倣の困難性:競争相手の模倣の難しさ
‐持続可能性:維持・向上、環境の変化への対応
‐発展の可能性:事業システム自体の発展性

・事業の仕組みの設計原理

‐規模の経済:製品・サービスの産出量に伴う、単位あたりの平均費用の低下
‐範囲の経済:複数事業運営による、資源の共通利用
‐速度の経済:スピード向上により得られる経済的
‐集中化と外部化の経済:事業分野と業務活動の特化、本業以外の業務活動の業務委託

■バリューチェーン

・バリューチェーン:製品やサービスは垂直的に連携する事業活動でできている

・ポイント
‐モデルは各業界や企業によって異なる
‐どのバリューチェーンにかかわっているか
‐どの部分にリソースを集中し競争優位があるか
‐バリューチェーンのコアはどこにあるのか?
⇒バリューチェーンのどこで利益を出しているかが大事

■規模の経済

・利点
‐製品・サービスの産出量に伴う、単位あたりの平均費用の低下
‐固定費の分散
‐在庫費用の削減(在庫集約)
‐大口購買によるコストダウン(交渉力増大)

・デメリット
‐作ったものは売らないとだめ
‐大規模組織の管理が難しい
‐不確実な需要への対応

■範囲の経済

・組み合わせの経済:全く新しいところから生まれるのではなくあるものの組み合わせ
‐ブランド戦略
‐顧客価値を高める組み合わせ(様々な商品、ショッピングモールなど)
‐生産やロジスティックを他用途に用いる(プラットフォームの活用例 楽天、アマゾンなど)
‐情報の多重活用(販売データ、ノウハウの活用によるFCビジネスなど)

・組み合わせに関連の無い多角化は範囲の経済に適合しない(電鉄の沿線開発⇒駅ナカ)
■集中化と外部化の経済

・集中化メリット
‐経営資源の特化によるノウハウ蓄積
‐重要な情報が集まる
‐意思決定のスピードアップ

・外部化メリット
‐競争原理を取り入れることができる
‐専門企業を取り入れることができる
‐企業の伸縮自在性を高めることができる
‐スピードがあがる

・課題
‐急激な環境変化に弱い(集中化した領域がイノベーションの発生などにより抜本的に時代遅れになった時に対応できない)

‐顧客が限定される(特定顧客に過度に依存することで新たなビジネス領域を見逃す。イノベーションのジレンマ)

■スピードの経済

・需要変動が激しく、予測が難しいような領域では需要予測に対応できるスピードを持つことは非常に重要

・利点
‐需要変動に対応でき在庫削減、機会損失を減らせる

・ポイント
‐売れる商品を置く(POSシステム)
‐実需要に対する精度を上げる(QRシステム)
‐垂直統合システムを作り上げる(SPAシステム)

ところでコカコーラの自動販売機はなんの経済??

2009年12月14日月曜日

健康診断

Clip to Evernote
年の瀬ですね。

年の瀬ということでうちの会社では年末恒例の健康診断結果が先日かえって来ました。結果は散々です。

ちょっとだけご参考。

・総コレステロール 288(基準値 130~219)
・LDL(悪玉)コレステロール 192(基準値 65~139)
・尿酸 8.4(基準値 0.01~7)
・γ-GTP 98(基準値 1~80)

ということで脂質(高脂血症)と尿酸が要精密検査、肝機能が軽度の以上という結果でした。原因はおそらくお酒のせいだと思うんですが、どうなんでしょうか?

ここ5年位、高脂血症(中性脂肪、コレステロール)はずっと要精密検査になっているんですが無視し続けています。しかし昨年から尿酸値も基準を大幅にクリアし要精密検査項目としてランクインしました。

尿酸値といえば通風。さすがに通風になるのは怖いので一回病院に行きたいと思います。めちゃめちゃ痛いらしいしね。

そろそろ来年の目標も考えないといけない時期ですし、体重落としても(落ちてませんが)結局中身はぼろぼろという事で意味がないので来年は体重数値目標+体に良い習慣をつけたいと思います。

走っとく?

2009年12月11日金曜日

質的データ分析法

Clip to Evernote
今年の73冊目。

質的研究。すなわち数字ではなく、文字や映像などの非言語情報をどのように扱い分析するかについて書かれた本。

5月ごろに一回読みだしたんだけど挫折。今回は必要に駆られて読んだということもあって読み終えました。

関心って大事ですね。

■定性的コーディング

・定性的コーディング:収拾された文字テキストデータに対して「コード」つまり、それおぞれの部分が含む内容を示す込みだしのようなものを付けていく。

例)グループのリーダーであるパットは「あなた自身の手でひきうけなさい」と勧める。
→医者に頼るな

‐何度も繰り返しでてくるようなコードは重要度が高い
‐2つのコードからさらなる分析が可能になることもある

■コーディングのアプローチ

・帰納的アプローチ:データそのものからうかびあがってくるコードを使う

‐オープンコーディング:データ自体からコードをつくる

‐焦点的コーディング:より高度な概念的なコードを割り当てる

例)グループのリーダーであるパットは「あなた自身の手でひきうけなさい」と勧める。
→医者に頼るな
→支援グループからの情報
※複数のオープンコーディングをグルーピングして抽出したコード?

・演繹的アプローチ:既存の理論的枠組みから導かれるコードを使用する

‐理論から導かれる仮のコードリストを作っておく

■質的データ分析の編集作業方法

・第一段階の再文脈化、データベース化

いったん元の資料から切り出した文書セグメントを、何らかの基準(分類や配列)に基づいて整理しておく

・第二段階の再文脈化、ストーリー化

整理されたデータのなかから特徴を持ついくつかの情報を特定の問題関心に基づいて抽出し、ストーリーを組み立てていく。

■概念モデルの構築

・コードマトリックス:事例を横軸、コードを縦軸にとして文書セグメントを位置づける。

・ツリー構造:グループ分け、再分化、順序づけ

・ダイアグラム:モデル図

結局、やってみないとわからなそうです・・・

2009年12月10日木曜日

ユニクロ

Clip to Evernote
インフルエンザは完治したものの、出社できるのは来週からということで自堕落な生活を送っています。朝からビール飲んだりしてね。

テレビなんかも見まくっています。

今回は初めて見るルビコンの決断。ユニクロの成功物語をドラマで再現。初めて見るので良くわからないのですが、いつもこんな感じならお酒を飲みながら見るには最高な番組かも?です。

■面白かったこと

・柳井社長の発言。大事なのは自分が買うかどうか、兄弟に買ってもらえるかどうか。
・自社生産を始めた当初、顧客の声を聞く為に行ったユニクロの悪口言って100万円キャンペーン
・成長しなければ死んだも同然
・誇り
・匠プロジェクト。リタイアした有能な人材を集めて、中国で生産指導
・安物イメージを払拭する為に行った、原宿進出

泣いちゃいました。

2009年12月9日水曜日

あなたが生まれたとき、 あなたは泣いていて周りの人達は笑っていたでしょう。 だから、 いつかあなたが死ぬとき、 あなたが笑っていて周りの人たちが泣いている。 そんな人生を送りなさい。

Clip to Evernote
ネイティブアメリカンの言葉

-------------------
子供がインフルエンザになって、縁起でもないけどこの言葉を思い出しました。

親も子供にこんな人生を送らしてあげる義務があるなーって。

しかし、この言葉を知ったのは「モンキーターン」っていう競艇漫画だっていう事がたまに傷ですね。

いや漫画最高!

2009年12月8日火曜日

チームリーダー

Clip to Evernote
今年の72冊目。

リーダーになる人もならない人も、自分の言いたい事をしっかりと相手に伝える必要がある。そんな時に有効なのがストーリーテリング。

聖書も論語もイソップ童話もすべてストーリーで書かれていますしね。

1. ストーリーテリングとは?

・物語には新しいアイディアを伝える力がある。即座で簡単、しかも自然に。
・数字は左脳、物語は右脳

2. ストーリーテリングでできること

2.1 変革をもたらす

・聞き手の心の中に新たな物語を呼び起こさせる
・ハッピーエンド
・聞き手が自分と同じ経験をすれば、結論も同じようなところに行きつく事が信じられる・リーダーが物語を語る事で、聞き手は自力で考えを見つけ出す

2.2 みんなを協働させる

・だれだって、他より大きな物語の一部になりたいものです。わかちあう物語がより大きいものであってほしいと思うものです。
・同じ物語を知り、そこに同じ意味を見出す「個」の集合体が、グループなりコミュニティであると。
・一つの物語が、新たな物語を呼び起こす、さらに新たな物語を・・・
・物語を共有していく過程で自然にコミュニティが生まれる

2.3 未来を創出する
・ビジョンを語る
・未来は想像できない
・夢を単独で見ているうちは、ただの夢にしか過ぎない。同じ夢を共有しあえばみんなでその夢に参加し始めたことになる。
例:チャーチル、キング牧師、ケネディ月面

2.4 自分がどんな人間か明らかにし信頼を築く
・それぞれの個人がどこから来て、どこに向かっているか
・自信の基本となる世界観を表現したり、こうした世界観がけいせいされていった過程を詳しく伝えることができる
・集団の場合でも、われわれはどんな集団かというストーリーがある
・ブランドはどんな企業かという物語と会社の全てが統一として結び付けられたもの

2.5 悪い噂を骨抜きにする
・ユーモア

2.6 知識を共有する

2.7 価値を伝える
・価値が物語をつうじて伝わると、物語を聞いた「時」と「場所」で意味するものを理解し、私たちの生活の中でどのおように適応すればよいかがわかるのだ。
・組織のリーダーは、宗教上の偉大なる教師の教えから学ぶものがある。彼等はこぞってたとえ話を使って価値を伝えたのだ。
・価値を共有することで規律、秩序のある行動がとられる

2009年12月7日月曜日

リアル

Clip to Evernote
今年の72~81冊目。

昔は数えきれないくらい、あった我が家の漫画ですが、いつのまにかほとんどなくなってしまいました。週刊誌を全く読まなくなったことにより新規購入がなくなり、最近の急激な本増加により、部屋の収納の問題で在庫削減していしまったのが原因。もったいない。

そんな中、新刊が出るたびに買っている数少ない漫画の一つです。

「漫画なんで読んでないで勉強しなさい」なんて子供のころよく言われましたが、たとえ漫画であっても、全く本を読まないよりかは全然良いと思うんですよね。書籍に向かうという習慣も付く気がします。漫画読むの早い人は本読むのも早いことが多いし。そんな事よりなんといっても面白い!

この本は、子供が大きくなったときに絶対に読んでほしい。絶対に売らずに置いておきます。まぁそう思っていた本もたくさん処分してしまいましたが

ちなみに今、本棚に残っている本は次のとおり。

・スラムダンク
・バガボンド
・モンスター
・プルートゥ
・BECK

最近は井上雄彦、浦沢直樹、ハロルド作石位しかレパートリーがないなぁ。

何かお勧めの漫画があれば教えてください。新旧問いません。大人買いしますので。

冊数カウントはさすがに冗談です。

2009年12月6日日曜日

インフルエンザ

Clip to Evernote
インフルエンザになってしまいました。

家にいる家族4人中3人感染で、逃げ場がないなぁと思っていた通り。特殊な抗体も持ってませんでした。

しかし熱もそんなに上がらず、しかもタミフル飲んだらすっかり元気になってしまって・・・

会社の規定では今週いっぱい出社できないんですが、暇で暇で仕方ないことになりそうです。

せっかくなんで普段できないことでもしようかなぁーと思います。朝からビール飲んで、家で一日だらだらしたり。とかね。

林原

Clip to Evernote
久々にテレビを見た。7月27日放送のカンブリア宮殿。

忙しかったんだなぁなんて、改めて思います。とはいえアメトーークは欠かさず毎週見てますが。

今回は林原の林原健社長。トレハロースという甘味料の量産化に成功した岡山にある会社です。MBA同級生の皆さんには同じみの会社ですね。

この会社の最大の特徴は研究開発に対する取り組み方。全く利益を生まないであろう、ハムスターの冬眠の研究を15年。類人猿の研究を10年。あとは恐竜の化石の発掘なんかをやってたりと、普通に考えたらおかしな研究ばかりやっている変わった会社です。

上場企業は株主に対して利益を出す必要がある。だからどうしても研究開発が短期的な視点になってしまう。一方、林原は非上場同族企業だから利益が出るかどうかもわからないような研究をする事が出来る。そしてその周辺に出てくる副産物を逃さず見つけて利益を出す。

非上場という強みを生かして、上場企業が狙えないような市場を狙っているわけですね。おもしろい。

社長が言っていた「100個会社があれば100個経営のやり方があって良い」という言葉。本当にそのとおり。みんなと同じ事やってたら何もしないと同じ。と言う事ですね。

さすがにやりすぎな気もしますが・・・

2009年12月5日土曜日

生きるとは自分の物語をつくること

Clip to Evernote
今年の71冊目。

いくら自然科学が発達して、人間の死について論理的な説明ができるようになったとしても、私の死、私の親しい人の死、については何の解決にもならない。「なぜ死んだのか」と問われ「出血多量です」と答えたも無意味なのである。

その恐怖や悲しみを受け入れるために、物語が必要になってくる。

死に続く生、無の中の有を思い描くこと、つまり物語ることによってようやく、死の存在と折り合いをつけられる。物語を持つことによって初めて人間は、身体と精神、外界と内界、意識と無意識を結びつけ、自分を一つに統合できる。人間は表層の悩みによって、深層世界に落ち込んでいる悩みを感じないように生きている。表層的な部分は理性によって強化できるが、内面の深い所にある混沌は論理的な言葉で表現できない。それを表出させ、表層の意識とつなげて心を一つの全体とし、更に他人ともつながってゆく、そのために必要なのが物語である。物語に託せば、言葉にできない混沌を言葉にする、という不条理が可能になる。

生きるとは、自分にふさわしい、自分の物語をつくりあげてゆくことに他ならない。

2009年12月4日金曜日

ベトナム

Clip to Evernote
本日からベトナム出張に行ってきます。女子高生が世界一きれいな国といわれるベトナム。ホント楽しみです。

となるはずだったんですが、家族がインフル感染のために急遽中止。社内のルールによるとインフルエンザの家族がいる人の海外出張は原則禁止だそうです。

まぁ、監査で工場行って、インフルエンザ染してしまって工場の生産性ダウンとかなったら洒落ならないですもんね。

まぁ病気の家族ほって海外出張というのも少し心配だったのでよかったと思います。

こんな時こそ父親らしく頑張らないとだめですね。

2009年12月3日木曜日

ザ・エクセレントカンパニー

Clip to Evernote
今年の70冊目。

カップラーメンを販売する日本企業、サンマル(マルちゃんがモデル)のアメリカ・メキシコ進出を描いたビジネス小説。映画化もされているみたいですね。

将来海外で働きたいと思っている僕にとっては本当に面白い一冊。一気に読みました。

なんでもメキシコではてっとり早く物事を済ませる事を「マルちゃんする」というらしく、新聞の一面を「議会がマルチャンした」(議会が審議を早々と打ち切った)なんて飾ったりした事もあるようです。

それくらいガッツリと海外進出したいですね。

■思ったこと

・海外進出するには、売るという事以外にも大変な事(為替、人材、現地化など)がたくさんある。
・現地人とのコミュニケーションが重要。しっかりとコミュニケーションを取る、どれだけ納得させて行動
させるか。
・成功の要因は人
・恩返し的な事は海外でもある。(メキシコ進出の時)

2009年12月2日水曜日

エンザが町にやってきた

Clip to Evernote
12月ですね。

サンタが街にやってくるのはうれしいもんですが・・・なんとうちには一度に3人ものインフルエンザ患者がやってきました。

長女が熱が38度越えしたのが日曜日。検査では陰性だったけど、危機を察知実家に預けておいた長男と屈強な父親である僕以外、3人感染。現状、我が家の中では4人中3人がインフル。

明後日からベトナム出張を控えた父親にウイルスからの逃げ場はあるのでしょうか?

ところでインフルエンザといえばつきものなのは隔離ですよね。長女は「うつったらダメだから部屋にこもっておいてね。」といくら親が言っていても、熱が出て苦しくてさびしいようで、涙目で「一人じゃさみしい!」なんて泣きごとを言ってきます。

息子にそんなこと言われたらぶっ飛ばしておしまいですが、可愛い娘に言われたら、病気になっても仕方がないかーと思いながら、ギュッと抱きしめてしまうのがお父さんの弱いところです。

ところで、実家に預けた長男はどうなってるんだろうか・・・

2009年12月1日火曜日

品質コスト

Clip to Evernote
品質管理は興味満点なんですが、あいにく出張で2日間出席できない事に。けど全く受けないのももったいないのでレポートも何もせず授業だけ受けてきました。しかも出席できた2日のうち1日も1コマ遅刻。

計8コマ中3コマのみ出席。しかも課題もせずに意味あるのか?という話もありますが、何もしないよりはましかなぁと思いまして。

■品質コスト

・品質に関連して発生するコスト
– 不具合を発生させないための品質管理活動に伴うコスト
– 品質不具合が発生したために発生する損失やコスト

・Q=P+A+F:品質コスト=予防コスト+評価コスト+失敗コスト

・予防コスト(prevention costs):品質不良を発生させないための予防活動に伴うコスト
・評価コスト(appraisal costs):品質を評価し、不良品を選別するための活動に伴うコスト
・失敗コスト(failure costs):不良品に伴い発生するコスト
‐内部失敗コスト(internal failure costs):出荷前に発見された不良品に伴い発生するコスト
‐外部失敗コスト(external failure costs):出荷後に発見された不良品に伴い発生するコスト

・品質コスト情報のメリット:資源の投入と結果をコストという尺度で比較できる。

2009年11月30日月曜日

組織設計

Clip to Evernote
「組織は人材を内部に抱え込み、そこそこ優秀な人材を他部門に提供する」という内容の話がありましたがホントそのとおりだなぁと思いました。

僕が営業から監査部門に異動した時の話。営業から監査部門に良い人材が欲しいと言われた営業部長に一応選んでもらうという形で異動したわけですが、その時思ったのが最初に書いた事。

僕も全くダメな営業といったわけではありませんでしたが、せいぜい中の上か上の下レベル。本当に優秀な人はやはり抱え込まれるんだなぁなんて。

ちょうどその時、気持ち的にダメな時期で、営業での限界を感じていたりして、気持ちを切り替えるうえでも本当にうれしい異動でした。しかもその異動があったおかげでこうやってMBAで学ぶ事ができてるわけですし。

優秀じゃなくて良かったと心の底から思います・・・

■組織分化

・無意識の仮定の上に価値があり価値の上に人工物がある。
・無意識はえたいもしれないもの。
・人工物を価値を反映して作られたもの。また人工物が価値をつくる事もある
・実体は実体としてあるのではなく意味としてある。

※身震いする位、キタと思いましたがちょっと難しい領域。改めて考えてみたいと思います。

■取引費用の経済学

・取引が組織(統合)から市場(スポット)に近づくほどインセンティブ(わからん?)が強まる。組織的な場合は協力、市場的な場合はイニシアチブ(個人の目標達成に重きをおくって事?)

・統合した方が良いケース。
‐取引の不確実性
‐取引の生じる頻度
‐取引に必要な投資の特殊性(関係特殊投資:取引によって得られたキャッシュを取引相手の為に再投資が行うこと)

・ホールドアップ問題:市場取引において取引の弱者は相手が裏切るのではないかという恐れから、関係特殊投資に対して過小投資のインセンティブが生じる⇒統合する事がベストの選択
例)トヨタとデンソー(株の持ち合い、トヨタ会などを通した信頼関係でホールドアップ問題を解決)

・組織設計への適応:分権化が進み市場に近づくとインセンティブが発生しイニシアチブになり投資の特殊性に対する過小投資が起こり協力が失われる??
⇒シナジーの源泉は分権化せずコーポレートで管理するのがベスト(良くわからん事が多いけどここだけわかっときゃいいか?)

例)カンパニーの人事部は最良の人材は抱え込み、そこそこ良い人材を提供する。

■情報システム特性

・垂直的統制:上位から落としこまれる情報(命令)に完全に従って行うマネジメント。トップの高い能力が求められる
・水平的調整:情報を共有することで調整(すり合わせ)を行うマネジメント。現場の高い能力が求められる。
・情報カプセル型:情報が抱え込まれる。あまり無いケース。

・環境との外的適合
‐安定期:垂直的統制
‐中程度:水平的調整
‐激変:垂直的統制

※激変期は水平的と思ってしまったが、結論は垂直的が良い。ゼネラルマネジメントの信越化学の金川さんの時に習った話ですね。身についてないなぁと反省。

・分権的情報システム(水平的調整)は集中的人事管理(幅広いキャリア形成、能力主義人事制度、強い人事部)。現場に高い能力が求められるから。
・集権的情報システム(垂直的統制)には分権的人事管理(幅狭いキャリア形成、職務主義人事制度、強いライン管理職)

・進化型としてハイブリッドな形がある。

授業中に出てきた小倉昌男 経営学。今まで読んだ本の中でよかった本ベスト10にぜったい入ると思う良著です。

しかも過去ブックオフで100円で購入。歴代最高のコストパフォーマンスだったかもしれません。

けど本まとめだす前に読んだ本なんだよなー。また読んでまとめたいと思います。

2009年11月29日日曜日

マーケティングマネジメント

Clip to Evernote
マーケティング大好きです。

といっても、営業時代に自分のキャリアについて考えていた時、営業として上まで上り詰めるのは嫌やし、そもそも無理だろうなぁなんて思ってたし、営業から歩めるキャリアなんて、マーケティング位しかないなぁという消極的な動機がきっかけなんですが。

まぁ何の因果か監査なんて珍しい部門に異動になって内向きの仕事ばかりしていると、外と向きあう仕事に早くもどりたいなぁなんて心の底から思っているんだすが。

■マーケティング

・マーケティング:企業が顧客との関係の創造と維持を、さまざまな企業活動を通じて実現していくこと

・マーケティングマネジメント

Step1 マーケティング目標の確認:目標は市場シェアか、利益か、ブランド認知の向上か?

※適切なマーケティング目標を立てる為に3C分析など市場環境の分析が必要。

Step2 ターゲット、ポジショニング、コンセプトの設定

・セグメンテーション:市場を上手にわける

・ターゲット:分けた市場のどこを狙うか?誰が顧客かを見極める

・ポジショニング:製品・サービスの位置づけを見極める
例)カップヌードル:アメリカでは具が多いスープというポジショニング

・コンセプト:顧客にどのような便益を提供しようとしているのか?

Step3 マーケティングミックスの策定

・4P

‐Product:製品
‐Price:価格
‐Place:チャネル
‐Promotion:販促

※良いマーケティングは一石二鳥(もしくはそれ以上)ができている。
※良いマーケティングは4Pの補完性が良い

Step4 消費対応、競争対応、取引対応、組織対応:策定したマーケティングミックスについて検討する。できてなかったらStep2に戻る

※3C的視点でマーケティングミックスがうまく機能しているかを検討する。PDCAのチェックみたいなものかな。

Step5 実行と再点検:PDCAのAですね。

今日一番の学びは一石二鳥を狙うって事でしょうか。最近で言うと、大ヒットの「いろはす」。製品のコストダウンをプロモーションと結びつけた良い事例なんじゃないでしょうか。

「大山の美味しい水」なんてつけてたら絶対うれてないでしょうね。

マーケティングに関しては、過去某ビジネススクールのマーケティングを受講したり、ゼミ担当教官から講義を受けた事もあって知識的には問題なしなのかなぁと。

そもそもマーケティングって乱暴にいってしまったらSTPと4P位わかってたら別に他はいらんのかなぁなんて。

もっともっと乱暴に言ってしまったら、めちゃめちゃ想像力が豊かで、なんとなくこんな商品だったら顧客に響きそうだなぁ、なんてわかってしまうスゴい人がいたら、そんな知識さえ要らないのかも?

まぁ、そんな天才マーケターなんて滅多にいないんだろうし、自分は絶対違うんだけど。

某ビジネススクールの講師が最後にいっていた言葉「マーケティングは想像力と創造力」。当時はあんまりピンとこなかったけど、けっこう的を得ているのかもしれません。凡人ができるだけ効率的に、できるだけ抜けもれなく想像力を働かせる為のツールがSTPや4Pなのかもしれませんね。

2009年11月28日土曜日

ブログ部

Clip to Evernote
本日はブログ部の初会合です。

ブログ部のメンバーとは同じチームになる事もすくなかったりで、現実ではコミュニケーションをとっているようなとっていないような。少なくともブログの話はあんまりした事がない気がするなぁ。

僕の人生の大きな目的として、いかにおいしいお酒を飲むかという事があります。(そんな大層に言う必要ないかもしれませんが)

いろんな人といろんな話をしながらおいしいお酒を飲む。今日はそんな一日になりそうな予感。本当に楽しみです。部長に頭をはたかれそうで心配という説もありますが。

という事で、同級生のみなさんもぜひブログ部に!

2009年11月27日金曜日

TOEIC

Clip to Evernote
今年の目標の一つTOEIC730点。その目標にトライすべく、昨日TOEICを受験してきました。

目標というのは頑張ったら達成できる位がちょうど良くて、あまりに高すぎる目標は意味をなさない。また高い目標もその目標に向かって頑張るからこそ意味があるのであって、達成する為に努力していなかったら全くが意味がない。

僕にとってTOEIC730点というのはその意味のない目標の代表的な存在です。

今の僕の英語の実力ではTOEIC730点は到底無理。かといってそれに向かって努力するわけでも無い。今回したのはテストを受ける前にチョコレートを食べたら脳が活性化していいんじゃないかと思いそれを実践した位。年に2回会社で行われる恒例の行事に参加する、そんな位置づけになってきています。

しかし、全くがんばって無くても受けないよりは受けた方が良いわけで。

僕も入社以来受け続けている年2回のTOEICと、2年に1回くらい起こる英語勉強ブーム(たいてい1か月くらいで終わってしまいますが)を繰り返す事で500点すら行かなかったTOEICの点数が650点くらいまでは向上したりしていています。これって継続は力なり?

かしこい皆さんの前でこんな事書くのは恥ずかしい限りなんですが。

まぁ、英語も勉強しないといけないという事をリマインドさせるだけでも効果があるのかなぁと思い続けていきたいと思います。

2009年11月26日木曜日

BtoBマーケティング

Clip to Evernote
マーケティングは興味あるし、心機一転頑張ります。と言ってた割にはその後の発表が気になってあんまり授業聞いていませんでした。

しかも配布資料も無く、どうまとめて良いかわからない状況です。猛省。

復習のレポートもあると言うのに・・・

■生産財マーケティング

・生産財取引の特徴:合目的性、継続性、相互依存性、組織性

・生産財マーケティングは顧客の需要分析、製品開発、販売・販促活動という一連のプロセスは日々の取引活動の中で統合されて展開される。

・生産在マーケティングは顧客層が限定されているので営業担当者の情報収集が重要。

・多面的な顧客情報を得る為に、開発者などとの連携をし顧客情報を収集する事が大事。したがって部門間連携が重要になる。

・戦略的パートナーシップのメリット:開発リスクの回避、取引費用の削減、設備・技術への投資促進
⇒けどもうかっていない。

・標準化戦略と顧客適応戦略

・シェアトップの企業に情報が集まる。

■感じた事

・売上をあげる事と顧客ニーズを収集すること。ふたつの目的を持たせる事は、その午前中に習ったマルチタスク問題にかかわってくる。

・成功している企業でマルチタスク問題を解消し両立させる為にどのような目標管理制度が行われているか非常に関心がある。

・意外と売上目標のウェイトが低かったりして。

----------------------------------

以前、生産財メーカーの開発者と営業の役割について話している時に会話が全くかみ合わない事があった。

僕の考えは営業の役割は商品の持っている価値をいかに減衰すること無く顧客に伝える事。開発者の人は営業の役割は顧客のニーズを聞き出してくるという事。

今回の授業で学んだとおり、消費財と生産財とでマーケティングのやり方が異なる。特に営業の担う役割が全く違うという事だったんですね。納得納得。

2009年11月25日水曜日

組織学習

Clip to Evernote
おもしろいなー

■SECIモデル

・共同化(Socialization):共体験などによって、暗黙知を獲得・伝達するプロセス
・表出化(Externalization):得られた暗黙知を共有できるよう形式知に変換するプロセス
・連結化(Combination):形式知同士を組み合わせて新たな形式知を創造するプロセス
・内面化(Internalization):利用可能となった形式知を基に、個人が実践を行い、その知識を体得するプロセス

例)発注の上手なパートの人

部下などをつける(共同化)→関数化する(表出化)→システム化し他の部門に応用(連結化)→他の人が習得新たな知恵をつける(内面化)

■組織学習の2つのタイプ

・Exploration(探究):全く新しい知識、発想、アプローチの獲得を目指した知識創造
・Explotation(活用):既知の技術、発想、アプローチの共有と連結から改善を生み出す

・それぞれの類型との関係

‐人材:Exploration(探究)はリスキーな人材が、Explotation(活用)は堅実な人材が適切
‐組織:Exploration(探究)はフラットな組織が、Explotation(活用)は階層的な組織が適切
‐報酬:Exploration(探究)は弱いインセンティブ強度+報奨金、Explotation(活用)は強いインセンティブ強度が適切

■マルチタスク問題

・Explotation(活用)、Exploration(探究)両方の目的を与えるとExplotation(活用)しか行われない。
・短期と長期の目標を与えると短期の目標しか行われない
・従って両者を混ぜてはいけないのでハイパーテクスト型組織をつくる。
・ハイパーテクスト型組織:通常ルーチンを行う階層的なビジネスレイヤーとプロジェクトチームレイヤー

例)中央研究所を作り両者を分ける⇒コミュニケーションが悪くなる
例)シャープのプロジェクト組織

■日本のキャリアシステムの特徴

・知的熟練(よこのキャリア)
・職能資格制度、職務等級制度(たてのキャリア)
・強い人事部
‐人事情報の一元的管理
‐よこ、たてのキャリアの企画、決定における権限を持つ

・キャリア開発の機能:役割とスキルのギャップが価値創造につながる。
例)四角型ペットボトル。不足する能力を補いながら成果を生みたいという熱意+過去のキャリア⇒イノベーション

・補完性の高い仕事への幅広い異動が効率性をもたらす。
・補完性の低い仕事への異動は非効率を生んでしまう。
・一見非合理に見える補完性の低い仕事への異動が価値創造につながる
・複数の職能を経験する幅広いキャリア形成の仕組みが新たな価値を生む:知識結合→価値創造

2009年11月24日火曜日

戦略的マネジメント

Clip to Evernote
ケースを通して、ある企業の新商品の開発その後の戦略がどのようなプロセスで行われたかを考える。事前のレポートもあったんだけど、中々難しいというか書きにくい内容でした。

実は創発戦略って意味わかってなかったんですよね。習ったっけ?それとも常識?

■戦略的マネジメント



利益の源泉を内、外どちらに置くのか?要因、プロセスどちらに注目するのか?

・ポジショニングアプローチ:5F

・資源アプローチ:RBV
価値、希少性、不完全な模倣性、代替可能性
⇒模倣されたらダメ

・ゲーム・アプローチ
よくわからんけど、得られる利得を最大にするように行動するという事なんでしょうか?

・学習アプローチ:創発的戦略
戦略はトップの意図的な計算に基づく産物というより、大まかな意図が現場の混乱、惰性、成功、失敗に応じて微修正が繰り替えされる過程で創発的に徐々に形を与えられる。

2009年11月22日日曜日

人材マネジメント概要

Clip to Evernote
新しい授業、人材マネジメント。

働き出してい以来、足軽のように現場で槍もって「エイヤー、エイヤー」とつく仕事ばかりしていた僕にとって、人材マネジメントっていうのはされるものであって全く考えた事もない分野でした。

しかしMBAに来て学び出して以来、企業というのは、器としての組織、それをどこに導くかという戦略も重要だが、その器に何が入っているか、つまり人というのが一番重要なのではないかと思うようになりました。

と考えて時にふと心によぎったのが、長篠の戦い。武田の騎馬隊を織田信長が鉄砲隊の三段撃ちによって破ったという有名な話です。(史実がホントかどうかは知りませんが)

・戦略:三段撃ちVS突撃で織田が優位?
・組織:??
・ヒト(資源):鉄砲という新たな武器は持っていたが武田の騎馬隊とガチで対決したら武田が優位?

という事で人が一番という事でもなく、三者のバランスが大事という事ですね。これが補完性?

長篠の戦いのくだりはわざわざ書くまでもなかったですね。

■人材マネジメント

・戦略、資源、組織の補完性(シナジー)が重要

・戦略
‐コーポレート戦略:ビジョン、事業ポートフォリオ、資源配分、事業・技術開発
‐事業戦略(競争戦略):目標、事業範囲(ドメイン)、競争優位の性質、競争優位のロジック

・資源
‐事業システム:製品・サービス、技術、顧客、組織能力、バリューチェーン
‐支援アクティビティ:財務経理、管理会計、人的資源管理等

・組織(PARC)
‐People:人々、立場、目的、能力、性格など
‐Architecture:組織の境界、組織図、職務編成、ガバナンス構造など
‐Routine:情報収集・伝達、意思決定、業務遂行、業績評価などの手続き
‐Culture:組織メンバーに共有されている価値観、行動規範など

・戦略、資源、組織をどのようにデザインするか?

おもしろそうだしガンバリマス。

番外編を終えて

Clip to Evernote
昨日から午前、午後とも新しい授業が始まり、季節はまったく違いますがさながら新学期といった雰囲気。講義の内容も興味あるし、なんとなくやる気も出てきたし、気持ちを入れなおして授業を聞きました。

今回からは復習もしっかりしようと思います。まとめはまた追々。

で、昨日は経営戦略の授業の番外編という事で、授業で分析を行った企業について、実際にその企業で働くの経営企画の方を招いてプレゼンを行うという無茶な企画がありました。

自分たちが考えた戦略について現場でまさに戦略を作っている人からコメントをいただけるという、メチャメチャいい機会なんですが、なんと前回発表を担当した僕に名誉あるプレゼンテーターの大役が回ってくる羽目に。羽目にといったら失礼な話なんですが。

意外と小心物の僕はこんな機会滅多にないという楽しみ半分、ちょっと気が重いという気持ち半分。それが昨日の発表が近づくにつれて、嫌やなぁという気持ちで一杯になり・・・発表目前の授業中に下痢ピーになってトイレに駆け込む始末。緊張のあまりプレゼンも出だしは噛み噛みで、まだまだ頑張らなあかんなぁといった感じです。

プレゼン最初のお礼の挨拶とか、乾杯の音頭とかが苦手なんですよね。自分のパターンを覚えてしまった方が良いんでしょうね。喋り出したら意外と緊張忘れるし。

で内容に関して。僕だけではないと思いますが正直言うと前回は少し消化不良というかモヤモヤ感が残ったまま授業を終えてしまいました。

この会社にとって「成長するっていったいどういう事なんだろうか?」「事業環境の変化が起こり顧客に価値を提供できなくなったらどうなるんだろうか?」「そもそも顧客価値を高めるっていったいどういう事なんだろうか?」なんて事が自分の中で全く消化できていない状態。まぁ3か月たって、そんな事すっかり忘れてしまってたんですが。

今回はせっかくの2回目の発表なのでこの企業にとって「顧客価値を高めるっていったいどういう事か?」という事を少し考え、内容微修正してプレゼンを行う事にしました。いただいたコメントは「ちゃんと考えてますよ」という感じでしたが。

その後も全体コメントや同級生のみんなとの様々な質疑応答を聞いているうちに、なんとなく自分の中で理解が深まり、疑問が氷解したわけではないのですが、少なくともモヤモヤ感はなくなった気がします。うまく説明できませんが。

またこれも本当にふと感じた事なんですが、企業で働いて企業の中から自社を見ているからこそ、見えない事や間違う事っていうのもあるんじゃないかぁとも思いました。

自社の強みをより過剰に判断してしまったり、現実逃避的に脅威を過少に評価してしまったり、もちろん今回具体的にそういう事があったというわけではないのですが、なんとなく。

なんか、なんとなくばっかりですね。

とにかくセッティングしていただいた関係者のみなさん。心の底から感謝です。

2009年11月20日金曜日

村上春樹、河合隼雄に会いにいく

Clip to Evernote
今年の69冊目。

関心事について、いろいろと考えている内にこの本にたどり着きました。

村上春樹さんはもともと好きで、何冊か読んだんだけど、持ち前の適当読書術のおかげで全くストーリー覚えていない。聞いた話によると、エッセイも結構面白いみたいやし。MBAが終わったら著作一気読みなんてしてみたいねー。

しかしノルウェイの森の映画化ってどんなんなるんだろ。

■ポイント

・コミットメント:関わり、デタッチメント:関わりの無さ

・日本人もできるかぎりは何かにコミットしたいと、潜在的には思っている

・オウム事件や阪神大震災で若者がたくさん神戸にかけつけた事はコミットした事例

・コミットメントとは人と人との関わりあいだけど、「あなたの言っている事はわかる、じゃぁ手をつなごう」というのではなくて、「井戸」を掘って掘って掘っていくとそこで全くつながるはずのない壁を越えてつながるというような物

・ストーリーというのは背後にイメージを持っていなかったら絶対に成立しない。そしてたとえば非常に内的なイメージがあったとして、それを他者に提示しようと思ったら、物語にするしかない。

・体が入っていなく頭だけでつくっているのは「つくりばなし」

・物語というのはいろいろな意味で結ぶ力を持っている。身体と精神とか、内界と外界とか、男と女とか、ものすごく結びつける力を持っている。

・病を癒すものとして「物語」というのは実に大切なことだと思っている。現代はそのような物語を一般に通じるものとしてていじできないところに難しさがあるように思う。各人はそれぞれの責任において、自分の物語を創り出していかねばならない。

2009年11月19日木曜日

続・続 最近の関心事

Clip to Evernote
今年の67、68冊目。

最近の関心事といえばずばり変わった会社。というのも発表で変わった社内制度をおこなっている企業について研究しようと思っているからです。

という事で面白そうな企業がのってそうな本を2冊ほど読みました。

■面白法人カヤック会社案内

給料はサイコロを振ってきめています。掴みは完璧です。

■なぜこの会社はモティベーションが高いのか?

情報収集。



2009年11月18日水曜日

続 最近の関心事

Clip to Evernote
今年の65、66冊目。

最近の関心事といえばずばりモティベーション。というのも発表でモティベーションについて研究しようと思っているからです。

という事でモティベーション関係の本を2冊ほど読んだんですが・・・両方とも難しすぎて全く理解できない。

「本を読んで頭に入ってこない部分は、脳が情報を求めていないから自分には必要のない情報なんだ。」という自分勝手な理論に基づき、適当な読書ばかり行ってきていましたが、この2冊の本は両方とも全て頭に入ってきませんでした。

軽い情報収集の読書と勉強の為の読書って完全に質が違うんでしょうね。

モティベーション理論については、少し突っ込んで勉強しようと思います。12月はモティベーション月間です。

・ワークモティベーション
・働くみんなのモティベーション論



2009年11月17日火曜日

最近の関心事

Clip to Evernote
今年の63冊目、64冊目。

最近の関心事といえばずばり中国。というのも修論を中国で成功している日本企業について研究しようと思っているからです。

という事で中国関係の本を2冊ほど読んだんですが・・・両方とも読んでかなり時間がたつので全く覚えてない。もったいない事したなぁ。

■中国で成功するマーケティング

・中国市場攻略のカギは「パワー生活者」の攻略

・パワー生活者とは世帯月収が月6000元(年収100万)
⇒年収100万というのは野村総研の1万ドル世帯という定義と同じで興味深い

・中国は都市による違いも非常に大きい

・世代間のギャップも大きい

※中国では一人っ子政策で育った子供たちが成人し、一人の収入で6人養う「逆シックスポケッツ」というような状態になるんじゃないかなぁと思いました。

■ブランディング・イン・チャイナ

・先進国の市場でのブランド価値を保有するブランドを使い、中国で生産を行うことにより、生産費用削減分のマージンを獲得する事ができる

・日本企業では製品と流通に主眼がおかれブランドはそれに服する役割を果たしてきた。製品があって、流通があって、次にブランドがくるのであって、製品に見合ったものを生産しようという発想ではない。

・日本企業が日本でマーケティングを行うのと、刻々と変化するマーケットで事前に知識のない消費者、地元や欧米の競合、流通相手に販売していくのではブランドの持つ意味が異なる

・中国市場における日本のブランドの最大の問題は市場を面で迅速に押さえていく戦略がとれていないこと。巨大な市場をどのように攻めるかという戦略が欠如している。

・たくさんのブランド群の調整をつけず、ただでさえプレゼンスの小さいブランドの勢力が、ますます分散しているから欧米ブランドにくらべて規模が小さくなっている。

・日中のブランドの使い分けは良くない。階層化が進んだ中国市場で高所得者層と大衆層にいかにブランド浸透を図るかを日本市場とあわせて考えるべき。

・中国でのブランド展開のカギは、小売業のパートナーを構築すること。

・強いブランドを構築して初めて、強い小売と対等なパートナーシップを作る事ができる。

・日本企業はコミュニケーションべた。中国はいくら良いものを作っても手にとってももらえないくらいモノが氾濫しているマーケット





2009年11月16日月曜日

中間発表

Clip to Evernote
あまりにさぼってたからブログに書きたい事が恐ろしいほどたまっている。まぁたまってるなら更新しとけって話もあるんですが。そして先送りしていた課題も溜まりまくり・・・

という事で気楽に良い話から。

昨日授業で1月の発表に向けた中間発表があり、中々の高評価をいただきました。

まぁ今回は良い素材に塩ふって出しただけという状態。もちろんその塩加減は絶妙だったと思いますが。もちろん、最終結果はこれからの調理次第だと思いますのでがんばります。

現時点でも色々と自分にとって得る事ありまくっているんですが、それはまた後日という事で。

今回のチームは4つのタイプわけで言うとプロモータータイプぞろい。勢いも非常にあり打ち合わせも盛り上がるけどとにかく計画性が無い。だいたい打ち合わせの最後は、まぁなんとかなるやろうみたいな感じで終わってしまいます。

チームのコンセプトはとにかく楽しくやろうという事。面白いテーマで面白い会社にいってみんなで楽しみながらしようという感じでやっております。人間は楽しんでいる時一番パワーが出るんではないでしょうか。そして楽しいという一線も越えたときフロー状態に入る。

先週の発表後、飲み会も当然楽しもうという事で、ガンガン飲んでいると、フロー状態に入ってしまって・・・

結局、大阪からタクシーで自宅まで変える羽目に。こうやってチームの結束が高まっていくんでしょうね。嫁さんとの結束は弱まっていきますが・・・

2009年11月15日日曜日

モティベーション

Clip to Evernote
昨日、同級生でもありブログ部の部長でもあるリコヤンさんに、「大丈夫?MBAやめるの?」なんて聞かれてしまいました。

そんなにやる気無さそうに見えるのかなぁと思い猛反省。他にも「つじさん久しぶりに見た」などという声もあったようです。

しかし、昨日は良い事があったのでモティベーションがいい感じに復活気味です。人間げんきんなものですね。

また、昨日はその他多くの同級生に「めちゃめちゃ太った」とか「あごブクブクやで」などなど罵詈雑言の数々。

こちらは完全に否定できません。現在体重3キロ増。がんばってダイエットします。

2009年11月10日火曜日

リズム

Clip to Evernote
中国から帰ってきて約1週間。今日からまた金曜まで監査で出張です。国内なのでまだ楽ですが。

いやぁ本当にこの1週間は中だるみというか骨抜き状態でした。

ご存知のとおりブログも全く更新無し、本も一冊位しか読んでないし、予習、復習もなし、あと早く寝ても全く早起きできませんでしたし。

なんとかリズムを取り戻そうと思います。

まずはブログから!ですね。

2009年11月5日木曜日

トップの意思決定

Clip to Evernote
中国から帰国後、体調が非常に悪くブログの更新も滞っておりましたがぼちぼち復活しようと思っています。

来週は横浜出張、来月はベトナム出張が控えており体調崩している暇なんてありません。授業も休んでいる間に発表や公開授業があり、楽しそうなイベントに出そびれて残念といった感じです。会社の同期も見に行ってたみたいやし。

ところで中国出張。中国の子会社の総経理(社長)が様々な問題に対処している姿を見て、トップって大変なんだなぁと思いました。特に海外は日本と違いいろんな事が起こるし。

様々なリスクを想定しながら、結局最後は自分がどうしたいかという事で意思決定しないといけないんだと思いました。

がんばろ。

2009年10月30日金曜日

過去ブログ番外編

Clip to Evernote
温故知新的な過去振り返り第三段という事で・・・

大学時代に作っていたホームページ。「ツージー飲み友達募集中」を探してみたんですが無くなってました。当り前か。当時ブログなんて無かったので、デザインとかかえながらコチコチ作っていたのを思い出します。懐かしい。今はTWITTERとか楽ちんな世の中になったもんですね。

悶々としていた大学時代の熱い思いのたけをぶつけたホームぺージだった(ような気がする)ので懐かしいのですがその時書いた文章も残っていないので本当に残念。

酔っ払って車から落ちた話や、酔っ払って大やけどした話や、酔っ払って車が横転した話や、酔っ払ってお漏らしした話や、・・・色々書いた気がするのにもったいない。

将来「私の履歴書」を書く時にがんばって思いだそうと思います。

しかし当時の友人関係も、酔っ払ってマンションのベランダから落ちた友達や、酔っ払って朝起きたら眉毛がなくなっていた友達や、酔っ払って自分の部屋をトイレと間違えた友達や、酔っ払って滝壺に落ちた友達など個性的な友達ばかりでした。ホント懐かしい。懐かしくて涙がでそう。

青春やね。

2009年10月29日木曜日

過去ブログ2

Clip to Evernote
今回も過去ブログ振り返り第2段。今回は料理ブログです。

このブログは2005年6月から。ホント懐かしい。

僕は実は趣味料理だったりするんですね。このブログをしていた当時は土日の6食ほとんど僕が作っていたりして・・・最近はまったく作れていませんが。

世の中の男性各位。料理が趣味だと家事と趣味が両立できて本当にいいですよ。自分では週末楽しむ為に料理しているのに、恩着せがましく他の家事手伝い回避できます。苦手な掃除関係の手伝いとかした事ありません。

MBA終わって、またこのブログを更新したいなぁって密かに思ってます。

週末は父ごはん

ホームパーティで男の手料理振舞いますので是非!

2009年10月28日水曜日

過去ブログ1

Clip to Evernote
書きだめです。

ブログ部のメンバーもMBAに来てからブログを始めた人が多い中、僕のブログはその1年以上前から始まっているという事で「すごいですね」ってよく言われるんですが・・・

実は現在3個目のブログだったりするんです。継続性がないのですぐやめてしまうんですが・・・

という事で僕の人となりを知っていただこうと言う事で今回紹介するのは、2005年から始めていた最初のブログです。

始めたのが30歳くらい事で若気の至りもあるかも?

最後の更新でいきなりコーチングマネジメントの本がのってますね。懐かしい・・・

今度暇な時に一度読み直してみようと思います。

30ager -30代のすごし方-

2009年10月26日月曜日

中国出張に向けて

Clip to Evernote
明日から中国出張。

前回中国出張に行って時に発覚したんですが、中国からGOOGLEのブログってつながらないんですよね。情報統制かわかりませんが・・・

そこで数少ないこのブログの愛読者の為に書きためて行こうと思っていたのですが・・・

まだコジり終わってないんです!!!

完全な現実逃避で只今ネット見ながら晩酌中。我ながらものすごい現実逃避力です。どうなる俺?

ブログの書きだめできたかどうかはこうご期待という事で。

2009年10月25日日曜日

一週間の振り返り

Clip to Evernote
ボロボロにテンション下がっていた状態から復活する為に決めた先週からの目標の振り返りです。

■1週間の振り返り

・日々の時間の使い方を明確化する為に1週間の時間の使い方を1時間単位で日曜の朝に決めておく

評価:○ 

計画的に行動をする最低条件、計画を立てる事ですね。

しかしGoogleカレンダーの印刷機能は固定した時間にできずに困った。わざわざ印刷だけの為にGoogle Calendar SyncというGoogleカレンダーとOutlookを同期するアプリを導入。Googoleもこんなの作るより、印刷機能の充実をしていただきたい。

http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/04/14/gcs/index.html


‐休肝日を週に2日設定する 評価:× 1日。目標が高すぎ?

‐基本3時起きの徹底 評価:× 3時起きしようと思っていた4日中2日実践。しかも1日はまさかの1時起き。

・やる気のコントロール源であり、重要だけど緊急では無いと自分で思っているブログの更新、特に授業の復習を優先して行う

評価:○ 

これは思っていた以上にストレスが解消され良かった。今週は緊急で重要な案件が山積みです・・・

----------------------------------

といきなり第一週なのに、あんまりできていないです。毎度の事ですが。

やる気は徐々に回復傾向ですが、金曜日に仕事関係で久々にへこむ事に。いくらがんばってもアウトプットが出ないと意味がない。正しくがんばり、しっかりと成果を出さないとだめですね・・・

今週はラストスパートがんばります!

2009年10月23日金曜日

監査計画について

Clip to Evernote
現在来月行う監査の監査計画の作成の真っ最中。めずらしく忙しいです。

ちなみに監査計画とは、被監査部門から貰った資料、データや、関係者からのインタビューをもとにどの部門にどういう内容の監査を何の目的で行うか決めるという物です。一般的に使われている言葉かわかりませんが。

被監査部門で起こっている現象の原因をデータ分析等でさぐりそして「なぜ?×なぜ?×なぜ?・・・」という具合に深堀し根本原因に対する仮説をつくる。そしてその仮説を実際の往査で検証し、そこで立証できた問題の原因について改善提案を行う。

これ今習っているケーススタディを解く時のやり方と全く同じだなぁと思いました。兆候、原因、真の原因そして提案。

ただケースの場合はなにが解決しないといけない問題か決まっているし、それに必要なデータはすべてそろっている。それに比べて現実は、問題が何かも自分で決めて、それを深堀するデータも自分で集めないといけない。

監査に異動する時、監査を通してマネジメント能力の向上をしてほしいと言われた。今までは監査してていろいろ細かいルール等の知識は増えるけど、マネジメント能力なんてあがるんかいな?と思ってました。けど「答えのないものに答えを出す」という訓練がマネジメント力の向上に一番役立つのかもしれませんね。

2009年10月21日水曜日

4つのレバー

Clip to Evernote


■背景

・組織は成長する
‐創造性による成長(起業家的構造):りーだーしっぷの危機
‐指揮命令による成長(職能構造):自主性の危機
‐権限委譲による成長(分権化構造):こんとろーるの危機
‐調整による成長(せぐめんと構造):官僚主義の危機
・組織デザインの原則にのっとり資源を調整し危機を回避する

■戦略を実現する為の組織デザイン

・組織デザインの引っ張り合い
‐戦略と組織構造
‐アカウンタビリティと適応力
‐階層関係とネットワーク関係
‐私利とミッションの実現

・組織デザインを行う上での4Cの分析
・4C:特定の戦略をうまく実行する組織デザインの答を導く決定要因。レバーのデザインを行う為に分析しないといけないもの
‐顧客定義(Customer definition)
‐重要業績指標(Critical performance variables)
‐創造的引っ張り合い(Creative tension)
‐他者へのコミットメント(Commitment to others)

・全体像
①顧客は誰?
②どのような価値を提供する?
③どのような資源を与えれば良い?
④具体的な部門目標と目標水準の決定とそれをコントロールする仕組み(診断的コントロールシステム)
⑤水平的、垂直的な部門を超えたコミュニケーション、相互作用(インタラクティブネットワーク)
⑥他者を積極的に支援しようとする責任共有の意識

・4つの注意の幅を考える
‐コントロールの幅:職務を遂行する為に、コントロール可能な資源は何か?
‐アカウンタビリティの幅:どのような尺度が業績の評価に利用されるのか?
‐影響の幅:責任となる目的の達成のために。誰とインタラクション行い、誰に影響を及ぼす必要があるか
‐サポートの幅:他者に援助を求める際に、どの程度サポートを期待できるだろうか?

・資源の供給=資源の需要
⇒コントロールの幅+サポートの幅=アカウンタビリティの幅+影響の幅
※責任を果たすには権限がいる。権限が少なくてもサポートしてくれる風土があれば責任は果たせる
※影響を与えなければいけない人が多い場合はより強い権限、もしくはサポートがいる

・責任と権限の一致。
・起業家ギャップ。権限を上回る責任。注意の幅が広がり別に悪くは無いが、サポートの幅ででギャップを埋める必要がある。
・いきすぎた起業家ギャップはフラストレーションを生む

2009年10月20日火曜日

分権性組織の業績管理

Clip to Evernote
寝坊して遅刻したり、授業中にやる気の出ない原因を丸々一コマ考えていたりと、少したるみ気味になっていましたが、二コマ目から気合いを入れて聞きなおしました。

その時に意識した事が「関心を持って聞く」という事。

これまたコーチングの教えです。嫁さんの退屈な話も、質問したりと関心を持って聞けば退屈せずに聴けるというもの、素晴らしい教えです。

そこで実際今説明されているフレームワークを自社で適応したらどうなるのかなぁなんて考えながら聞き出すと。これはなかなか面白い。

統計の時、これを日本語で説明するとどうなるんだろうと意識しながら聞いていて理解が深まったのと少し似てる気がしました。

関心を持って聞く。集中して聞く為の魔法の言葉です。


■分権性組織の業績管理

・権限責任と管理可能性:管理できないものは責任とれない
・影響可能性:決裁権限でなく影響力で判断する
・インベストメントセンターの業績管理指標
‐ROI(投資利益率
‐残余利益
‐EVA
・事業部制とカンパニー制:細かい定義は色々とあるようだがより独立しているのがカンパニー制(適当)

■パナソニック

・事業部制の理念
‐自己責任の経営
‐一品一業(商品別事業)と地域市場責任
‐社会への役立ち
‐人材育成

・事業部制を支える経営管理システム
‐事業計画:権限と責任の明確化、責任を果たす、トップと契約
‐資金管理制度:内部資本金制度(独立企業と同様の管理)
‐標準予算制度
‐月次決算:問題の早期発見と対応
‐業績管理制度:経営責任=利益責任×資本責任
‐経理社員、内部監査制度:任さず
‐社内振替価格制度

・事業部制の問題点
‐事業部間のセクショナリズム
‐人事の硬直化
‐長期的視野が弱い
‐全社的な統一性の欠如
‐マーケットの重複
‐管理部門のポスト増加
‐企業全体としての環境変化対応力の低下

・そして社内分社制に移行

2009年10月19日月曜日

在庫とかSCMとか稼働率とか

Clip to Evernote
2週間分まとめて復習です。範囲が広すぎてタイトルもつけられません。

先週分はやっぱり覚えていない。遅らせる事で記憶もあいまいになり、心的ストレスの原因となるので、よほど緊急な事以外は重要だけど緊急じゃない復習を優先的にやっていこうと思う。

しかしよほど緊急な事だらけという説も・・・

■遅延差別化

・製品の差別化を後回しにするように製品と製造工程を設計する方法。
・集約されたデータは集約される前のデータより正確

■在庫管理論

・新聞少年在庫モデル:Prob(D≧Q)≧C0/(Cu+C0)を満たすQの最大値が利益を最大化する調達量
D:需要 Q:調達在庫量 C0:余剰在庫時のコスト Cu:在庫切れ時のコスト
⇒正規分布ではずれる確率を計算する

■安全在庫量

・平均と標準偏差とリードタイムと、発注間隔とFill Rate(即納率)できまるそうだが詳しい説明なし。配布プリントに書いてあるが理解不能。知りたい!

■稼働率

・稼働率=仕事している時間/仕事できる時間
・(入ってきたのものを処理するプロセスでは)稼働率は100%ではいけない
・全プロセス稼働率0.8位にしておけばたまらずすーっと流れる。

■需要予測

・意思決定を遅らせる
・ぶれが大きいものは後でつくる
・高いものは後でつくる
・需要予測の法則を見つける努力が必要
・需要予測は当たらない。だからどれだけ当たらないかを知る事が必要
・予測は平均と標準偏差でする。σ/μ
・市場導入から時間がたった場合の方が需要予測のばらつきは減る

■鞭効果

・SCの上流に行くほどブレが大きくなる。
・ぶれの要因となるのは需要予測、リードタイム、発注量、価格変動、(品薄時などの)過剰な注文
・VMI(Vendor Management Invent)で対応。情報がないとVMIはできない。

2009年10月18日日曜日

ツジケース「やる気を出す為にどうすればよいか」

Clip to Evernote
昨日も激太りし太った太ったと指摘されまくったり、ユニクロで買った新しいシャツのサイズのシールを取り忘れて学校に行くほどダメな状態でした・・・

「このままじゃ絶対にダメ、10月のこの高い山は乗り越えられない」と気持ちだけがあせって空回り。納期だけは刻一刻と近づく。

根本的な原因を探り解決しようという事で昨日の授業中、じっくり一コマ使っていまなぜやる気がないかを整理して対策を考えてみました。

今まで僕は仕事が楽過ぎて、本当に恵まれた状態。睡眠ほとんどせずに頑張っている他の人から見たら、何を甘えた事言うてるんやというようなレベルで本当に申し訳ないような話なんですが。

ツジケース「やる気を出す為にどうすればよいか」

■Case for action

・太ってきている
・ブログが更新できていない
・MBAの復習ができていない
・レポート等に手をつけられていない

■Cause

・仕事が忙しく内職する暇がない
・以前より食べすぎ、飲みすぎで平日から酔っ払ってしまっている
・酔っ払って朝早く起きれていないから勉強する時間がない

■Root Cause

・FIFOで仕事や課題を行っていてるだけなので、稼働率が上がりタスクの待ち行列ができてしまっている
・未完了事項(特に重要だけど緊急じゃない事)を抱える事でストレスがたまって、過度に飲酒、効率低下がおこっている

■Recommendation

・日々の時間の使い方を明確化する為に1週間の時間の使い方を1時間単位で日曜の朝に決めておく

・スケジューリング方針
‐休肝日を週に2日設定する
‐基本3時起きの徹底

・やる気のコントロール源であり、重要だけど緊急では無いと自分で思っているブログの更新、特に授業の復習を優先して行う

これで完全復活予定です。

2009年10月15日木曜日

手帳について

Clip to Evernote
完全に現実逃避して手帳の話。

も少し書いたのですが、いまどんな手帳を使うべきか非常に悩んでいます。

営業時代はすべての情報を手帳に一元化しようと思い分厚いバイブルサイズの手帳を使っていました。

元々字が大きく、ノートをきれいにとるのが下手なので小さいスペースに細々書くのが苦手という事で見開きで1日のリフィルを使っていました。いろんな所に書くとどこに書いたかも忘れるのでその日見るページも一元化していたというわけです。

ノートも使わず会議のメモやお客さんとの打ち合わせ内容もすべて資料に直接書き込みするか手帳に買いていました。

なかなかしっくりきていて直近4年位はこのやり方をしていたのですが、欠点はとにかくでかくて重い事。まぁでかいからなくさなくて良いのですが。

営業生活がずっと続いていればおそらくずっとそのやり方をしていたと思うんですが、昨年監査に異動しデスクワークが増えた事。MBAに通いだして書く事が増えた事。などなど取り巻く環境が大きく変化してそれに伴い手帳の仕組みを変えようと思っているわけです。

で色々と奮闘しているのですが、まだ「これだ!」というやり方が見つかっていません。今回のプレジデントの手帳特集なんか買って読んだのですが、どれもイマイチしっくりこない。良く考えると、最近スケジュール管理がうまくいかずテンパっているのもスケジュール管理ができていないからかもしれませんね。

管理できていないのに上手くいくはずが無いって少しマネジメントコントロール的。

みなさんはどんな手帳つかってますか?

2009年10月14日水曜日

棚卸

Clip to Evernote
だいたい忙しくててんぱってる時って自分が何をしなければいけないか全貌がつかめていない事が多い。そして全貌がつかめていないから優先順位をつけれず、余計なことから始めてしまう。

今日はしなければいけない事、納期を明確化し自分の今おかれている状況を把握したいと思います。すでに取り返しのつかないような状況だったりして・・・

簡単にできる事はすぐ終わらせて、軽い体になりたいと思います。

2009年10月13日火曜日

2009年10月9日金曜日

プロセスフロー分析

Clip to Evernote
ケーススタディは大変だけど楽しい。普段使わない脳が刺激される感じ。って普段よっぽど考えてない事がばれてしまいますね。

今回は英語の為その段階にまで行けないのが残念。というかチームのみなさんすいません。英語の勉強も一緒にできるなんてほんとにラッキー。がんばらないと損するね。

仕事も問題を解決するプロセス。ケーススタディで鍛えた脳の筋肉はきっと役立つはず。しかも問題を解決するだけではなく、解決できる為の適切な情報を集めるというプロセスがあるので余計大変ですね。

■プロセスフロー分析

・プロセスフロー:組織をプロセスとしてみる。

・在庫とサイクルタイムの関係:リトルの公式 WIP=λ×CT

WIP:平均仕掛在庫数(プロセスの入口から出口の間に何個あるか)
CT:平均サイクルタイム(プロセスの入口から出口の間にかかる時間)
λ:平均通過レート(単位時間あたりにプロセスを通過するモノの数

・在庫回転数(一年間に在庫が入れ替わる回数)=1/CT=λ/WIP

・ボトルネック:ボトルネックのスピードがプロセス全体のスピードを決める

■まとめ

・プロセスマップ:業務をプロセスフローとみて、マッピングせよ。
・在庫とサイクルタイムの関係:在庫量とサイクルタイムは比例関係にある。在庫回転数は、フローの速度の尺度
・ジョブの到着間隔工程での処理時間の変動とWIPの関係:稼働率が1に近づくと非線形的に待ち時間が長くなる
・プロセスのボトルネック:ボトルネックのスピードが全体のプロセスのスピードを決める。つまり、ボトルネックにとりあえず管理を集中せよ。

■ケース(ベニハナ)

・回転率の高さがポイント。

・サービスの質(顧客満足度)=提供されたサービス-顧客の期待
・個客へのサービスの価値=サービスの質-値段
・利益のレバレッジ=顧客へのサービスの価値-提供者のコスト
・サービスの収益性=利益率×リピート量÷投資

・ベニハナは利益のレバレッジが良い

■サービスコンセプト

‐Simultaneity(同時性)
‐Heterogeneity(異質性)
‐Intangibility(無形性)
‐Perishability(腐敗性)

・プロダクトとプロセスの重なる部分がコンテクスト

2009年10月8日木曜日

オペレーションマネジメント

Clip to Evernote
本日は早起きしたものの、台風でネット、テレビ、電話全てが使えず一瞬この世の終わりかと思いました。

しばらく経つと何もなかったかのように復旧し事なきを得ました。こんな暴風雨の中がんばってくれている人がいるんですね。ありがとう。

新しい授業オペレーションマネジメント。wikiによると「オペレーション・マネジメントとは、インプットを製品やサービスに変えるプロセスの方向性や制御(コントロール)のことである。」

良くわかりませんね。SCMって物流の適正化の授業かと思っていましたがもう少し広い概念のようです。ただ単に在庫減らせーみたいな感じではなさそうですね。こちらも良くわかりません。

授業もケーススタディーを中心にするみたいでとても楽しみ。授業の内容、脳を鍛える、両方の面で仕事との関係性も大きそうです。しかもケースは英語。大変ですが一石三鳥位狙ってがんばります。

■SCMとは?

・サプライチェーン:商品が最終消費者に届くまでに関わる全てのビジネスプロセスの連鎖
・ビジネスプロセス:インプットを顧客に価値のあるようなアウトプットにする一連のステップ
・SCM:サプライチェーンに含まれるすべての、あるいは主要なビジネスプロセスを統合的に管理すること
・オペレーション戦略は基本的にはプロセス(HOW)とプロダクト(WHAT)をつなぐ。*どのようにものをつくるか?(マーケティングは顧客とものをつなぐ。だれにものをうるか?)
・企業のケーパビリティはその企業のプロセスの能力。
‐プロセスの能力が経営戦略における選択肢を決める
‐サプライチェーンの構造を変えるのは難しい(模倣しがたい)
‐SCMは影響が強く、長期に及ぶ、他の諸々の経営意思決定の基・軸となる意思決定

■評価軸

・売上、資産回転率、コスト、納期の長さ・遵守度、品質(顧客満足)
・戦略的評価軸
‐Agility(機動性):サプライチェーンを迅速に変化させる、構成する
‐Flexibility(可変性):短期的な需要の変化、供給の一時的な停滞に迅速に対応する
‐Adaptability(改善能力):SCの根幹的な構成・規則は変えずにその要素に改善、調整を加え、機能を向上させ、構造的な変化に対応する
‐Alignment(ベクトルあわせ):SCの構成員の目標、動機づけの方向を合わせる

■その他

・製販統合:需要を創出し重要と供給を合致させる
‐需要管理:チャネル管理、顧客管理、需要予測、注文情報管理
‐供給管理:供給者管理、生産管理、流通管理、運送管理

・整合性と絞り込み
‐Fit(整合性):顧客、勝因、プロセスの整合性
‐Focus(絞り込み):マーケットセグメント、商品、技術・プロセスの絞り込み

※絞り込んだ方が整合性がとりやすい
※絞り込むと対象となる市場規模が小さくなるので、規模の経済がなりたちにくくなる。

■事例(デル)

・事業の特徴
‐商品寿命短い
‐部品の納入期間長い
‐顧客への納入期間は短い
‐需要は不確実
‐死に在庫のコスト高
‐部品コスト急激に減
‐製品価格急激に減

・戦略:顧客の絞り込み:Laggards(採用遅滞者)を捨てる。
‐新しい商品を出して、旧タイプの商品の売上追及をやめた(もうからないから)
‐在庫保持コスト、価値損失、死に在庫コスト減少
‐1次的機会損失の増大
‐2次的機会損失はあまり増大しない(?)

■事例(フリトレー:ポテトチップスメーカー)

・ポテトが割れないように空気がたくさん入ったパッケージ
‐棚効率悪い
‐廃棄率高い
‐輸送費大

・ブリングルス:整形したポテトで筒状のパッケージ
‐棚効率良い
‐廃棄少ない
‐輸送費小

チップスターも世界を制する可能性があったってことやね。

2009年10月7日水曜日

目標の効果

Clip to Evernote
夏休みの宿題が残り3日位にならないと始められないように、人はおいつめられないと力を発揮できない生き物だと思います。

目標の効果の一つはそんな追い詰められた状況をつくる事。しかし

09年も早いものであと3か月。ラストスパートかける為に再度目標と現状の整理したいと思います。

■健康:体重62.5キロ→60キロ

一時60キロ達成したものの、最近暴飲暴食の為また62キロに。レコーディングダイエットを行い3か月で60キロにする。

■知識・教養:MBA取得、TOEIC730点

MBAは奮闘中。TOEICは予定どおり2回受験したものの最高得点は655点。SCMの授業をさぼらず英語力の向上に努める。

■心・精神:感情的に怒らない、コミュニケーション力をつける

コーチングでの学びを活かして感情的に怒らない事を実践中。定量目標として1回も怒らないを追加。定量化しないとラストスパートのかけようもないですね。

■プライベート・家族:家を買う、家訓を作る



■仕事:監査能力向上

協会の勉強会等やMBAで学んでいるが力ってついてるのかなぁ?忙しさにかまけて、よい監査をしようという気持ちが弱いと思う。残された監査テーマは1個+サポートが2個。メインの仕事でCS評価90点目指す。

■経済・カネ:小遣いの範囲内で生活する

これはひどい。今年はあきらめました。

まだまだ目標設定の段階で問題がありますね。来年の目標設定に活かしたいと思います。

2009年10月6日火曜日

予算管理は役にたつのか?

Clip to Evernote
予算には辛い思い、挫折感、憤り様々な経験をさせていただきました。ほとんど辛い思いでばかり。定年まであと何回月末が来るんだろう、なんて何回数えたかわかりません。

ただ目標の無い人生が楽しくないように、目標の無い会社というのもないんじゃないのかなぁと思います。

一度時間が出来たら下記の本等読んでみたいです。

■脱予算経営 ジェミレーホープ著

・予算管理は変化の激しい環境に柔軟に対応できない
・頻繁な予算修正は時間の無駄や管理不能に陥る
・予算管理の官僚的ヒエラルキー的な側面は、企業の価値連鎖を阻害する
・予算は財務的結果に集中し、そらにその達成手順を無視する
・多くの組織は依然として予算管理を統合・調整のメカニズムの中心として利用している
※行動的予算管理論 小菅正伸、Management Accounting Resaarch, Otleyなど

■利益計画のポイント

・3つの視点
‐利益:財務的業績
‐キャッシュ:資金管理(投資計画、在庫計画・・・)
‐ROE:株主へのリターン

・予測とシュミレーション:感度分析
・ゲーミング:売れる数字、確実に売れる数字、売りたい数字

■短期利益計画:CVP

・重要要素
‐経営者にとって操作可能な要素
‐利益は営業量と原価によって決まる
‐営業量に応じて変化するコスト(変動費:variable cost)と変化しないコスト(固定費:fixed cost)がある
‐営業量の変化によってコストがどう変化するかを検討する事が必要

・計算式

‐損益分岐点販売量=固定費÷(単価-変動費)=固定費÷貢献利益
‐損益分岐点売上高=固定費÷(1-変動比率)=固定費÷貢献利益率
‐所要利益を獲得する為に必要な販売量=(固定費+利益)÷貢献利益
‐所要利益を獲得する為に必要な売上高=(固定費+利益)÷貢献利益率
‐損益分岐点比率=損益分岐点の営業量÷現在の営業量×100

2009年10月5日月曜日

地鎮祭

Clip to Evernote
今年の目標のひとつ「家を買う」

着々というか、あれよあれよという間に進んで昨日地鎮祭を行いました。まだ完成していませんが、家訓も作ったし、今年のプライベート面の目標は完遂です。

当たり前ですが、はじめての地鎮祭。何をしてよいか分からず、失態だらけでした。施工会社の人から、二礼二拍手一礼位は覚えておいた方が良いですよとアドバイスを受けました。お恥ずかしい。

どんなキッチンにするか?
トイレ、風呂、洗面はどうする?
ドアは?
床は?
外壁は?
コンセントの位置は?

など今月中に決めないといけない事が多く本当に大変です。ちなみに昨日は便器を選びました。近づくとふたが自動で開くタイプにするかどうかで頭を悩ませました。

よりによって今月にという感じですが、土曜MBA、日曜家関係と忙しい日々を送っております。ブログの更新もそのためさぼりがちに。

完成したらぜひ遊びに来てください。男の手料理振舞います。(遠いですが)

2009年10月3日土曜日

マネジメントコントロール

Clip to Evernote
MBAで学ぶ目的の一つに現在の仕事である監査の為に役立てる事というのがありました。

今まで習ってきた科目は有意義で面白かったけど、監査に役立てるという意味では???もちろん監査に役立てる以外の事の方が重要なので、全然よいのですが。

この授業は予算管理、原価計算など業務監査で役立ちそうな内容が盛りだくさんです。色々忙しく疲れ気味ですが、ふんどし締め直していきたいと思います。

■マネジメントコントロール

・戦略立案:ゴール、戦略、ポリシー
・マネジメントコントロール:戦略の実現
・業務管理:個人の業務のパフォーマンスを管理

・戦略実現のフレームワーク:戦略→マネジメントコントロール、組織構造、文化、人的資源管理→パフォーマンス

・ROM(Return on Management)経営者の時間は有限。効率的に

■組織の目的を具体的に表現する

・現状をある方向に変える
× 迅速化する、効率化する、向上する、強化する、改善する
○ 何を、どれだけ、いつまでに変えるのか。変化の方向と内容や量を具体的に表現する
・目標達成時の状態を表現する
× 定着化する、健全化する、共有化する、円滑化する、浸透する、整備する、確率する、徹底する
○ 何がどういう状態になっていたら望ましいのかを具体的な状態を表現する

・何らかの行動を伴う
× 支援する、実施する、管理する、企画する、策定する、まとめる、把握する、連携する、検討する
○ 何を、どれだけ、いつ行うのか、アウトプットの量(活動の量、頻度、成果物の量、詳しさ)を具体的に表現する

・スローガン的な表現はつかわない
× 図る、推進する、努める、めざす

・非財務指標を定量化する事が重要

■会計責任範囲と管理範囲

・管理範囲(Span of Controll):誰に報告するか、誰から報告受けるか?
・会計責任範囲(Span of Accountability):何について責任を負うのか?
・組織構造、管理範囲、会計責任範囲を決めると関心範囲が決まる。
例)利益責任をマーケティング担当に持たせると関心範囲が広がる。(どうやって価値を落とさず原価をさげれるか?など

No measurement,No controll。測定できないものは管理できない。かなり好きな考え方です。

2009年10月1日木曜日

マーケティング基礎

Clip to Evernote
ゼミ2回目という事で、マーケティングの講義。

マーケティングなんて簡単なもんなんだよという持論の教授。3時間の講義終了後もうマーケティングは全て理解していると思って大丈夫とのお墨付きを頂きました。あとは今回学んだ視点でどう先端の事例を見るか、どう未来をつくっていくかが大切ってことなんでしょうね。

1個の△。1人の顧客と2人の売り手がいるとマーケティングが必要になる。けど世の中は68億人の顧客とたくさんの売り手がいる。一体何角形になるのかわからないけどきっと、△で考える時よりはちょっとくらい複雑になるんだろう。その複雑さをちょっとでも簡単にする為にSTPがあるって事やね。んーおもろい。

とりあえず、ちょっとでもマーケティング視点でもの事を見れるようにしていきたいと思います。

■マーケティングの原点

1.マーケティングは△で考える。

1人の顧客に対して2人の売り手。自分の商品を買ってもらう為の工夫がマーケティング

2.マーケティングにかかるお金は投資

投資:余分に払ったら余分に返ってくるもの
費用:いくらお金を出しても見返りはかわらないもの

自社にとって価値を生むことは投資、生まない事は費用

例)ユニクロとシマムラの物流機能の違い。

3.需要を創造し、拡大再生産するのが仕事。

満足→再購入→関連購入→推奨購入のループをまわす。顧客満足がループをまわすエンジン。

4.顧客の期待にこたえるのではなく、期待を超え続けることが必要。

顧客の期待にこたえるだけでは、顧客満足度は普通。顧客の期待を超えて顧客満足を得られる。
例)大学病院と町医者、トヨタとGM

■マーケティングで大切なこと

5.大切なことは方向性

下手でも正しい事。顧客にとって価値を生むこと、自分にとって利益を生める事を行う。
例)携帯電話。小型化への逆行

6.もやしっ子でも勝てる土俵を探す

・ポジショニング:勝てる土俵を探す事。業界間のばらつき>業界内のばらつき
‐経済的参入障壁、戦略的移動障壁
※資源ベース論(RBV):厳しい市場でなんとか頑張る事で何か能力を得られる。

・市場地位別マーケティング
‐リーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャー
‐正攻法、差別化、模倣、焦点化

7.事業の定義

マーケティング近視眼。顧客の立場にたって自分たちが何を提供しているのかを考える。

■マーケティングの打ち手

8-1.市場細分化:セグメンテーション。同じ刺激に対して違う反応をするものをグループ化する。

‐市場細分化のポイント

①ある同質なユーザーが存在
②規模が十分大きい
③特定メディアや経路で接近可能
④測定可能性(規模、顧客特性、マーケティング活動のインパクト)

8-2.差別化:同じターゲットを狙っている競合に対してどう差をつけるか

・製品

・9.ブランド:お客にとってどう見えるか?多くの人がそう思っている事が大切

・10.仕組み:差別化は製品だけで行うのでは無い
例)コカコーラの自動販売機。デルの直販システム

11.4Pから4Cへ

・Product(製品)⇒Customer Solution
・Price(価格)⇒Customer Cost
・Place(販路)⇒Convenience
・Promotion(販売促進)⇒Communication

■マーケティングの教え

12.売り手思考への落とし穴

13.イノベーターのジレンマ:その道のプロだからこそ新しい商品を出せない事もある(ヘルシア緑茶)

14.顧客の声の受け取り方:傲慢と考えるか、経営革新の機会とみるか

2009年9月30日水曜日

成功とは成功するまで続けること

Clip to Evernote
松下幸之助
--------------------------
自分の最大の欠点は継続力がない事。

僕がMBAに行くと聞いた中学からの友人はまず最初に一言。「何か月であきらめるかな?」

付き合いが長いだけあって良くわかってるなぁと思いました。中小企業診断士も逃げたしね。

「成功するまでし続ける」気持ちを持つことはもちろん、「成功するまでし続ける」事ができるシンプルな行動まで落としこまないといけないですね。組織の場合は特に。

まとめて本まとめ

Clip to Evernote
今年の59冊目~62冊目。

本まとめが追い付かずまとめてまとめます。なんか忘れてる本ありそうやなぁ。

本は10冊同時に読め!

中々きつい表現が多かったですが、書いている事はまぁ納得。いろんな本を同時に読むことで一つの物事をいろんな側面から考える事ができるというのはすごく共感できました。

読書メモをとるひまがあったら読書しなさい。と書いてあったので今回はまとめ省略する事にしました。

この「社則」、効果あり。

おもしろい社則を採用している会社を集めた本。情報収集。

先着順採用、会議自由参加で世界一の小企業をつくった

情報収集。

グローバル・マーケティング入門

これは本当はまとめないといけない本なので、改めてまとめます。読んだ事を忘れない防備録。







2009年9月29日火曜日

コーチング最後の授業

Clip to Evernote
今年の目標の一つである「感情的に怒らない」。

目標だけはたてたものの定量化しておらず、何もしないまま9か月が過ぎさっていました。しかし、この講義を受けてこの目標に対して少し光明が見えてきた気がします。

実は外では非常に温厚(?)な僕ですが、お恥ずかしい話、家庭では非常にわがままで些細な事で嫁や子供にキレてしまいます。

例えば、家に帰ると嫁がビール冷やすのついうっかり忘れいて、1本もビールが冷えていない時ってたまにありますよね。

僕は家に帰ってビールが冷えていないと100%怒りのスイッチがオンになってしまうんです。夫婦喧嘩の原因ランキング第一位は間違いなくビールが冷えていなかった事。それくらいのピンポイントのスイッチです。

「ビール冷やす事位もできへんのか!!」的なひどい罵声を浴びせる事も。ホント最低な旦那です。ビールが無いなら別のお酒飲めば良いのにね。

そして先日、家に帰り冷蔵庫をあけると、な・な・なんとビールが冷えていない。煮えたぎるはらわた。つい口から出そうになる罵声。

しかしふと思いだす。ついに来た、これはコーチングを学んだ僕に課せられた大きな壁。コーチングの神様が僕に与えた卒業試験。雰囲気ジャッジメントデイ。

「コラーッ!」という言葉をぐっと飲みこみ。発した言葉は「ビール冷えてへんよ。」

いつものパターンを予測してか顔をこわばらせる嫁。僕の口から出る次の罵声に備える。そんな雰囲気が漂う。

そして僕が発した次の一言。「ビール飲みたいから、コンビニ行って買ってくるわ」怒られた事を予測していた嫁は拍子ぬけしたのか安堵の表情で「ごめんね」と言い財布を差し出す。財布を完璧に握られているつじ家。こんなに気持ちよく財布を差し出されたの初めてです。

いつもは第三のビールしか飲んで無いのに、どさくさにまぎれてプレミアムモルツを購入。おいしい晩酌を楽しみました。いやー最高。

という事で、ほんと小さい事ですが自分なりに成長を実感しました。こりゃコーチングの神様の卒業試験「優」間違いなしっすね。

■アクノレッジメント:承認

・コーチングとは人をA地点(現状)からB地点(ゴール)へと導くこと。アクノレッジメントを効果的に行う事が大事
・アクノレッジメントの意味。その人がそこにいる事に気がついている。それを相手に伝える事。
・子供のかくれんぼ。隠れきるのでは無く見つけてほしい。大人も同じ。存在を認知されたい。

・アクノレッジメント(承認)は3種類ある
‐存在承認:上記定義に基づく承認。存在にきずき伝える事。
‐成果承認:褒める
‐成長承認:目標に対する達成度を伝える

・仕事における存在承認の仕方:あいさつ、ホウレンソウ、変化に気づく、仕事をまかせる、名前で呼ぶ、覚えている、知っている、アイコンタクト
・「大事なのはしゃべる事では無く観察すること。口を使うのでは無く、目をつかう」バレンタイン監督
・アクノレッジメントが上手な人。小さなサプライズがうまい人
・存在承認が不足すると、攻撃的になるかひきこもる

■コーチングポイント

・コーチングプロセス:現状な課題→理想の状態→ギャップを埋める
・関心を持って聞く
・オープンクエスチョンを多用する
・アクノレッジメントする
・チャンクダウン。塊をほぐす
例)楽しかった。→どんなところが楽しかった?
・実際のコミュニケーションはスライドアウト(横滑り)が多い
・フィードバックは軌道修正のため。
・自分のストレスが高い時にできるかどうかがポイント

■コーチングとリーダーシップ

・コーチングだけで仕事はできない
・上司と部下のコミュニケーションはコーチングが全てでは無く、単なる武器の一つ

2009年9月28日月曜日

エッセンシャル管理会計

Clip to Evernote
今年の58冊目。ダブルカウントがあり、2冊減っております。

今回始まった管理会計についての授業。管理会計について全く知識がなかったので授業が始まる前に基礎知識をつけるため一応読んでみました。

読んでみると普段会社で行われている当り前の事ばかり。おそらく社会人経験の無い学生向けに書かれた本という事もあるのでしょうが。もちろん業務に直接関係ない原価計算等全く知らない事もありましたが。

管理会計について学んだ事ないけど、管理会計って会社のいたるところにあふれていますもんね。

と仕事と密接な関係のある管理会計。授業とても楽しみです。

2009年9月27日日曜日

ザ経営戦略

Clip to Evernote
超有名教授による経営戦略の講義。

休講になった1コマを有効に使おうと、クラスの有志が直接お願いしてくれて実現しました。久々にのんびりしようと思っていた僕と、みんなの為に講義を開こうと動いてくれたクラスメイト。この差は埋めがたいほど大きいなぁ。

あっという間の1時間半。脱線に次ぐ脱線。企業の話より戦争の話の方が多かった気がしますが。

「わからない時に意思決定するのが戦略」これが最大のポイントだと思いました。

話を聞いていて思ったのはわからない時に意思決定する為に理論を学ぶ事はもちろん大切。しかしもっと大切なのはわからない時に意思決定するという非常に不安な事を決める覚悟を持てるかどうかじゃないかなぁと思いました。

それを歴史から学べって事なのかなぁ・・・などと色々考えさせる深いお話でした。

■経営戦略とは?

・マネジメントと経営の違い。経営は構想を練る。マネジメントは人を意のままに動かすという事。
・経営戦略とは?企業の能力と環境のチャンスとのマッチング。能力をつくるには準備が必要。チャンスを見つけるには良い眼が必要
・「正しい/間違っている」と「上手/下手」のマトリックス。一般的には間違った事を上手にするのが最悪といわれるが、どの組み合わせでも悪くなる可能性があると答えるのがMBA流。
・戦略の間違いは後でわかる
・Strategy is easy, operations are difficult それができる人をつくるのにどれだか時間がかかるか、どこまでアウトソーシングできるか?
・論理的に正しい戦略の選択が良い結果をもたらすとは限らない
・利益は出ないがここで必死にやらないと会社が弱くなるという事もある

■日露戦争と太平洋戦争から学ぶ戦略論

・日露戦争は戦略があった、太平洋戦争は戦略がなかった。
・日露戦争の戦略は勝ったふりをして講和に持ち込むこと。
・西郷従道の設備購入。国会で腹を切るという覚悟
・秋山真之の選択と集中。
・東郷平八郎。ツキがあるけどバカ。しかし自覚のあるバカだから、大事なことは相談する。
・パールハーバー。間違った事を上手にした例。戦艦ではなく航空母艦をたたくべきだった
・戦艦大和。品質がよすぎて使えない
・ミッドウェー海戦。航空母艦4隻、全艦載機喪失、パイロット不足に

■顧客価値

・孫子曰く「敵を知り己をしれば百戦あやうからず」。経営戦略はもっと難しい。自分と敵以外に顧客がいるから。
・価値は顧客を想定しないと考えられない。
・ミスタードーナツの価値。男性の目を気にせずに甘い物をたくさん食べれる事。→男性が入ってこないような店づくり

■戦略的選択

・戦略的選択の難しさ
‐情報も知識もない時に選ばなければならない
‐間違う可能性が極めて高い
‐リーダーは確信を誇示せねばならない

・部分的無知の下での選択
・根拠を説明できるようになってからでの選択では遅すぎる、しかし確信は必要
・このような選択で革新を持つには
‐ひたすら考える、反対に反論する弁証法 
‐足腰を鍛える
‐戦略実行の柔軟性
‐未来は予測できないが創ることはできる
‐知性と教養

・反対者は非常に重要、反論に備えて考える、逆境でやる気が起きる

■戦略

・戦略の機能
‐現場の人々に判断基準を与える
‐能力形成の方向を示す
‐解決すべき問題を示す
‐現場のベクトルを合わせる

・良い戦略の条件
‐良い戦略は単純である:優先順位が明確、選択が行われている
‐良い戦略には驚きがある「まさか」:新しい気づき、無理
‐良い戦力には納得性がある「なるほど」:人を動かす、確信が持てる

2009年9月26日土曜日

褒められて伸びるタイプなんですよねぇ・・・僕って

Clip to Evernote
今週はブログの更新もままならない、という最低な状態ですが色々いい事ありました。

シルバーウィークで実家に帰った時、ブログを見て良かったと言ってくれた父。ブログの文章を印刷して親族一同の前で朗読された時は閉口してしまいましたが・・・

本日のコーチングの授業で更新がないとさびしいと言ってくれたクラスメイト。コーチングの親子の会話、良かったですよとも言ってくれました。ほんまうれしかったです。

このブログもいろいろな人に見てもらい、またほんの、ほんの少しは良い影響を誰かに与えれられてるのかなぁなんてうれしく思います。

「他人に良い影響を与えたい。」僕は人生においてそういう目標も持っています。定量化もしづらいし、普段仕事や勉強に追われて忘れがちになりそうな目標ですが、魅力的な人になる事って一番大事だと思います。

少しでも目標の自分に近づけれるように、がんばっていきたいと思います。

しかし最近がんばろう!という発言が多いなぁ・・・

2009年9月25日金曜日

コーチング

Clip to Evernote
試験前に部屋の模様替えをしたくなる事ってなかったですか?そんな気分の5連休でした。

相当遅れてますが、先週の復習を今日から開始します。コーチング、ゼミ、先生の経営戦略、管理会計とよりによって盛りだくさんです。

さてコーチング。今回から鈴木さんの講義でした。とてもたのしかったです。って小学生の作文かいな。

■ポイント

・人間が1分にしゃべれるのは150語それに対して理解できるのは600語。話を聞いていると脳に余裕が生まれて脳が散歩にでかけてしまう。
・受動態で話を聞くのは辛い。能動的に聞くと面白い
・大事なのは興味、関心を持つこと→わかった気にならない
・ほめる=前進への促し。叱る=挽回への励まし。怒るは感情的
・怒る時は怒るスイッチが入り、怒るプログラムが働く。自分が何に反応するかを知っておく。
・コミュニケーションコストを考える。今少し時間をかける事が長期的にみたらコミュニケーションコストの削減になる事もある
・反応では無く対応する。感情ではなく思考で動く
・人は+の追及と-の回避で動く
・人を前にしたあなたについての質問をする。


■質問について

・オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン。オープンクエスチョンは引き出す。クローズドクエスチョンは確認する。

・オープンクエスチョンは限定クエスチョンと拡大クエスチョンがある
‐限定クエスチョン:いつ?どこ?だれ?
‐拡大クエスチョン:なに?なぜ?どのように?

・なぜは否定的に聞こえるので注意が必要。回避のポイントは下記の通り
‐興味を持ったように聞く
‐なぜ?ではなくなに?に置き換える。客観的に見れる
‐2人称ではなく3人称で聞く

・ありがちな会議。やったのか?なんでやってないんだ?の繰り返し
・拡大質問は負荷を与える。答えやすい質問から始める
・クローズクエスチョン→限定クエスチョン→拡大クエスチョンがセオリー
・素材を集めてから考えさせる
・どう質問するか?どういう順番で質問するかで引き出せるものが違う
・コミュニケーションで大事なのはセットアップ。このコミュニケーションでどういう風にしたいかを伝える。会議は特に重要

2009年9月24日木曜日

リズム

Clip to Evernote
連休って仕事がないのでいろんな事できそうだけど、普段のリズムが崩れて全く何もできない事もありますよね。

色々と最悪な5連休でした。意志弱し。

しかし最高の5連休でもありました。楽しかった~。

復習も未着手。明日からリカバリープランがんばります。

2009年9月22日火曜日

この世に生き残る生物は、最も強いものではなく、最も知性の高いものでもなく、 最も変化に対応できるものである

Clip to Evernote
ダーウィン「進化論」
----------------------------------
本当はダーウィンじゃないという説もあるようなのですが、まぁそんな事はさておき。

どうやったら企業は生き残れるのか?なんて事を色々考えている時、行き詰ってビールを飲んで、へべれけに酔っぱらって、現実逃避でみていたYoutube。珍獣ハンターイモトがガラパゴス諸島に行った行ってQを発見してついつい見てしまいました。

そんなの見てる場合?という説もありますが、日本のガラパゴス化について考えようと思いまして。

恥ずかしながらガラパゴスって南アフリカの東にある島だと思っていました。あれってマダガスカルだったんですね。ばれなくて本当に良かった・・・

2009年9月20日日曜日

読書について

Clip to Evernote
読書の秋ですね。

最近本読むの早いですねーなんて言われること非常に多いので、今回は読書について書きたいと思います。そんなことしている暇あるのか?という説もあるのですが。

他の人の本の読み方しらないので何とも言えませんが、おそらくちゃんと読んでません。ぼーっと考え事していて2、3ページ意識が無くても決して振り返ったりしません。読んでる人がぼーっとなるようなページはどうせロクな事書かれていないと割り切ります。おもしろくなさそうだなぁと思ったら章ごと飛ばすなんて事も。

読む時間にもそんなにはかけていません。通勤、通学の電車の中と朝、会社について仕事がはじまるまで、会社の昼休みくらいなので1日1~2時間位です。そう考えると職場の人とのコミュニケーションはまったくしてませんね。自宅で本を読むのはなんか苦痛です。トイレや風呂場以外では。一番はかどるのは間違いなく電車の中です。

以下、僕なりにやり方まとめてみました。こうやって整理してみると、最近は難しい本を結構読んだので読書スキルが向上してる気がします。

■読み進め方

・帯や前書き、後書き、目次などを先に読んでおき何がポイントか理解しておく。

ポイントが把握されることで読まないといけないところが明確化し、緩急つけれるようになります。ポイントに対するレセプターが開き、情報を受け入れる状態をつくっておく事が重要だという事でしょうか。

また章末にまとめがある本も多いので、難しい本だとそこを先に読んでから章を読みだすなんていうのも良いですね。

・本の体系を理解する

これは最近覚えた技です。簡単なビジネス本とかなら必要ないのですが、分厚い難しい本を読んでるとこの章が何の為に書かれているのか忘れてしまい理解できなくなること、迷子になってしまう事ってかなり多いです。

まえがき等に、「1章は○○について、2章は××について・・・書きました。」なんて書かれている事、結構多いので章の変わり目にそこを読みなおすと迷子にならなくなります。表紙の裏にツリー図等で章立てを構造化しておくとより良いです。

・蛍光ペンでポイントはマーカーしながら読む。思いついたこと、考えた事を書き込みながら読む

できたら蛍光ペンとボールペン両方用意して読む。けど電車で2本用意するのは面倒な場合なんかは濃い色のマーカーだったら一応字を書いても読めるのでお勧めです。ポストイットも面倒なので端を折る方が楽だと思います。

・この本は難しすぎる!と思ったら同じ作者が書いた、または同じような内容で簡単な本をまず1冊読む

これも最近習得。全く知識がない分野の本って言うのはどうしても読むスピードが落ちます。いきなり難解な本に挑むのではなく基礎知識を入れておくと少しは楽になります。

・本に書かれている事を試す

自己啓発本なんかで良く「〇○してください」なんてありますよね。そういう時は時間もったいないとかめんどくさいなんて思わずに実際試してみる。試さないと本に使った時間が全部もったいなくなる事も。僕の場合も本で書かれている事をいろいろと試し続けて今の自分がある。本当にそう思います。

・マーカー引いたところ書き込んだ事を読み返しポイントをまとめる

これが最大のポイントだと思います。

読み進め方なんて人それぞれなのでどうでも良いですが、本読んでも絶対に内容忘れてしまいます。「ノルウェーの森」なんておそらく5回くらいは読んだけど、ストーリー全く覚えていません。

昨日の大先生の講義で、「読書ノートを読み返すと・・・」という発言がありました。読書の達人の大学の先生もやはり読書後はアウトプットしている。妙にうれしい気持になりました。

当たり前ですが、小説はそんなこと考えずに読んでます。

■読書についての本で読んだ本

本について書かれた本も結構読みましたが、印象に残っているのは以下の本です。

レバレッジ・リーディング

この本は読書に書かれた本のなかでは秀逸だと思います(覚えてないけど)。特に最後をまとめる。ことばをおごる(内容を人に伝える)など、このブログで本をまとめだそうと思ったきっかけのような本ですね。

しかし本棚探しても見つからない。どこいったんだろう。

あなたもいままでの10倍速く本が読める

フォトリーディングについて書かれた本。(フォトリーディングについてはこちら)なんどかこのやり方で試みましたが、すぐにやめてしまいました。ただ、ポイントを理解してから読みだすなど結構参考になった点もありました。

本は10冊同時に読め!

この本はまだ読んでいないのですが、前から気になっていたので今買いました。

あとまずは1分野30冊読めという本もあって、なるほどと思ったのですが誰が書いた本か忘れた・・・

■ブックオフ100円作戦

余談です。

最近は本を指定される事が多いのでやってませんが、以前はブックオフで100円になっている本の中から興味ありそうな本を片っ端から買う、という財布に優しくエコな作戦をよくしていました。

100円になってる本って「全く売れない本」と、「いっぱいでまわっているいわゆる古めのベストセラー本」の2種類があるので意外と名著があったりします。稲盛さんの実学、ヤマトの小倉さんの経営学等感動した本ベスト10に入るような名著も100円で買いました。

100円だからつまらなくてもすぐやめれるし、書き込んでも、風呂場で読んでくちゃくちゃになっても悔しくないのでお勧めです。

それではせっかくの連休なので読書にいそしみましょう。(ウソ)



2009年9月19日土曜日

コークの味は国ごとに違うべきか

Clip to Evernote
今年の59冊目。

6月に面白そうだと思って買ったものの、タイトルとは違い内容は結構難しく途中で頓挫。先生より勧められて再度読みすすめ、やっと読み終わりました。

「フラット化する世界」と言われるが、世界はまだまだフラットになっていない。タイトルにもあるようにコーラも住む人の趣向に合わせて国によって味が違うし、冷蔵庫もドイツでは肉を入れるスペースが大きいものが好まれ、インドでは匂いの混ざらない機能のものが好まれる。世界はフラットでは無く違いだらけだ。という内容です。

なんとなく書いてある内容はわかりましたが、もう少し読み込みが必要です。

大学時代「教科書を20回読みなさい」と言われている先生がいました。さらっと読むだけなら1回で良いんでしょうが、知識をしっかりと身につける為には繰り返し学ぶ必要がありますね。

とても大切な本になるかもしれませんので、今後詳しくまとめていこうと今は思っています。

ちなみにフラット化する世界も併せて買いましたがこれも全く進んでおりません。これはしばらく読み機会なさそうやなぁ。

■世界はフラット化していない

・グローバル化は進んで、国ごとの差異はなくなってきているが、今だに大きな差異が残っている。セミグローバリゼーションな状態。
・世界を単一な市場としてみるわけでなく、国ごとの差異に注目して国際的な事業展開を行い利益をあげる為の本。

■世界で成功するための5つのステップ

1.業績の評価

・グローバル化がうまくいっているかどうかを評価する
・地理的な側面で業績を分解する事が必要
・国際的な売上高や成長率や会計上の利益ではなく、価値を重視した視点をとる事が大事
・グローバリゼーション・スコアカードの活用

2.業界、競争力の分析

・クロスボーダーでの業界と競争力の分析に関する九つの質問

①上位3社から5社の売上高が占める割合:上昇しているか?
②業界首位の企業や、業界内の順位、シェアの変動:明確な業界トップ企業はあるか?激しく入れ替わっているか?
③世界総生産に対する国際貿易の割合、総固定資本形成に対する海外直接投資の割合、国際間の合弁や戦略的提携の割合:国際統合の標準的な尺度がどうなってるか?
④クロスボーダーでの標準化:進んでいるか?
⑤実質価格の下落:生産性向上のノルマにどんな影響ある?
⑥業界の収益、経済的価値:国ごとに収益性がどれだけ異なるか?
⑦収益性の規模の関係
⑧納入業者、競合他社、協力企業、買い手の間における経済的利益の分配:お金はどこへ流れているか
⑨広告・マーケティング、研究開発、労働:どれが業界では大きいか?

3.差異の分析:CAGEな隔たりの枠組み

・セミグローバリゼーションは国ごとの差異に注目する
・国ごとの差異の度合いを分析するのがCAGEの枠組み
・差異を測るのが隔たりという尺度
・C:Cultural(文化的)言語、民族、宗教、価値観、など
・A:Administrative(制度的)法律、政策、政治、など
・G:Geographic(地理的)距離、国境が接しているか、時差、気候、交通・通信のインフラなど
・E:Economic(経済的)貧富の差、所得、天然資源、資本、インフラ、情報など

4.戦略オプションの策定:AAA戦略

・差異をどのように扱うか→AAA戦略
・Adaptation(適応):現地市場へ対応する。多様化
・Aggregation(集約):規模の経済を活かす。標準化
・Arbitrage(最低):差異を活用する。安い労働力の活用など。絶対的経済性

5.価値の評価:ADDING価値スコアカード

・Adding(付加)価値スコアカードで戦略オプションを評価する。
・グローバリゼーションは価値に着目して評価するのが重要
・ADDING価値スコアカードの6つの構成要素の観点から分析するのが有効
・A:Adding Volume(販売数量/伸び率の向上)
・D:Decreasing Cost(コストの削減)
・D:Differentiating(差別化、支払意志額の向上)
・I:Improving Industry Attractiveness(業界の魅力の向上)
・N:Normalizing Risk(リスクの標準化)
・G:Generating Knowledge(知識(およびその他の経営資源)の創造と応用

2009年9月18日金曜日

モチベーションカンパニー

Clip to Evernote
今年の58冊目

以前読んだモチベーションマネジメントと同じリンクアンドモチベーション社長小笹さんの本。

モチベーションマネジメントでは部下と上司の間のモチベーションをどうあげるかという内容だったが、この本は会社全体のモチベーションをどうあげるかといった内容でした。おもしろかった。

久しぶりに借りた本で読んだので、マーカーできないので非常にまとめるのに時間がかかってしまいました。

けどマーカー塗ってると見直した時にそこしか読まないから、実際どっちが良いかは比較難しいですね。効率をとるか理解の深堀をとるか・・・

今は間違いなく効率やなぁ。


■モチベーションクライシス

・組織目的の達成と個人欲求の充足をどう結びつけるか?
・モチベーションのメカニズム:目標(報酬)の魅力×達成(獲得)可能性
・「金」や「ポスト」など報酬の原資が減少し、報酬の魅力を出せていない事が課題

・価値観の変化により「金」と「ポスト」→「人生における目的や意味」「精神的な豊かさ」
・「組織の目標達成」と「個人の欲求充足」をつなぐ新しい報酬の自家発電方式「コミュニケーション報酬」が必要に

■モチベーションファクター

・Bird's View:会社と仕事に対するWANT

①会社基盤:将来の安心を担保したい
②理念戦略:理念に共感したい
③事業内容:事業に意義を求める
④仕事内容:仕事にやりがいや意味を持ちたい
⑤組織風土:自分の思考と風土を一致させたい
⑥人的魅力:魅力ある人と一緒に働きたい
⑦施設環境:仕事しやすい環境が欲しい
⑧制度待遇:納得感のある評価、待遇を求める

・Insect's View

‐マネジメント:直属の上司に対するWANT
⑨情報提供機能:社内外の情報をわかりやすく伝えてほしい
⑩情報収集機能:自分や自分の仕事に関心を持ってほしい
⑪対象選別機能:基準を明示し、公平に評価してほしい
⑫動機形成機能:動機付けに心を配ってほしい

‐ワークステージ:職場に対するWANT
⑬顧客指向性:顧客の声を重視したい
⑭目標達成:目標をもちそれに向かって頑張りたい
⑮意欲相乗:メンバー間で相互理解し、仕事の連携をよくしたい
⑯業務効率:効率性を重視して仕事を進めたい

■4EYES

・モチベーションファクターを「重視しているか」「満足しているか」でわける。
‐重要度高×満足度高 Inter Link→強み、会社への求心力
‐重要度高×満足度低 Ice Block→弱み、病巣
‐重要度低×満足度高 Idle Line
‐重要度低×満足度低 Ink Blot

■モチベーションポートフォリオ

・思考行動特性:どんな判断基準に基づき行動するか
‐ドライブ欲求、ボランティア欲求、アナライズ欲求、クリエイト欲求

・職務指向特性:どんなタイプの仕事を指向するのか
‐ゼネラリスト指向、スペシャリスト指向、ハンター指向、ファーマー指向

■企業組織の4つのモード

・企業は規模や業種に関わらず、モードによりある程度同じようなモチベーション症例に悩まされる

①試行モード:新しい事業を軌道に乗せるため試行錯誤を繰り替えす
‐事業課題:新規顧客の獲得とビジネスモデルの確立
‐モチベーション症例

②拡大モード:ニーズの急増に対応するため一気に事業規模を拡大
‐事業課題:顧客基盤の拡充と商品サービスの標準化
‐モチベーション症例:業務過多疲弊症、業務プロセス属人症、マネジメント不全症、経営トップ依存症、判断基準喪失症

③多角モード:新市場への進出や新商品の提供を行い派生事業で多角化
‐事業課題:旧事業の差別化と派生事業への進出
‐モチベーション症例:組織ルール硬直症、既存事業疲弊症、全社視点欠乏症、マネジメント画一症、アイデンティティ喪失症

④再生モード:市場の成熟を受けて旧事業のリフォームを行う
‐事業課題:顧客の取捨選択とビジネスモデル再構築
‐モチベーション症例:既決感蔓延症、セクショナリズム横行症、顧客視点欠乏症、組織ルール形骸症、コミュニケーション閉塞症

■4つのマネジメント施作

①サービス変革:外部環境の変化から商品やサービスの内容や提供の仕方についてほウコン転換が必要

②ルール変革:各モードに適した組織の在り方を実現する為のルールの切り替えが必要

③コミュニケーション変革:制度だけでなく、トップと現場、職場どおしのコミュニケーションのあり方が重要

④ヒューマンリソース変革:各モードで異なる人的資源のスキル、モチベーション特性のバランスへの対応

・試行→拡大:定式化のマネジメント
‐サービス変革:商品やサービスの標準化
‐ルール変革:複雑性の縮減
‐コミュニケーション変革:トップと組織内のコミュニケーションを担う管理者の強化
‐ヒューマンリソース変革:管理者の強化、新規入社者の早期戦力化

・拡大→多角:多様性を束ねるマネジメント
‐サービス変革:旧事象とのシナジーによる新事業、旧事業の高収益化
‐ルール変革:多角に対応した分化
‐コミュニケーション変革:アイデンティティの構築
‐ヒューマンリソース変革:機能の調達

・多角→再生:破壊と創造のマネジメント
‐サービス変革:顧客にとっての機能(ベネフィット)に沿った選択と集中
‐ルール変革:顧客志向の醸成、権限の逆転、再配分
‐コミュニケーション変革:情報流の逆転。現場から
‐ヒューマンリソース変革:管理者の意識変革。顧客志向、目的志向、積極姿勢、全体最適指向

2009年9月17日木曜日

キリン・トヨタ

Clip to Evernote
ついついコーチングの話ばかりになりがちですが、こちらも大事です。いっぱい有価証券報告書読んで、いろんな企業の戦略を沢山見て、自分の考えをアウトプットして、少しずつでも経営戦略に対する力をつけていく。

量をこなすって非常に大切だと思います。漢字の書き取りや100マス計算みたいにね。

■授業の目的

・目的はIRの資料から会社が何をやろうとしているかを読み取れるようになること。そして今後自分が戦略立案する時に役立てる。
・レポートは具体的に、定量化する。
例)リストラする。どれくらいリストラする?企業価値がどうなる?それによっておこる問題をどう解決する?

■キリンのケース

・グローバル化。アジア進出と明確化。
・国の違う会社との統合をどううまく行うかが今後の課題
・内部の強みを複数の事業で活用する組織運営、ホールディングス化
・医薬事業とビール事業のイメージ。→酒は百薬の長でしょ!
・かなりイケテル。

■トヨタのケース

・世界一をとるという目標の達成のために設備投資を行いつづけ、生産余剰が起こった。
・EVAの落ち込み。ヨミ間違いか?戦略の過ちか?→違いがいまいちわからん・・・
・FCFマイナス。いつ回収するか?トヨタにとって短期的なFCFのマイナスはどっちでも良い
・FCFのマイナスは金融事業の債権増。
・トヨタはグローバル企業では無い?
・新興国進出が大きな課題。国別のポートフォリオで見た場合、魅力が少ない。

なんか特に何も得てないなぁ。もう少し考えよう。

■従業員価値について

以前書いたとおりもやもやしていましたが、再度質問が出てきてなんとなく自分なりに納得できました。

Q.従業員価値って何?従業員に対する価値ってこと?企業活動において従業員が生み出す価値って事?

・従業員の持っている価値(従業員数×スキル)
・従業員に対する価値(従業員数×給料)
・企業は「従業員の持っている価値」に対する対価としてお金を支払う。だから「従業員の持っている価値」と「従業員に対する価値」は一致する。
・リストラは従業員数が減るので従業員価値は棄損する。

合ってる?

2009年9月16日水曜日

コーチングが人を活かす

Clip to Evernote
今年の57冊目。

夜も遅く早く寝ないといけないのに、おもちゃで遊びたがる弟と、おもちゃを貸してあげないお姉ちゃん。

いつもなら「わがまま言わんと早くはよ寝ろ!」とどなって二人とも大泣きというパターンでしたが、今日はちょっと工夫して聞いてみました。

父「自分が貸してもらえなかったらどういう気持ちになる?」
姉「悲しい気持になる」
父「そうやな、じゃあどうされたら悲しくならない?」
姉「貸してもらえたら」
父「それならどうしてあげる?」
姉「貸してあげる」

とまぁ驚くべき美しい流れに。二人交代で2、3回遊んで気持ちよくベットに向かいました。すごいよコーチング。

ちょっとずつ引出しを増やしてちょっとずつ使えるように練習していくしかないですね。という事でこの本はそんな引き出しを増やすのに最適な本かもしれません。

コーチングの技法が50個。一日一個ずつ「今日はこれを意識して使ってみよう」。それを何回も何回も繰り返えしていこうと思います。

■コーチングとは?

・若い部下は命令をしても自分が納得しなければ動かない、かといって自分から行動を起こすでもない。
・コーチングは相手の自発的な行動を促進させるコミュニケーションの技術。どうすれば相手の施行を「しなければいけない」から「したい」に変えれるか。
・下の人に「やらせる」技術では無く「やってみたいと思わせる」技術を上の人がもっている。

■相手の中から答えを引き出す

1.引き出す:質問し、受け取った事を伝え、促し、相手のシャッターを上げる
2.かたまりをほぐす:相手の話を、質問によって自分の中で「絵」になるまで具体化していく
3.答えられる質問:大きい質問をする前に、まず小さくて必ず答えられる質問からはじめる
4.「なぜ」と「なに」:「なぜ」では無く「なに」が相手を警戒させず答えやすくする
5.沈黙する:「ゆっくり考えて。黙っていますから」と伝えれば沈黙は怖くない
6.信頼する:答は必ず相手の中にあるという信頼をもって待つ
7.旅にだす:答えを教えるのではなく、自分で見つけさせる。
8.不満を提案に変える:質問によって相手の不満を提案に変えていく
9.向こう側から見る:相手の立場に立って考えるには、相手に関する質問を自分自身に問いかける
10.究極の質問:究極の質問(明日死ぬとしたらどうする?みたいなやつ)で相手を追い込み、アイデアを引き出す
11.かたまりにする:具体的な行動まで決まったら。今度は抽象的な言葉にまとめる

■安心感と自信を与える

12.出会いがしらの一言:「おはよう」の一言さえ関係をつくるチャンスにできる
13.同じ言葉を繰り返す:相手の言葉を繰り返す事で安心感を与える
14.微妙なあいづち:声のトーンや大きさ、タイミング、顔の表情を意識してあいづちをうつ
15.気持ちを話す:相手の言葉を聞いて感じた事を相手に伝えてみる
16.タイプわけ:相手のタイプに応じて接し方をかえる
17.4つのタイプ:自分と相手のタイプを知って、新しい接点を見つける
18.強みを活かす:自分のやりかたを相手に強要せず、相手の強みを見つける
19.最高のほめ言葉:評価では無く、相手について自分がどう感じたかを褒め言葉にする
20.リクエストを聞く:迷っているよりは、相手がなにを欲しているかきいてみる

■未来への夢を抱かせる

21.目標達成に向けて、「がんばれ」のかわりに目標に関する質問をたくさんする
22.夢をみさせる:質問によって相手の視点を変え、夢に気づかせる
23.価値を見つける:相手が価値を置いているものを見つけ、そこに向かわせる
24.未来を魅力的にする:未来についてできるだけ具体的なイメージを描かせる
25.行動は「いい感じ」から:これからする行動の過程ではなく結果の「いいこと」をイメージさせる
26.距離を置いて見る:相手の気になっている問題について、30分間話させる。
27.点数化する:理想の状態を十点満点として、今の状態を採点させる
28.チェックリストをつくる:オリジナルのチェックリストを作らせやる気を出させる

■新しい視点を与える

29.お話をつくる:一般論はダメ。具体的なストーリーを使って相手に伝える
30.枕詞を使う:枕詞(ちょっといいにくいけどいってもいい?みたいな)を使うと言いにくい事も言え、相手とパートナーにもなれる
31.切り口を与える:耳慣れない言葉を投げかけて、相手の人生を新しい角度から照らし出す
32.広く多くの事を聞く:広くさまざまな質問をして、いろいろな角度から状況に光を当てる
33.なぜを伝える:ただ「やれ」ではダメ。「なぜそれをするのか」を説明する
34.本当の提案をする:命令でもおせっかいでもなく、相手にノーという自由がある提案をする
35.とんでもないリクエスト:目標の量を2倍にする、または二分の一の時間で達成すると決めてもらう
36.コーチさせる:コーチングに煮詰まったら立場を入れ替えてみる

■自発的な行動を促す

37.フォローする:一瞬もりあげて終わるのではなく、相手の行動の結果をききとどける
38.失敗する権利を与える:失敗は成功の前提と考え、寛容になる
39.クローズドクエスチョン:勇気と思いやりをもってイエスかノーかを迫る質問をする40.ファイヤー(火をつける):最後に「必ずやってくださいね」とストレートにリクエストする
41.ほめ続ける:相手をとにかく毎日ほめ続けてみる
42.絵を差し替える:心のスクリーンの絵をポジティブなものにする
43.エネルギーを蓄えさせる:エネルギーを補充する、人それぞれの方法を見つける

■コーチの達人に向けて

44.モデルになる:毎日小さな目標を自分に課し、それを達成する事で自信をつける
45.なりきる:違う誰かになりきって、周りの人に違う接し方をしてみる
46.宝物を掘り起こす:相手のかけがえのない体験を、質問によって引き出す
47.メタ・コミュニケーション:うまくいっていないコミュニケーションを観察し相手に伝える
48.最後まで引き出す:相手の中に答はあると信じて最後まで問い続ける
49.エネルギーを与える:エネルギーの高い人のそばにいて、自分のエネルギーを高くする
50.腕をとことん磨く:部下の育成方法は、相手によって変える必要がある

2009年9月14日月曜日

質問を作る

Clip to Evernote
授業中に実際に質問を作る練習。コミュニケーション能力が低い部下に対するコーチングをどう行なうかという事を悩んでいる上司に対するコーチング。

受講生が苦戦する中、一発で心にグサッと刺さる考えさせる質問。さすがプロですね。震えました。

「わかる」と「できる」は違う。けど世の中にはそれを乗り越えてできるようになった人がたくさんいる。だからちょっとでもできるようになろうと思い、お勧めの3分間コーチ買ってしまいました。

商売も上手ですね。

■コーチングとモチベーション

・コーチはモチベートさせるものではない、モチベーションを持っている人に行なうのがコーチ
・やる気になったらやる× やるからやる気になる○
・未完了を完了させる。未完了がある事でエネルギーが奪われる。


■コーチングとコミュニケーション

・コミュニケーションは時間の無駄では無い。些細な時間をとる事でもっと効率的になる。
・コミュニケーション力≠説得力
・気持ちよくNOと言える能力
・相手の話を終わらせる能力。100%受け入れる。
・パーミッション。「○○をして良いですか?」
・不平不満にたいしては要望や提案。「何かして欲しい事あるの?」
・質問を行い解決を導くのがコーチング。(教えて解決がティーチング、質問して問題発見がカウンセリング、教えて問題発見がコンサルティング)

■言葉

・言葉を理解しても、意味を理解できたかはわからない。
・人間はレセプターが出て初めて情報を取る事ができる。本人が取りたい情報しか人間はとらない。
・オートクライン。人は自分でしゃべって自分に聞かせている。
・情報は1度アウトプットしないと理解できない話す事で理解できる。
・人間は自分に従う。自分で答えをしゃべらせる。

■コーチング

・双方向のコミュニケーション。「あなたもしゃべるし、私もしゃべる」「貴方も行動するし、私も行動する」
・問題解決× 人材育成○
・On Goaingのコーチ。現在進行形のコーチ。ゴールに入るまでコーチし続ける
・細かく、マメにコーチングする。ちょっとした時にコーチングする。
・好き嫌い見るのではなく、どういうタイプだろうと思いながら話を聞く。
・気づき→熟考→ひらめき→行動。アイデアを行動に繋げるもう一つのアイデアが重要。
・感動だけで人は動かない。目からウロコとは言うもののすぐ忘れる。ウロコはたくさんついている。

■質問をつくる

・最低3つ以上の選択肢を出させる
・一番変えるのが簡単なのは自分。自分の問題とさせる。問題は自分の中にある。自分の中の問題と向き合う。
・解決できるのは自分だけ。
・私は貴方を変えられない。けど貴方は貴方を変えられる。
・質問に目的を持つ

2009年9月13日日曜日

やる気シート

Clip to Evernote
やる気!攻略本にあったやる気シートをせっかくなのでつくってみました。

こういうキャリアなどに関する本は実際にやってみないと意味がないですね。

■やる気シート

協力しお互いを高め合う仲間たちと一緒に何か新しいものをつくる。
既成概念にとらわれない新しいアイデアを出し合い、面白い事を楽しくやりたい。
自分が少しでも成長できているという実感を持つ事がやる気の源泉。それを誰かに褒められたらもっと最高。
自分のだしたアイデアがきっかけで「あーでもない」「こーでもない」とみんなが盛り上がり「とりあえずやってみよう」とみんなで走り出す。
全員で楽しく、みんなで力をあわせ、アイデアを出し合い、軌道修正をしなが走っていく。
僕は時には先頭にたちみんなを引っ張り、時には後ろからおくれそうな人のケツをたたき、全力疾走で、時には休みながら、小さな目標を達成したら乾杯しながら走り抜ける。
明日は今日よりもっと早く、もっと楽しく走れるようになりたいな。
そんな毎日を送りなたら家族、会社、友達、自分と関わる全ての人たちとお互い高め合いながら楽しい人生を送りたい。

2009年9月12日土曜日

やる気!攻略本

Clip to Evernote
今年の56冊目。

「やる気」がわくメカニズムを知りたくて読みましたが、ちょっと違ったようです。

けどなかなか軽めで面白かった。やる気満々です!

■やる気シート

・「やる気」を上げるために、「自分の方針を文章にする」
・「もしかしてこれが自分のやる気の原因になったものかもしれないぞ」と思える方針のようなものを、何回も、何回も400字でまとめなおす。→やる気シート
・「自分の強みはなんだろうか」「自分のやりたいことはなんだろうか」「自分の存在意義はどうなっているだろうか」

■なぜやる気シートをつくるのか?

・自分のやる気を把握する
・アウトプットする事で明確化される
・人間はある程度、自分で予測したように世界を作りあげてしまう
・自分の行動の傾向をつかんでおけば危機に対処しやすくなる。

■良い言葉

・大きな絵を描いて、ひとを巻き込む
・人間だけが未来をかんがえることができる生き物である

■やる気!語録(の中から少し抜粋)

・高いところへは、他人によって運ばれてはならない。(ニーチェ)
・大きな絵を描くことを忘れていないか?(金井壽宏)
・新しい扉があいているのに、人々は閉じてる閉じている扉ばかり見てしまう(金井壽宏)
・私が何を言いたいかは、言ってみないとわからない(金井壽宏)
・記憶せよ、各人はただ現在、この一瞬間にすぎない現在のみに生きるのだという事を(マルクス・アウレーリウス)
・思考は口の中で生まれる。(ミシェル・レリス)
・決断とリスクはワンセットである(羽生善治)
・やってみないと、ほんとうに自分にあっているかどうかはわからない。(金井壽宏)
・発言するというのは、コワイことです。でも、必要なことでもあります。(イチロー)・文章はうまいんだけど語るべきものを持ってない人ってのがいる。(ジョン・アーヴィング)
・一歩には理由が必要だ(金井壽宏)

はなす事で自分の脳の中身を見える化する。という事が最近はやりです。

■息子への手紙

・やっていることの意味を考えることを忘れないように。
・やっている事の意味がわかったら努力すること、打ち込むこと、そのことをつうじて自分らしく生きるということを思いきりしてみてください。
・人間は生きているわけではないので、大切に思える人のことは、特に大切にしてあげてください
・できる事は、全部するのだけど、「しゃーない事はしゃーない」という発想で、一方では気持ちを引き締めて、他方ではリラックスする。

2009年9月11日金曜日

ビジョンメイキング

Clip to Evernote
金メダルをとった後のビジョンを考えさせる事で金メダルを取る事が当たり前のようになる。

単に「50円玉を立てて」というと立てられる人は少ないが「50円玉を立てて、その穴に針をとおして」というとほとんどの人が少なくとも50円玉は立てれる。

ゴールの先を見せる。

目標を通過点として考える事で、達成する可能性があがる。

という事で、僕も目標を通過点として設定する事にしました。

今までは50歳までに社長になる事を目標にしてきましたが、60歳までの残された10年で何をするかについて考えました。良く考えたら、「目標は社長になる事です」なんて社長に社員はついてこないですよね。「会社をこうしたい」だとか「こうしたいから社長になりたい」という熱いビジョンがあって初めて社員を動かす事ができる。そういう人だけが企業のトップになる資格がある。

で新たに加えた目標が次のとおりです。

社長になって何をするか?自社のブランドをを世界に通用するブランドにする。「グローバルブランドランキング100位以内に入る」

で現在のグローバルブランドランキングがこれ。

http://www.interbrand.com/best_global_brands.aspx?year=2008&langid=1005

んーなかなかの競合ぞろい。

ほんとは1位とか10位以内とか言いたいところですがとりあえず100位以内。ちなみに2009年の栄えある第1位はコカコーラ、第100位はVISAです。日本企業では6位のトヨタを筆頭にホンダ、ソニー、キヤノン、任天堂、パナソニック、レクサスが入っております。


目指せ!VISA越え!目指せコカコーラ!

2009年9月10日木曜日

コーチング

Clip to Evernote
今週は忙しい。毎日飲みに行ってるからなんだけど。

昨日は、新入社員の時に僕が指導者をした後輩二人が大阪に出張で来るという事で、営業時代のメンバーと飲みにいきました。

入社3年目の2人は、色々と悩んでいるらしく、今こそコーチングの出番!とおもっていたのですが、酔っ払って説教しちゃいました・・・

難しいなぁー。

・自分以外について考える時間を持つ
・「リーダー」という事について一番良く考えている人が「リーダー」の資質がある
・コーチはアドバイスしない。するのは質問、提案、要望。
・コーチングは人材育成の手法
・行動の変容。わかっているけどできない。行動が変わらないと意味が無い
・1-1でしゃべる能力。
・頑張ってね×、頑張ってるね○。見られている気がする
・脳は暗闇で隔離されているさびしがりや。外からどう刺激を与えるか?
・「考え方は変えれる」という考え方。⇒POSを変えるという事。
・これだという答えは無い。変わる。
・先を見せる。金メダルを取ることは通過点。金メダルをとった後のビジョン見せる。
・どうやって努力したいと思わせるか?面白くて仕方が無いと思う人しか勝てない。
・ビジョンメイキング。イメージは記憶できない。毎日リマインドさせる。
・コーチングはその道のプロでなくてもできる(言葉くらいは知る必要あり)
・影響力+権限。影響力がコーチングスキル
・失敗の90%が人間関係によるもの
・話が面白くない×。面白く聞く能力、面白くしゃべらせる能力。⇒傾聴
・質問をする事で主体的に聞く事ができる
・人間はチームといる事で生き残ってきた生き物。一人では生きられない。
・人は昨日の延長線上で今日を生きる力が強い。

2009年9月9日水曜日

関電

Clip to Evernote
全くまとまっていませんがとりあえずアウトプット。今週は消化不良になりませんように・・・

■企業成長する必要があるのか?

ゴーイングコンサーン。企業は継続する為に存在する。

そう考えると全ての企業が絶対に成長を追求する必要は無いのかも知れない。しかし継続する必要はある。

じゃあどうやって企業は継続するか?

それはステークホルダーに価値を与える事。

ステークホルダーに価値を与え続けられる企業だけが継続できる。そして今まで以上に価値を与える事ができた企業が成長する事ができる。

そう考えると継続する事と成長する事は価値を与える大きさによって違ってくるだけなので、あんまり違いが無いような気がする。よって全ての企業は成長しないといけない。

しかしそもそも継続する必要があるのか?と考えてみる。顧客に価値を提供できなくなっても市場から退場したら言いだけやんっていう考えも無い事は無いんだろう。

けど、それは従業員価値を株主価値を大きく毀損する。価値創造経営。ステークホルダーに価値を与えないといけないとするとやっぱり継続しないといけないという事。

色々考えると、顧客価値を高める事で利益を得る事ができて初めて、その他のステークホルダー、株主、社会、従業員の価値を高める事ができるような気がするな。

まぁ、一つ解った事はよくわからんという事。

■上記よりなんとなくまとめ(あってるかどうかはわからんが・・・)

・企業はステークホルダーに価値を与えないといけない。
・価値創造した結果、成長、継続する事ができる。
・顧客価値を高める事が企業価値創造経営の原点。

■関電のケース

・関電のビジョンは「お客さま満足NO1企業」。「お客様満足NO1企業」とは具体的にどういった状態か?どのようにその「お客さま満足NO1企業」を実現するのか?という事が見えてこない。

・電力を安定的に供給という事で使命を果たしたと思っていないか。経営の効率化を行う事でもっとリーズナブルな電力を供給する事もお客様NO1にとって必要では無いか?

・戦略をビジョン達成する為の方法や継続する為の手段と考えると、関電にも戦略は必要。

2009年9月8日火曜日

コーチング概要

Clip to Evernote
ついに始まったコーチング。

コーチングを学び。部下とも、同僚とも、上司とも、嫁とも、子供とも、友人とも、自分を取り巻く全ての人と最高の関係を築きます。

■コーチングについて

・Coachの語源。目的地まで人を運ぶコーチ(馬車)。
・ある経営課題について、解決策を教えるのが良いか?解決策の導き方を教えるのが良いか?
・コンテンツではなくプロセスを教える。プロセスコンサルティング
・人間の持ち味を生かしたアクティブリスニング。
・「でもね?」がプロセスコンサルティングへの変わり目

■経営学の変遷

・科学的管理法 フレデリック・テイラー
・人間関係論 フレッツ・J・レスリスバーガー(ホーソン実験)
・新人間関係論 ダグラス・マクレガー、エドガー・H・シャイン
・意思決定論 ハーバード・A・サイモン
・組織文化論 トム・ピタース

■ヘルピング

・3モデル
‐医者-患者モデル
‐専門知識の買取モデル
‐プロセス促進モデル

・プロセスコンサルテーションの10原則
原則1 絶えず人の役に立とうと心がける
原則2 今の自分が直面する現実からけっして遊離しないようにする
原則3 自分の無知を実感する
原則4 あなたがどんな事を行っても、それは介入、もしくはゆさぶりになる
原則5 問題を自分の問題として当事者意識をもって受け止め、解決も自分なりの解決として編み出していくのは、あくまでクライアントだ
原則6 流れに沿ってすすむ
原則7 タイミングがすごく大事
原則8 介入で対立が生じたときには、積極的に解決の機会をとらえよ
原則9 何もかもがデータだと心得よ。誤謬はいつも起こるし、誤謬は学習の重要な源泉だ。
原則10 どうしていいかわからなくなったら、問題を話合おう

2009年9月7日月曜日

パニック

Clip to Evernote
いきなりやらないといけない事が急増して、パニック状態に陥っています。といってもそんなに深刻ではありませんが・・・

・名物授業への対応
・新しい企業研究
・修論
・9-11月の監査業務×2
・家関係

読まないといけない本も山積み。

営業時代は分厚い手帳でスケジュール管理、タスク管理をしていたのですが、最近はデスクワークが多いのでgoogleカレンダーによるパソコンでのスケジュール管理を始めました。しかし、外出する事ももちろんあるので印刷して持ち歩く。ちょっと手間ですね。

ついでにタスク管理もPCでと思い、色々試してみたのですが。導入以来1か月くらい。タスクリストを見ない、書き込まないとまったく活用できていません。これは性格的に向いていないな。

今度、もう少し薄い手帳でも見に行こうかなぁー。なんて現実逃避しながら今週もスタート。

とにかくやらないといけない事の緊急度と重要度を意識して、目の前の大変な事に忙殺されすぎないように、長期的な計画に基づきがんばります。

2009年9月5日土曜日

そういえば・・・

Clip to Evernote
さながら読書ブログのようになってきていますが、今回も読書ネタです。

最近色々な企業を調べようと本を読んでいると、そういえば前の企業選定の時もこうやって本何冊かよんだなぁーという事を思い出しました。けどブログに書いてしまうとネタばれしてしまうからやめとこうとも。

という事で読んだけどカウントしていなかった本2冊遅ればせながらアップです。他にもパラパラめくった本はありますが、読んだと胸を張って言えるのはこの2冊くらいですね。

しかしもうすごく昔の事のようです。まだ半年もたっていないのに。懐かしいなぁー。

今年の54冊目。風に吹かれて豆腐屋ジョニー



今年の55冊目。I am a man

2009年9月4日金曜日

MOT入門

Clip to Evernote
MOT入門

今年の53冊目。

MOTの授業で使っていた教科書。

「MOTって何?」「自社のMOTは?」と聞かれた時に自分の意見を応えられるくらいの学びを得たいと思っていましたが、到底そこまで及びませんでした。

この本もけちってアマゾンのマーケットプレースでかったら、マーカーどころか書き込みもたくさんされていて、イライラしながら読みました。その他も色々とイライラする事が多く・・・

同じゼミでMOTグループができたようなのでMOTとは細々と付き合っていきたいと思います。

■ポイント

・製造企業において、技術や商品に関する戦略的・組織的なマネジメントにより製造企業の付加価値創造を最大化すること。

・「価値創造」と「価値獲得」の両面から企業の付加価値を最大化する。
‐価値創造:すぐれた商品を優れたプロセスによって開発・製造し顧客に喜んでもらえる価値を提供する。
‐価値獲得:創造された価値を利益として獲得する。

・製品差別化では無く組織能力での差別化。真似されない強み。
‐コア技術
‐組織プロセス
‐事業システム

■MOTに必要な能力

・MOTをリードする人材
‐どのような分野で組織能力の強みを構築するのか?
‐日頃の事業活動と組織能力構築の間に、どのような相乗効果の仕組みをつくりあげるのか?
‐その時の軸のぶれないマネジメントのポイントは何か?

・資質
‐深く考える戦略的思考能力
‐リーダーシップと革新マインド

■達成レベル

・MOTって何?→メーカーがどうやって企業価値を最大化するか?
・自社のMOTは?→ピンとこない

2009年9月3日木曜日

コーチングマネジメント

Clip to Evernote
今年の52冊目。

この本は昔読んだ事があった。昔コーチングスキルを身につけたい!と強く思った事がありその時に読んだ数冊のうちの一冊です。

なんでコーチング学ぼうと思ったのかなぁと考えてみたんですがあんまりはっきりと覚えていない。営業時代、遠隔地のサポートをしてくれる現地採用の派遣さんをどうしたらモチベーション高く働いてもらえるかという事に悩んでだったような気がする。

本当にコーチングの学校行こうと思って色々調べたけどお金が高くてやめました。今回まさにそのコーチングのスクールの講義が聴けるという事で本当に楽しみです。

その時しっかり学んでおけば、東京で部下持った時、もうちょっとちゃんとできてたのかもしれへんなぁ・・・なんて思っても仕方がないので今回は頑張ります!

■コーチングとは

・頭でわかっている事と行動との間に横たわる深い溝。この溝を双方向のコミュニケーションにより埋めていく試みがコーチンぐ
・必要なのはユニークなアイデアでは無く、そのアイデアを行動に移す為のアイデア。
・コーチングは万能では無い。リスクが高く事を行う能力が高い人。重要だが緊急では無い事に特に有効


■コーチングフロー

・現状とあるべき姿のギャップを明確化し、目標を達成していくのがコーチングフロー。そのフローを作るのがコーチに役目。
1.現状の明確化
2.望ましい状態の明確化
3.現状と望ましい状態のギャップを引き起こしている理由と背景の発見
4.行動計画の立案
5.フォローと振り返り

■コーチングスキル

1.リクエスト
2.聞く:クリエイティブリスニング
3.聞き分ける:4つのタイプ。コントローラー、プロモーター、アナライザー、サポーター。
4.質問する:クリエイティブクエスチョン
5.アクナレッジメント:相手を認める。変化や成果に気づきそれを伝える。⇒達成感を持つように導く
6.目標達成プログラム

■その他

・アイデアは会話や言葉などで一度外に出さないと認識できない

人のタイプわけですが会社の研修でやったところ、僕は完全なプロモータータイプのようです。自分でも納得。

2009年9月2日水曜日

3分でわかるクリティカルシンキングの基本

Clip to Evernote
今年の51冊目。

クリティカルシンキングはコーチチングと同じく身につけたいけどできていない事の代表格です。会社の講習や某ビジネススクールを受講し学びましたがおそらく全く身についていません。

典型的な「わかるけどできない・・・」

クリティカルシンキングもコーチングも日々意識し、使い続ける事が重要なんでしょうね。

■クリティカルシンキングとは?

・クリティカルシンキングとは「正しく疑う」事。
・正しく疑えて初めてロジカルシンキング(正しく考える)とラテラルシンキング(正しく発想)する事ができる。

■クリティカルシンキングの7つの心構え

・知的謙遜:自分が全て知っているわけではない
・知的勇気:反対意見に向き合い、理解に努める
・知的共感:自分とは異なる立場の人の気持ちになって考える
・知的誠実:同じ基準で判断しようと努力する
・知的忍耐:考える事を放棄しない
・根拠に対する確信:証拠や根拠の価値を認める
・知的自主性:自分ひとりで考えて結論を出す

■ロジカルシンキング

・演繹法、帰納法
・ロジックツリー(イシューツリー)、ピラミッドストラクチャー
・ポイントはわける事
・CRF:C(結論)→R(理由)→F(事実)で説明すると納得度が上がる
・ロジカルシンキングの「A→B」のつながりが一つでは無いと疑う事がクリティカルシンキング

■ラテラルシンキング

・蟻の目:現場での視点
・鳥の目:高い視点から広く見る
・魚の目:変化をみる視点
・ラテラルシンキングの中でのクリティカルシンキングは着眼点を変える事。「代用する」「逆転する」「結合する」「強調する」「除去する」「並べ変える」byコトラー

■クリティカルシンキングのポイント

・シンプルに考える。KISSの法則:Keep It Simple,Stupid
・事実と理論や、事実と概念を分けて考える
・前提を疑う。例)カンバン方式、フレームワーク
・減少とその裏に潜む構造を理解し、対処療法ではなく構造から手を打つ
・因果関係を疑う。因果関係の決め手は確固たる事実
・思考の幅。一つの問題に対していくつもの答の可能性を探る
・問題設定自体を疑う
・現実から遊離していないかを疑う
・先入観を疑う
・考えていると思っている自分を疑う

■訓練法

・幽体離脱法:離れた視点で自分を見る
・ロールモデル法:他の人の視点で見る
・憑依法:相手の立場から見る
・見える化
・アイデア体質
・正しい筋トレ:常に現実の場面を意識しながらけいこに励む。

■その他

・アイデアがわくのは「三上」。馬上、枕上、厠上。
・自分が勘がている事を相手が理解できるまで説明する。説明できていないという事はまだ自分の考えを整理できておらず、考え抜けていない証拠
・常に自分の立場に置き換えて学ぶ。

2009年9月1日火曜日

M&A戦略

Clip to Evernote
M&Aって難しいんでしょうね。

まず良い会社をM&Aする事が難しい。そして異なる企業文化の会社を統合する事はもっと難しい。

うちの会社も何社か買収してるけどうまくいっているとは全く思えません。

■M&Aの目的

・製品ライン、事業活動・分野を統合することによりシナジー効果を得る。
・統合する事でコスト節約効果を得る(規模の経済性)
・統合する事でコスト節約効果を得る(範囲の経済性)
・統合する事で戦略資産を獲得・強化する
・新規事業開発投資を節約する(時間を買う)
・統合する事で事業リスクを軽減する
・競争企業や競争基盤に影響を与えることによって、競争のやり方を有利に変える

■M&Aのタイプ

・過剰能力解消型:供給が需要を上回った時に大規模メーカーに収斂
例)ダイムラーとクライスラー
・地理的拡大型:大規模企業が地方の優良企業を買収
例)バンクワン、地方銀行を買収
・製品ライン、市場拡大型:製品ラインナップを広げる、グローバル化
例)クエーカーオーツのスナップル買収
・研究開発買収型:必要な技術を持つ会社を買収する
例)マイクロソフト、シスコ
・産業収斂型:将来関係してくると思う企業を買収
例)AT&TのNCRやTCI

■インテグレーションマネージャー

・役割
‐企業統合スピードを上げる。
‐異なる文化を持った組織の統合を促す構造をつくる
‐組織間の人間関係を調整する
‐業績に反映するような短期的な実績を支援する

・条件
‐親会社を熟知している
‐「縁の下の力持ち」の役割に徹する
‐混沌のなかにも道筋をつけられる
‐責任ある自律性を持つ
‐感情面でも文化面でも落ち着いて対応できる

2009年8月31日月曜日

事業ポートフォリオ戦略

Clip to Evernote
いわゆるフレームワーク。

理屈は美しいのでスゥーっと入ってきますが、現実のビジネスは理論どおりにいかないから色々難しいですね。

そもそも必勝の法則があるなら、つぶれる企業なんて無い訳で・・・

そこに実際の企業を実例に議論する価値があるって事なんでしょうね。


■事業ポートフォリオ戦略

・企業戦略
‐意思決定の焦点
‐シナジー効果
‐戦略資産や資源の蓄積
‐組織一体化

・事業戦略
‐事業成長性
‐競争優位性

・PPM:金のなる木⇒スター、問題児にキャッシュ、人材、戦略資産などの移転を行なう。

■多角化

・多角化の根拠
‐シナジー効果、範囲の経済
‐取引費用節約、垂直統合(川上・川下)
‐リスク分散
‐企業活力強化
‐経営者の欲望

・多角化戦略の成功条件 企業価値増大
‐関連事業に絞る
‐市場成長性
‐シナジー効果が大きい

・アンゾフの企業成長マトリックス
・シナジー:バリューチェーンの水平連携で考える。マーケティング⇒製品開発⇒調達⇒生産⇒物流⇒販売

■事業ポートフォリオマネジメント

・事業単位間資源配分
・事業ポートフォリオの組替
・事業単位組織
※事業評価基準が必要:PL、BS、CF、EVA

・事業評価、基準設定⇒事業の選択と集中⇒キャッシュフロー増大⇒成長投資による事業拡大⇒というサイクルをまわす

・組織形態
‐社内組織:事業部制、社内ベンチャー、社内分社(カンパニー)
‐社外組織:連結子会社、関係会社、社外分社(持株会社)