2009年12月24日木曜日

ラップアップ

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マーケティングの授業が「あっ」と言う間に終わってしまいました。

今回は各人のレポートから大事だと思えるポイントについて解説を行なうという形式で行なわれました。

以上の中から、ピンときた項目をまとめたいと思います。


■ボウタイモデルとダイヤモンドモデル

企業対企業で取引を行なう時、営業担当と購買担当などの一体一の関係で関係が構築されてきていた(ボウタイモデル)。しかし今後は取引する企業の物流担当者同士、IT担当者同士企業の各機能同士が関係を構築し、営業と購買担当者はその関係を構築をするためのコーディネーター的な役割を担う必要がある(ダイヤモンドモデル)

■グローバルビジネスと製品ライフサイクル

グローバルという観点で考えると、日本では成熟期や衰退期に入った商品というものが成長期にあてはまるという事もある。例えば日本国内では2006年にプレイステーション3が発売されてプレイステーション2というのはほとんど売れなくなってきたが、ソニー全体で見るとプレステ2が最高の売上をあげたのはプレステ3が発売したあとに2006年だった。生産を重ねる事で経験曲線効果でコストが下がり、アメリカの低所得者層や新興国のボリュームゾーンの需要を獲得する事ができたからである。

■だれに対してマーケティングを行なうか?

誰が意思決定をするのか?誰が意思決定者に影響を与えるインフルエンサーになるのかを考えてマーケティングを実施したり、ブランドの構築をする事が必要。

ガス給湯器やシステムキッチンなどの住宅の水周り関係の商品は、商品群によってマーケティングやブランド構築の対象を変えている。リフォームなどで両方の商品を買う場合でも、システムキッチンは実際に使用する主婦が自ら意思決定をするが、ガス給湯器はハウスメーカーなどの業者が薦めた商品をそのまま採用する事が多い。したがってシステムキッチンは主婦に対して、ガス給湯器はハウスメーカーに対してマーケティングを行う必要がある。

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人によって意見が色々と違っておもしろいもんですね。

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