2009年9月20日日曜日

読書について

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読書の秋ですね。

最近本読むの早いですねーなんて言われること非常に多いので、今回は読書について書きたいと思います。そんなことしている暇あるのか?という説もあるのですが。

他の人の本の読み方しらないので何とも言えませんが、おそらくちゃんと読んでません。ぼーっと考え事していて2、3ページ意識が無くても決して振り返ったりしません。読んでる人がぼーっとなるようなページはどうせロクな事書かれていないと割り切ります。おもしろくなさそうだなぁと思ったら章ごと飛ばすなんて事も。

読む時間にもそんなにはかけていません。通勤、通学の電車の中と朝、会社について仕事がはじまるまで、会社の昼休みくらいなので1日1~2時間位です。そう考えると職場の人とのコミュニケーションはまったくしてませんね。自宅で本を読むのはなんか苦痛です。トイレや風呂場以外では。一番はかどるのは間違いなく電車の中です。

以下、僕なりにやり方まとめてみました。こうやって整理してみると、最近は難しい本を結構読んだので読書スキルが向上してる気がします。

■読み進め方

・帯や前書き、後書き、目次などを先に読んでおき何がポイントか理解しておく。

ポイントが把握されることで読まないといけないところが明確化し、緩急つけれるようになります。ポイントに対するレセプターが開き、情報を受け入れる状態をつくっておく事が重要だという事でしょうか。

また章末にまとめがある本も多いので、難しい本だとそこを先に読んでから章を読みだすなんていうのも良いですね。

・本の体系を理解する

これは最近覚えた技です。簡単なビジネス本とかなら必要ないのですが、分厚い難しい本を読んでるとこの章が何の為に書かれているのか忘れてしまい理解できなくなること、迷子になってしまう事ってかなり多いです。

まえがき等に、「1章は○○について、2章は××について・・・書きました。」なんて書かれている事、結構多いので章の変わり目にそこを読みなおすと迷子にならなくなります。表紙の裏にツリー図等で章立てを構造化しておくとより良いです。

・蛍光ペンでポイントはマーカーしながら読む。思いついたこと、考えた事を書き込みながら読む

できたら蛍光ペンとボールペン両方用意して読む。けど電車で2本用意するのは面倒な場合なんかは濃い色のマーカーだったら一応字を書いても読めるのでお勧めです。ポストイットも面倒なので端を折る方が楽だと思います。

・この本は難しすぎる!と思ったら同じ作者が書いた、または同じような内容で簡単な本をまず1冊読む

これも最近習得。全く知識がない分野の本って言うのはどうしても読むスピードが落ちます。いきなり難解な本に挑むのではなく基礎知識を入れておくと少しは楽になります。

・本に書かれている事を試す

自己啓発本なんかで良く「〇○してください」なんてありますよね。そういう時は時間もったいないとかめんどくさいなんて思わずに実際試してみる。試さないと本に使った時間が全部もったいなくなる事も。僕の場合も本で書かれている事をいろいろと試し続けて今の自分がある。本当にそう思います。

・マーカー引いたところ書き込んだ事を読み返しポイントをまとめる

これが最大のポイントだと思います。

読み進め方なんて人それぞれなのでどうでも良いですが、本読んでも絶対に内容忘れてしまいます。「ノルウェーの森」なんておそらく5回くらいは読んだけど、ストーリー全く覚えていません。

昨日の大先生の講義で、「読書ノートを読み返すと・・・」という発言がありました。読書の達人の大学の先生もやはり読書後はアウトプットしている。妙にうれしい気持になりました。

当たり前ですが、小説はそんなこと考えずに読んでます。

■読書についての本で読んだ本

本について書かれた本も結構読みましたが、印象に残っているのは以下の本です。

レバレッジ・リーディング

この本は読書に書かれた本のなかでは秀逸だと思います(覚えてないけど)。特に最後をまとめる。ことばをおごる(内容を人に伝える)など、このブログで本をまとめだそうと思ったきっかけのような本ですね。

しかし本棚探しても見つからない。どこいったんだろう。

あなたもいままでの10倍速く本が読める

フォトリーディングについて書かれた本。(フォトリーディングについてはこちら)なんどかこのやり方で試みましたが、すぐにやめてしまいました。ただ、ポイントを理解してから読みだすなど結構参考になった点もありました。

本は10冊同時に読め!

この本はまだ読んでいないのですが、前から気になっていたので今買いました。

あとまずは1分野30冊読めという本もあって、なるほどと思ったのですが誰が書いた本か忘れた・・・

■ブックオフ100円作戦

余談です。

最近は本を指定される事が多いのでやってませんが、以前はブックオフで100円になっている本の中から興味ありそうな本を片っ端から買う、という財布に優しくエコな作戦をよくしていました。

100円になってる本って「全く売れない本」と、「いっぱいでまわっているいわゆる古めのベストセラー本」の2種類があるので意外と名著があったりします。稲盛さんの実学、ヤマトの小倉さんの経営学等感動した本ベスト10に入るような名著も100円で買いました。

100円だからつまらなくてもすぐやめれるし、書き込んでも、風呂場で読んでくちゃくちゃになっても悔しくないのでお勧めです。

それではせっかくの連休なので読書にいそしみましょう。(ウソ)



1 件のコメント:

リコヤン さんのコメント...

本当に参考になります。さすがですね。
最近、読みたい本も増えてきましたので、早速実践したい思います!