2009年10月20日火曜日

分権性組織の業績管理

Clip to Evernote
寝坊して遅刻したり、授業中にやる気の出ない原因を丸々一コマ考えていたりと、少したるみ気味になっていましたが、二コマ目から気合いを入れて聞きなおしました。

その時に意識した事が「関心を持って聞く」という事。

これまたコーチングの教えです。嫁さんの退屈な話も、質問したりと関心を持って聞けば退屈せずに聴けるというもの、素晴らしい教えです。

そこで実際今説明されているフレームワークを自社で適応したらどうなるのかなぁなんて考えながら聞き出すと。これはなかなか面白い。

統計の時、これを日本語で説明するとどうなるんだろうと意識しながら聞いていて理解が深まったのと少し似てる気がしました。

関心を持って聞く。集中して聞く為の魔法の言葉です。


■分権性組織の業績管理

・権限責任と管理可能性:管理できないものは責任とれない
・影響可能性:決裁権限でなく影響力で判断する
・インベストメントセンターの業績管理指標
‐ROI(投資利益率
‐残余利益
‐EVA
・事業部制とカンパニー制:細かい定義は色々とあるようだがより独立しているのがカンパニー制(適当)

■パナソニック

・事業部制の理念
‐自己責任の経営
‐一品一業(商品別事業)と地域市場責任
‐社会への役立ち
‐人材育成

・事業部制を支える経営管理システム
‐事業計画:権限と責任の明確化、責任を果たす、トップと契約
‐資金管理制度:内部資本金制度(独立企業と同様の管理)
‐標準予算制度
‐月次決算:問題の早期発見と対応
‐業績管理制度:経営責任=利益責任×資本責任
‐経理社員、内部監査制度:任さず
‐社内振替価格制度

・事業部制の問題点
‐事業部間のセクショナリズム
‐人事の硬直化
‐長期的視野が弱い
‐全社的な統一性の欠如
‐マーケットの重複
‐管理部門のポスト増加
‐企業全体としての環境変化対応力の低下

・そして社内分社制に移行

0 件のコメント: