2012年12月26日水曜日

ケーススタディのメリット

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ブログ部企画今回は「ケーススタディのメリット」。テーマオーナーはHTさんです。

しかしいきなりこんなアカデミックなお題が来るとは正直お手上げなんですが・・・

最近、結構話題になっているみたいで、つい昨日も日経新聞の広告にデカデカと載っていたので読んだ人もいるかと思いますが、先日「世界の経営学者はいま何を考えているのか」という本を読みました。

とても面白かったのですが、その中で現在の統計学は「理論仮設を立て、それを統計的な手法で検証する」事が主流になっているというのも経営学はそもそも科学を目指しており、経営の「真理」を少しでも導き出そうと統計的手法を使って研究者が頑張っている発展途上の分野からだ。なんて書かれていいました。

日本の経営学は、「1社1社を丹念に観察するケーススタディーを通じて法則を引き出そうとする」スタイルのものが多いが、それはグローバルで見ると非主流だとの事。

どちらが主流・非主流だとか、是非についてはともかく、やはり両方が大事なんだろうなぁと読みながら思いました。統計分析で導かれていたとしても具体的な事例の無いものだと無味乾燥とした理論にしか感じないし、事例から導かれていても、それが本当に真理なのかどうかはわからない。

ロジカルな左脳的な発想だけでなく、メタファーから右脳的に発想する事も重要という事と近いような近くないような。

ようするに理論に血を通わせる、静止画を動画にする、事例を聞くと理解しやすい。という事がケースステディのメリットと言えるのでは無いでしょうか。

(なんか全くロジカルさの無い文章ですね・・・)