2009年10月6日火曜日

予算管理は役にたつのか?

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予算には辛い思い、挫折感、憤り様々な経験をさせていただきました。ほとんど辛い思いでばかり。定年まであと何回月末が来るんだろう、なんて何回数えたかわかりません。

ただ目標の無い人生が楽しくないように、目標の無い会社というのもないんじゃないのかなぁと思います。

一度時間が出来たら下記の本等読んでみたいです。

■脱予算経営 ジェミレーホープ著

・予算管理は変化の激しい環境に柔軟に対応できない
・頻繁な予算修正は時間の無駄や管理不能に陥る
・予算管理の官僚的ヒエラルキー的な側面は、企業の価値連鎖を阻害する
・予算は財務的結果に集中し、そらにその達成手順を無視する
・多くの組織は依然として予算管理を統合・調整のメカニズムの中心として利用している
※行動的予算管理論 小菅正伸、Management Accounting Resaarch, Otleyなど

■利益計画のポイント

・3つの視点
‐利益:財務的業績
‐キャッシュ:資金管理(投資計画、在庫計画・・・)
‐ROE:株主へのリターン

・予測とシュミレーション:感度分析
・ゲーミング:売れる数字、確実に売れる数字、売りたい数字

■短期利益計画:CVP

・重要要素
‐経営者にとって操作可能な要素
‐利益は営業量と原価によって決まる
‐営業量に応じて変化するコスト(変動費:variable cost)と変化しないコスト(固定費:fixed cost)がある
‐営業量の変化によってコストがどう変化するかを検討する事が必要

・計算式

‐損益分岐点販売量=固定費÷(単価-変動費)=固定費÷貢献利益
‐損益分岐点売上高=固定費÷(1-変動比率)=固定費÷貢献利益率
‐所要利益を獲得する為に必要な販売量=(固定費+利益)÷貢献利益
‐所要利益を獲得する為に必要な売上高=(固定費+利益)÷貢献利益率
‐損益分岐点比率=損益分岐点の営業量÷現在の営業量×100

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