2009年12月6日日曜日

林原

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久々にテレビを見た。7月27日放送のカンブリア宮殿。

忙しかったんだなぁなんて、改めて思います。とはいえアメトーークは欠かさず毎週見てますが。

今回は林原の林原健社長。トレハロースという甘味料の量産化に成功した岡山にある会社です。MBA同級生の皆さんには同じみの会社ですね。

この会社の最大の特徴は研究開発に対する取り組み方。全く利益を生まないであろう、ハムスターの冬眠の研究を15年。類人猿の研究を10年。あとは恐竜の化石の発掘なんかをやってたりと、普通に考えたらおかしな研究ばかりやっている変わった会社です。

上場企業は株主に対して利益を出す必要がある。だからどうしても研究開発が短期的な視点になってしまう。一方、林原は非上場同族企業だから利益が出るかどうかもわからないような研究をする事が出来る。そしてその周辺に出てくる副産物を逃さず見つけて利益を出す。

非上場という強みを生かして、上場企業が狙えないような市場を狙っているわけですね。おもしろい。

社長が言っていた「100個会社があれば100個経営のやり方があって良い」という言葉。本当にそのとおり。みんなと同じ事やってたら何もしないと同じ。と言う事ですね。

さすがにやりすぎな気もしますが・・・

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