2009年10月8日木曜日

オペレーションマネジメント

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本日は早起きしたものの、台風でネット、テレビ、電話全てが使えず一瞬この世の終わりかと思いました。

しばらく経つと何もなかったかのように復旧し事なきを得ました。こんな暴風雨の中がんばってくれている人がいるんですね。ありがとう。

新しい授業オペレーションマネジメント。wikiによると「オペレーション・マネジメントとは、インプットを製品やサービスに変えるプロセスの方向性や制御(コントロール)のことである。」

良くわかりませんね。SCMって物流の適正化の授業かと思っていましたがもう少し広い概念のようです。ただ単に在庫減らせーみたいな感じではなさそうですね。こちらも良くわかりません。

授業もケーススタディーを中心にするみたいでとても楽しみ。授業の内容、脳を鍛える、両方の面で仕事との関係性も大きそうです。しかもケースは英語。大変ですが一石三鳥位狙ってがんばります。

■SCMとは?

・サプライチェーン:商品が最終消費者に届くまでに関わる全てのビジネスプロセスの連鎖
・ビジネスプロセス:インプットを顧客に価値のあるようなアウトプットにする一連のステップ
・SCM:サプライチェーンに含まれるすべての、あるいは主要なビジネスプロセスを統合的に管理すること
・オペレーション戦略は基本的にはプロセス(HOW)とプロダクト(WHAT)をつなぐ。*どのようにものをつくるか?(マーケティングは顧客とものをつなぐ。だれにものをうるか?)
・企業のケーパビリティはその企業のプロセスの能力。
‐プロセスの能力が経営戦略における選択肢を決める
‐サプライチェーンの構造を変えるのは難しい(模倣しがたい)
‐SCMは影響が強く、長期に及ぶ、他の諸々の経営意思決定の基・軸となる意思決定

■評価軸

・売上、資産回転率、コスト、納期の長さ・遵守度、品質(顧客満足)
・戦略的評価軸
‐Agility(機動性):サプライチェーンを迅速に変化させる、構成する
‐Flexibility(可変性):短期的な需要の変化、供給の一時的な停滞に迅速に対応する
‐Adaptability(改善能力):SCの根幹的な構成・規則は変えずにその要素に改善、調整を加え、機能を向上させ、構造的な変化に対応する
‐Alignment(ベクトルあわせ):SCの構成員の目標、動機づけの方向を合わせる

■その他

・製販統合:需要を創出し重要と供給を合致させる
‐需要管理:チャネル管理、顧客管理、需要予測、注文情報管理
‐供給管理:供給者管理、生産管理、流通管理、運送管理

・整合性と絞り込み
‐Fit(整合性):顧客、勝因、プロセスの整合性
‐Focus(絞り込み):マーケットセグメント、商品、技術・プロセスの絞り込み

※絞り込んだ方が整合性がとりやすい
※絞り込むと対象となる市場規模が小さくなるので、規模の経済がなりたちにくくなる。

■事例(デル)

・事業の特徴
‐商品寿命短い
‐部品の納入期間長い
‐顧客への納入期間は短い
‐需要は不確実
‐死に在庫のコスト高
‐部品コスト急激に減
‐製品価格急激に減

・戦略:顧客の絞り込み:Laggards(採用遅滞者)を捨てる。
‐新しい商品を出して、旧タイプの商品の売上追及をやめた(もうからないから)
‐在庫保持コスト、価値損失、死に在庫コスト減少
‐1次的機会損失の増大
‐2次的機会損失はあまり増大しない(?)

■事例(フリトレー:ポテトチップスメーカー)

・ポテトが割れないように空気がたくさん入ったパッケージ
‐棚効率悪い
‐廃棄率高い
‐輸送費大

・ブリングルス:整形したポテトで筒状のパッケージ
‐棚効率良い
‐廃棄少ない
‐輸送費小

チップスターも世界を制する可能性があったってことやね。

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