2010年1月31日日曜日

グローバル人材マネジメント

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英語の課題が多く、復習も遅れがち。なんとか追いつきたいです。

しかし今回の講師は現役のコンサルタントという事で、学生たちの挑発的(?)な質問もことごとく撃ち返してきます。本当にすごいなぁと思います。

■課題認識

・新興国では採用、リテイン、育成が困難
・日本企業は欧米企業に比べて採用では不利
・人という経営資源を世界中のあらゆるところであらゆる企業と取り合う時代

■グローバル人材マネジメントのフレームワーク

①グローバル人材戦略を構築する
・マザーカントリー型(日本中心)からグローバル型(グローバル結合)へ組織を進化させる
・HRMのグローバル化を図る
‐経営人材をグローバル化する
‐HRM機能をグローバル化する
‐G-HRMに資源投入する

②グローバルHRMプロセスを作り変える

a.取り負けない採用
・採用プールを多様化する
・採用先との長期リレーションを構築する
例)有名大学との提携やシュルンベルジュ基金
・求人市場での企業ブランドを確立する

b.グローバル適材適所
・重点人材をプール化し管理する:評価の標準化、育成プランなど
・幹部の現地化プランを作成し、実行する:期限を切るなど
・グローバルで人材のローテーションを行う

c.グローバル階層トレーニング:能力向上だけでなく、モティベーション、ロイヤリティにも影響
・現地・グローバルの多段階トレーニングを行う
。トレーニングに資源投入する

d.グローバルリテンション
・透明性を担保する
・差をつける
・公平さを追求する
・最大競合とレベルを合わせる

③グローバルで共通の価値観を共有する
・世界に通じるValue Statementをつくる
・行動規範、仕事の仕方・基本動作に落とす
・刷り込みを徹底して実施する
例)GE:GEバリュー

④グローバルHRM組織体制・インフラを構築する
・G-HRMチーム体制を立ち上げる
・事業戦略と人材・HRM戦略をリンクさせる
・グローバル人材データベースを構築する
・グローバルで人材マネジメントの成功・失敗例を共有化する
例)エーザイの世界本社構想

■日本企業がコア人材のグローバル争奪戦に勝つために

・報酬:せめて上級職は国際レベル(1億~2億)
・キャリア:グローバルで人材を回す
・言語:せめて日英両語ちゃんぽん
・経営慣行・風土:人事制度の見える化
・トップの関与:トップが育成にもっと関与

■その他

・コミュニケーションコストが下がったことでグローバル化が進んだ
・情報コスト<メリット ならGO!
・知識は地域に根付く(クラスター)⇒どの国になんのファンクションを置くか
・ポジショニング→ケイパビリティ→アダプタビリティ

2010年1月30日土曜日

脱平社員

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今年の目標、昇進する。

今年は昇進試験を受ける事になりました。目標どおり。お見事です。

といっても今年は行けるだろうなぁと思ってたから目標にしたんですが。

恥ずかしいですが、同期の最短からは2年遅れです・・・なんとか次の昇進で取り返したいと思います。

油断して試験で落ちたりして・・・

2010年1月29日金曜日

ビールとの別れ

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昨日は愛する奥様の誕生日という事で、会社を休んで子供たちと手料理をふるまう事にしました。

奥様のリクエストで中華が良いという事で豚の角煮をメインに数品作ったのですが、結局子供はミキサーについたケーキのクリームをなめるの必死で全く手伝ってもらえませんでした・・・僕も子供のころそれがメチャメチャ楽しみだったからしゃあないかなぁって思ってます。けど寂しい・・・

ところで、今日は朝から休んだので懸案事項であった、尿酸値と高脂血症の精密検査の為に朝から病院に行ってきました。

で結果はというと、痛風はいつ発病してもおかしくないような状態、コレステロールもいつ血管が詰まってもおかしくないとまでは言いませんが、ひどい状況という事で、今後ずーっと薬を飲まないといけなくなりました。

食事の生活指導でも痛風はめちゃめちゃいたいよーとか、40代で心筋梗塞になるかもしれないよーなどと散々脅され、で結局言われたのはお酒減らしなさい、飲むならビールはやめて焼酎にしなさいと予想通りのコメント。予想した通りとは言え色々と質問され、自分の生活のひどさを再認識しホントへこんでしまいました。まぁ禁酒しなさいと言われなかっただけでもましですが。

という事で嫁の誕生日パーティーを最後に脂っぽい食生活とは決別。あっさりした食生活、ビールは350MLで終わらせその後は焼酎、休肝日週一日、適度な運動と、色々と決意表明いたしました。って今年の目標さえに半分くらい入ってますね(守ってませんが)

角煮を食べながらビールを飲んで、うまいなぁー、これからはこんなのあんまり食べられないなぁなんて思うと、つい涙ぐんでしまいました。

しかし病院での診察は色々あって、採血も2回したりで朝8時から昼2時までかかりました。病院のオペレーションって改善できないものなんですかねぇ。

2010年1月27日水曜日

日経ビジネス

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皆さん、日経ビジネスとってますか?

僕は日経新聞の広告欄だけ見て、面白そうな時だけ買っていたのですが、とうとう定期購読する事になりました。

というのも日経ビジネスの学割、ホントお得です。

例えば定価650円の日経ビジネス。

定期購読すると、

1年 23000円(1冊あたり460円)
3年 48500円(1冊あたり323円)
5年 72500円(1冊あたり290円)

とこれだけでも相当なディスカウントなのに、なんと学割だと

1年 16000円(1冊あたり320円)
3年 34000円(1冊あたり226円)

と相当お安くなっております。得したなー、MBA行ってよかったなー。

まぁ高い学費払ってるんですが・・・

こんなお得なら、東洋経済、週刊ダイヤモンドも危うく学割購読しそうになってしまいました。

ところで、日経ビジネスは社会人の常識ですか?

2010年1月26日火曜日

グローバル化

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ブログ部シナジー企画第二段。

最近は授業もグローバル関係、修論もグローバル関係、従がって読む本もグローバル関係とグローバル漬け。という事でブログ部全員でグローバル化について書こうという事になりました。テーマを選んだのは副部長の私です。

といってもブログ部企画の発表である26日9時(ブ・ロ・グ)つまり、今日の朝9時までに書かないといけない事をすっかり忘れていて、現在朝7時半。会社行く事を考えたら、残された時間はあと15分。部員の皆さんすいません。

最近はグローバル志向の新入社員が減っているなんて事を良くききます。実際、うちの会社に入ってくる新入社員なんかと話しても、「海外で働くのはちょっと・・・」なんて言うのが非常に多い。

まぁ、今でも海外志向の人ももちろんいるだろうし、単なるステレオタイプな気もしますが・・・

で僕のグローバル志向の原点って何だろうと言うと、実はこれなんです。



マジです。

飲み会なんかでいろんな人に話してもだれからも賛同を得られないけれど、学生時代色んなところに行って、いろんな楽しい思い出があるのも、電波少年で猿岩石を見て、海外っていいな~って思ったから。

セーヌ川のほとりで酔っぱらってリバースしたことも、トレドの川のほとりで酔っぱらって爆睡してしまい、電車に乗り遅れた事も、パンガン島で24時間寝続けた事も、シアトルにホームステイした彼女(今の奥さん)の家に遊びに行ったけど喧嘩してベリーズまで家出した事も・・・みんなみんな猿岩石がきっかけ。

そして今こうやってMBAでグローバル化について学んで、今このブログでグローバル化について書いているのも猿岩石がきっかけだと大げさではなく思います。

もちろんこっちの影響も大ですが。



しかし、その影響で英語しゃべれなくもええやんって開き直ったかも?

という事で来週のブログ部企画をお楽しみに。

2010年1月25日月曜日

飲み会

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最近、飲み会のメンバーが固定化されていたのですが、この週末は金曜に珍しいメンバーと、土曜はなつかしのメンバーとのみに行きました。楽しかった。飲みすぎた。

おかげで日曜は体調不良でぼろぼろでしたが・・・

やはり色々な人と飲むと、いろんな刺激を受けて楽しいですねー。これからもできるだけたくさん飲み会参加しようと思いますので、お誘いよろしく。

2010年1月24日日曜日

今週の進捗

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ひどい・・・

心を入れ替えます・・・

■健康
・体重60キロ 61.8キロ ×
・ジョギング3回 0回 ×
・休肝日1回 0回 ×

■知識・教養
・早起き7回 0回+3回 ×
・ブログ7回 6回 ×
・Twitter7回 4回 ×

■心・精神
・コーチング本月1冊 人を動かす ○
・虎の巻を読む7回 5回 ×

■プライベート・家族
・家族の時間1回 0回 ×

■仕事

■経済・カネ

2010年1月22日金曜日

競争の効果

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このこのブログにもリンクしている一日一楽を書いているmumuyauさんは、非常にバイタリティあふれ、上司にしたい女性ランキングNO1になりそうな位知的な女性キャラだったのが、最近とあるメールがきっかけでManuke Baka Ahoキャラという地位を築きだしている、僕も尊敬しているMBAの同級生の一人なんだが、
そのmumuyauさんが最近ブログで書評をつけはじめた、
しかも僕と同じで「今年の○○冊目」という書き出しで。

現在の冊数は3対3。

こんな感じで競争心をあおられると、俄然やる気がわいてくるのが人間の性。

あぁー本読みてー。

しかし日本語を読むのはウサギのように早い僕も、英語を読む速度はカメ並み。という事で、最近全く読書に時間さけていません。

英語力ではこっちが不利。なんとか英語地獄終わらせ、むこうがレポートにてこずっている間に差をつけたいものです。ってちょっと性格悪いな。

ともかくmumuyauさん。負けへんでー。

2010年1月21日木曜日

英語日記ドリル

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今月は英語強化月間と言っても良いぐらい、英語のケースを読む事が多い。本当に辛いです。

英語力の向上の為に、今年の目標でTwitterで1日1回英語をつぶやき勉強する。という舐めた目標立てましたが、英語をつぶやきだして、おんなじような事ばかり書いてるなーと気づきました。このままじゃ全く語彙も言い回しもふえないなーって。

そこで、何か良い方法は無いかと思い、色々WEBで探していると英語日記ドリルなるものを見つけました。

http://alcom.alc.co.jp/contents/text/englishdiary.html

これは30種類の重要構文を1日ひとつずつ使うことで1ヶ月の日記を書くうちに表現力がアップしていくドリルとして使用するもの・・・だそうです。

これなら何か書こうかなーなんて困らないし、自分が使った事の無い構文も強制的に使う事になるし結構よいかも?と思いました。

しかも一回目は"It was …" 「天気が・・・だった」と超簡単。これならあきらめずに続きそう。

本も出ているようですがとりあえず、構文は30個載ってたのでこれでやってみます。

誰か楽に時間をかけず英語力が上がる勉強法あったら教えてください・・・ってそんな甘い話、無いか?

2010年1月20日水曜日

マーケティングメトリクスについて

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マーケティングメトリクスについて本を書かれたご本人から講義があった。

本も元々は600ページあったそうだが泣く泣く削ったとの事。その削った部分、各メトリクスにかかわる実例なんかの話を聞かせてより理解が深まったと思う。けど、全部話してたら朝までかかると言われていたので、もっといろんな実例が書かれていたんだろうなぁと思う。600ページ版も読んでみたかったなー。

また時間があれば別の本も読んでみよう。

なんか普通に書いているけど、著者自身に講義してもらうって、良く考えてみると本当にすごい機会をもらってますね。幸せやなー。

■マーケティングメトリクスとは?

・マーケティングの意思決定に使う指標

・経営者はどのような意思決定をしているのか?
例)新しいファミレスに行った時、これじゃ居心地が良すぎて回転率が落ちるから収益がでない、呉服屋は魚やにマルモノの魚があるかどうかで立地を選ぶ
⇒良い経営者は良いメトリクスを持っている


・測定は物の特徴に数字をあてはめること。なんでも測れる。

・市場の本質は数量化過程である。

・数字の裏にある行動(質)をみる事が大事。

・ミクロとマクロでどういう意味を持つのか?

・一度見つけ出した関数関係に固執してしまう事が多い。現在は環境の変化によって関数関係がすぐに変わる。常に最新のメトリクスを見つけだしておく必要がある。

・測定した結果から予期せぬ結果が出てきたらチャンス。ドラッカーも言っている。

■マーケティングとは?

・マーケティングは市場との関係をどうするのかという事、そのためにどうしたら良いか?

・マーケティングは価値実現のプロセス

・大事なのは営業キャッシュフロー。支配的ドライバーは売上とその成長。主要ドライバーは粗利益、販管費、運転資本

■個々のメトリクスについて

・シェアは分母に何をとるか?ユニークな市場は市場を定義できないからシェアを計算できない。⇒ブルーオーシャン。

・ブランドは制空権のようなもの。ブランドの構築はハイリスク、ハイリターン

・広告は攻める時の時間の短縮ができる。大事なのはタイミング

2010年1月19日火曜日

マーケティングメトリクス

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今年の4冊目。

メトリクスをマトリックスの事だと思ってて、なんか新しい2×2のフレームワークについて書かれた本なのかなと思ってたら、mマーケティングをどう測定するかという事について書かれた本でした。

metrics:評価指標なんですね。はずかしい。

この本を読んで、キヤノンの御手洗冨士夫さんが言った「数字なき物語も物語なき数字も意味がない」という言葉を思い出しました。

マーケティングは4Pの各項目がどれだけつながりよく働くかといった事を予測する、極端に言うと想像力が大事なんだろうなぁと思ってましたが、その物語にいかに数字の裏付けを持たせるか。そして数字も単に机上の空論では意味がなく、いかに実行することの整合を持たせているか?という事が大事という事なんでしょうね。

そして時代の変化に対応するべく、その指標も常にアップデートしておく必要がある。ホントそのとおりだと思います。

良い気づきを与えてくれた本でした。

■マーケティングメトリクスとは?

・マーケティング・メトリクス:マーケターがその市場行動を見極め、行動結果する際に使う指標

・有能なマーケターに必要な能力:

①アリの目(ミクロ)と鳥の目(マクロ)の自由置換

‐アリの目:個々の顧客の動きを観察し、その動きへの対応を考える(ミクロ視点)
‐鳥の目:多くの顧客の大衆行動が作り出す市場の流れを観察しながら、明日への戦略の構想を忘れない。(マクロ視点)

②質量両面の相対的思考

‐数字による量的思考:費用対効果や効率化や採算性など
‐戦略や活動についての質的思考:売上高成長率や粗利益率などの数字を動かす為にどのような戦略が必要なのかということに対する思考

・マーケティングメトリクスの各種指標を参考にしてマーケターはミクロとマクロの自由置換や質的両面の相対的思考を行いマーケティング目的を達成する事が必要

・様々なマーケティングメトリクスの統合によって得られる情報はいわば車のダッシュボードのようなもの。ダッシュボードに適切なメトリクスを揃えることが必要

・この本は有能なマーケターにとって不可欠なメトリクス(指標)をマーケティングに関する論点に照らし合わせながら解説した本。

■組織型ダッシュボード構築のために

・市場環境の変動に対して対応するために鮮度の高い組織型ダッシュボードを保つ必要がある。そのために行動型ダッシュボードを組織型ダッシュボードに転換する事が必要。

・行動型ダッシュボード:マーケターが意識するしないにかかわらず使っているダッシュボード

・組織型ダッシュボード:行動型ダッシュボードを踏まえて企業全体として備えるべきダッシュボード

・組織型ダッシュボードのメリット
①統合的な情報基盤になる
②マーケティング意思決定過程の統合の促進
③企業全体のコミュニケーションがすすむ

■具体的なメトリクス(119個)

1.対象市場について

・論点:市場について/製品ライフサイクル
・メトリクス:発展指数/成長率/相対的成長率

2.シェアについて

・論点:市場シェア/規模の経済・経験の経済/PPM
・メトリクス:市場シェア/市場集中度/ブランドシェア/相対的市場シェア

3.収益性

・論点:
・メトリクス:事業資産営業利益率/粗利益率/売上販管費率/商品回転率・交差比率/売上目標/

4.顧客創造

・論点:顧客とは/顧客の意思決定/顧客満足
・メトリクス:顧客化過程(購買行動の分析)/市場浸透(試買や反復購買など)

5.バリュー顧客(優良顧客)

・論点:
・メトリクス:顧客利益/顧客の生涯価値/見込み顧客の生涯価値/顧客資産

6.ブランド

・論点:ブランド
・メトリクス:価格弾力性/価格プレミアム/ブランド忠誠/ブランドエクイティ

7.広告

・論点:広告/インターネット広告
・メトリクス:広告/インプレッション/インターネット広告関連

8.販路

・論点:
・メトリクス:販路流通費用率/販路適合性/販路システム/SCM/取引依存性

9.営業力

・論点:
・メトリクス:営業部隊の規模/営業努力の適正配置/営業の業績評価/トップ営業マン活動スコア/営業ファネル(営業対象者の絞り込み過程)/営業損益分岐売上高

2010年1月18日月曜日

今週の進捗

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ほとんど守れてない、特に早くも休肝日が黄信号。

嫁さんに今日飲まへんのやろ?と言われて、「休肝日なんて無理や」なんて弱音まではいてしまいました。

すでに赤信号??

まぁボチボチやっていきます。

■健康
・体重60キロ 62.1キロ ×
・ジョギング3回 2回 ×
・休肝日1回 0回 ×

■知識・教養
・早起き7回 2回+1回 ×
・ブログ7回 7回 ○
・Twitter7回 4回 ×

■心・精神
・コーチング本月1冊 人を動かす ○
・虎の巻を読む7回 3回 ×

■プライベート・家族
・家族の時間1回 ゆっくり朝食+一緒に勉強 ○

■仕事

■経済・カネ

2010年1月17日日曜日

グローバリティとネクストビリオン

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新しく始まったグローバル経営の授業。めちゃめちゃ面白かった。

ちょうどチームでの発表も先週で終り、今週から修論に向けてエンジン全開で臨まなければいけない状況。今までサボってたからと反省しているときに今回の授業を受けパワーをもらいました。

今までもそうだったけど、関心ある事に関係する授業がいいタイミングである事が多い。めちゃめちゃラッキー。レセプターが開いているだけかもしれませんが・・・

もちろん研究という事で無く、一企業人としてそして一人の人間として得るものが多いです。

とにかくあと3回楽しみです。

■グローバリティ

・起こりつつある新たなグローバル化とは「あらゆる地域で。あらゆるプレーヤーと、あらゆるモノを争う競争」
・従来のような単なる「先進国企業による新興国への事業展開」ではない

・この競争に新興国から参戦するプレーヤー達は、かつての日韓企業の台頭とは異なる闘い方で一気に勢力図をかきかえている
‐そもそもの構造的な優位性に加えて、巨大な国内マーケットやM&Aも活用しながら津波のようなスピードと威力で迫っている
‐先進国の既存プレーヤーも必死に応戦

・こうした状況の中、かつての「グローバルの覇者」であった日本企業の取り組み/備えはまだまだ十分とはいえない、グローバル市場での存在感も薄れている。

で、どうすればよいかを学ぶ

■ネクストビリオン

・Next Billion(次の10億)は、今後の世界市場のメインストリームになり得る巨大で有望な市場
‐まだ手つかずが残る「5億世帯、18億人、40兆円」の巨大市場。さらに拡大する可能性あり
‐生活向上の願望も強く購買意欲もあり、実際に使っている(可処分所得の3割は、生活必需品以外への出費

・一方で先進国企業のこれまでのやり方の延長線で、簡単に攻め落とせる市場でもない
‐品質・ブランドへのこだわりは高く、ハイエンド商品の単なる型落ちでは買ってくれない
‐商品の認知度も高くなく、必要性すらまだ感じていないことが多い
‐近代的な流通網・販売網もない

・Next Billionの現場・ニーズを理解して、効率的に攻める先進的なプレーヤーも登場
‐納得のいく品質+手に届く価格を両立させる商品
‐効果的なカスタマーエデュケーション
‐既存の流通網を活用した顧客へのリーチ

難攻Next Billionマーケットをいち早く制し、競合優位性を築いたプレーヤーが将来のグローバルリーダーになる可能性も十分考え得る

■ポイント

・新興国企業は気付いた時には抜かれてたと感じるほど成長のスピードが速い。母国市場の大きさ×M&Aの相乗効果
・経営トップにネクストビリオンについての感覚が無いので心配になりリスクばかり考えてしまう。難しく考えない、いつかは豊かになる
・従来の成長パターンは所得にしたがって買うモノが上がるが、ネクストビリオンはカエル跳びする。理由はモノと情報の普及のGAP。夢が一番の原動力
例)インドでコンタクトレンズなど
・ポイント
‐プロダクトイノベーション
‐物流のイノベーション
‐マーケティングのイノベーション:なぜ布オムツじゃなく紙おむつ?

・どうせ日本で働いてもしんどいなら、伸びる市場で仕事をしていると楽しいのでは?
・休みを取ってバングラへ行こう

・3つのポイント
‐タイミング:定量と定性合わせて1次データで判断する:平均で見てはだめ、顧客行動を目で見る
‐やってはいけない事:日本で売れているものの廉価版、日本と同じチャネル⇒勝手な既成概念は作らない、既成概念がチャンスを見逃す。
‐KSF:どこでも成功するKSFは無い

2010年1月16日土曜日

新興国発超優良企業

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今年の3冊目。

面白かった。しかも相当。超おすすめ。

昨日から始まった新しい授業、グローバル経営の参考図書に挙げられていたので読んだんだが、もう一冊の教科書に指定されていた本より、断然面白かった。授業の内容もこの本と一致する点が非常に多いので、理解を深めたい人はお勧めします。なんて僕が言うことでもないか。

しかし本を読んだり、授業を受けたりで、新興国に行きたい。という気持ちが爆発寸前です。

トップは新興国行くと言っているが、誰も行きたがらないなんていう事を言ってる人がいましたが、うちの会社はこんなに行きたいと言っている人がいるのに行かせないなんて本当にもったいない。

能力不足?

■グローバリティ

・グローバリティ:「あらゆる国々」の「あらゆる人々」と「あらゆるもの」を競い合う時代
・今はグローバリゼーションからグローバリティへと変わっている⇒昔は新興国を生産拠点、今は市場とみなしている事が多い。しかしこれからは新興国発の企業(チャレンジャー)と競合したり、手を組んだりしていく時代になると言う事。

■津波

・チャレンジャーと既存勢力の違いはスピード
・チャレンジャーの台頭のスピードは「津波」が押し寄せているようなもの、緊急性を認識し、対応を今すぐはじめないといけない。
・チャレンジャー躍進の理由は「グローバルな資源の活用」と「飽くなきハングリー精神」
・「バリューチェーンにおける地位の向上」「新興国内インフラの急速な整備」「イノベーション力の増大」などでさらなる大変化がおこる予兆
・日本もかつてチャレンジャーだった

■ネクストビリオン(次の十億)

・ネクストビリオン:富裕層とピラミッドの最下層(BOP)のちょうど中間に位置するグループ
・チャレンジャーはネクストビリオンを次の収益源として狙っている

■7つの闘い

・グローバリティの時代に勝つためには以下の「グローバリティ時代の7つの闘い」に勝っていかないといけない

1.コスト格差を意識する

・重要なのは「低コストを目指す」事ではなく「コスト格差をつねに念頭に置く事」

・コスト削減の柱
‐労働力を最大限に活用する:労働力を削るのではなく最適なレベルに合わせる
‐クラスタ化する:
‐巨大な規模を実現する
‐単純化する

・既存勢力への示唆:チャレンジャーと同じレベルでコストを意識する
※既存勢力が新興国で業務を始めても方針の違いによって同等のコスト削減ができるとは限らない

・実現のポイント
‐製造以外の業務を移転する
‐その国の現状を学ぶ
‐現地に暮らす
‐パートナーを作る

2.人材を育成する

・新興国にも優秀な人材はあふれているわけではない
・必要な人材は見つけるものではなく育てるものである

・人材育成のカギ
‐急成長を目指して雇用する
‐育成し根付かせる:学習能力の高さが重要
‐即戦力化できるような配置をする
‐仕掛け人に立ち上げを任せる:起業家的な側面を持ったチームリーダー

・既存勢力への示唆:人材にカネを惜しむべからず

・実現のポイント
‐先進国企業の考えを変えていく:現地に製品のイノベーションをさせる、ローカルな経営方針や戦略を練る
‐現地にチームリーダーを作る
‐ローカルとグローバルのバランスをとる
‐どうやってではなく誰がを考える

3.市場に深く入り込む

・巨大市場の表面をなぞるのみで終わらず、いかに奥深くまで浸透し、膨大な数の潜在顧客を掘りおこすか?

・深く入り込む為に
‐新しいカテゴリーを創り出す
‐スイートスポットを見つける:商品の価値と値段が一番つり合うところを見つける
‐ローカライズする
‐混沌の中で流通網を築く
‐企業向けビジネスを手掛ける
‐新たな市場へ進出する:別の新興国へ、あるいは先進国へ

・既存勢力への示唆:可能な限り深くまで入り込む

・実現のポイント
‐現地の消費者を知る
‐現地の流通システムを学ぶ:新興国では商品を流通させるのが難しい
‐長期的な視野を持つ:新興国進出は思っているより難しい

4.ピンポインティングをおこなう

・業務を小さな単位に分けてモジューラー化し、各業務を世界中で最も適した地域に振り分ける。オフショアリングなど。

・ピンポインティングの目的
‐顧客との絆を築く
‐複雑性を分散させる
‐ビジネスモデルを刷新する

・既存勢力への示唆:再考し、再構築し、刷新する

・実現のポイント
‐既存の資産と向き合う:バリューチェーンが出来上がっている既存企業にとってピンポインティングは大変、チャレンジャーはゼロからの構築なので恵まれている
‐シームレスな連鎖を実現する:モジュール化する力、全体マネジメント力、モジュールをまとめる力が必要
‐すべての地域を生かす

5.大志を抱き、迅速に行動し、外に出ていく

・先進企業が最も驚いたのはスピード。急速に成長するために用いたのが合併・買収・提携・合弁

・重要なポイント
‐一気に規模を拡大する:チャレンジャーにとって買収は短距離走ではなくマラソン
‐他力を活用してブランドを構築する:ブランド価値を高めるために買収
‐組織能力のギャップを埋める
‐バーター取引をおこなう

・既存勢力への示唆:みずからの限界を知り、その限界を消し去れ ※既存勢力はためらいを捨ててチャレンジャー企業と絆を強めないといけない

・実現のポイント
‐数多くの役割を果たす:時にはライバル、時にはパートナー
‐戦略的に考える:買収の意義ではなく買収によって何が実現できるかを考える
‐バリューチェーンの評価を行う
‐外に出ていくための体制を作る

6.創意工夫によりイノベーションを起こす

・グローバリティの時代には現代的なイノベーションと臨機応変な創意工夫を組み合わせていく必要がある。

・イノベーションのための工夫
‐他社のアイデアを応用する
‐すでにあるものを活用する
‐矢継ぎ早にアイデアをだす

・既存勢力への示唆:あらゆる手を尽くしてチャレンジャーのイノベーションにやり方を学ぶ

・実現のポイント
‐協業する
‐多様性を追求する:西洋のノウハウと東洋のアイデアを組み合わせる
‐借用する
‐開発途上国に貢献する:政府の求めいているイノベーションを起こすことでその国と継続的な関係を築ける
‐それでも慎重に進む

7.多元性を受け容れる

・国によって色々と違う。その違いを違いを受け入れ活かしてこそ強みを発揮できる。

・多元性の時代を行く抜く為に
‐世界のどこで存在感を示すかを決める
‐各地域の特色を保つ:新興国の強みはその国が持つ多様性のなかにある
‐多極化する

・既存勢力への示唆:調和させる

・実現のポイント
‐さらなる多極化を目指す
‐オープンな環境を作る

■まとめ

・グローバリティは好機でもあり脅威でもある
・新興国で現地の企業とビジネスをするのは、先進国市場で既存勢力企業を相手にするのとは全く事情が違う
・グローバリティはいいことばかりではない、不満あり、混乱あり、不可思議あり、疲弊あり。だが同じくらい、活気や啓発、豊かさに満ちている。
・飛躍する方法はたくさんあり、どれが常に正しい、あるいは間違っているかは断言できない。けど飛躍するためには今までと同じことを続けるのではなく、グローバルな変革を遂げる必要がある

・グローバルな変革を遂げるための行動

‐自社の競争上のポジションを評価する:何が脅威で何がチャンスかは業界によって異なる
‐発想を変える:自分自身の目で見る、成功例を活用する、事実に基づいた分析を積み上げる、トップの人々を啓蒙する
‐自社の人材の現状を評価し、あるべき姿へ移行させる
‐好機をもれなく把握する:当初の目的から発展させあらゆる可能性を活用する
‐将来のグローバルな体制を定義する
‐創意工夫を促す
‐変革を最前線で指揮する

・グローバリティの時代に自社が成功をおさめるという心の準備はできているか?
・グローバリティにおける成功とは、いかなるものか
・チャレンジャー企業の幹部の多くが「自国の為、自国の将来の為に働いている」と堅く信じている
・あなたの行動、あなたの決断、あなたの考え、あなたのふるまいが人々の生活に影響を及ぼし、世界を変えていく。いい方向に変えるか、悪い方向に変えるか。それはあなたにかかっている。

2010年1月15日金曜日

TOEIC結果

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TOEICのスコアが返ってきた。680点。25点アップし過去最高点を更新した。

賢い皆さんの前では全くいばれないようなスコアだと思うけど正直うれしい。

正直特に英語の勉強していないが、たまに英語の文献を読むのが効いているのか、それとも英国からの留学生とのわずかなふれあいが効いているのか、はたまた簿記2級取得後、MBA入学前に集中的にしたsmart.fmでの学習が効いているのか、実は今まで眠っていた才能が覚醒したのか・・・

まぁ良くわからんけどちょっとずつでも上がっているのはうれしいし、会社や上司にも海外に行きたいと言っている事に対する努力をちょっとはしてるんだという心証は持ってもらえそう。

この勢いで1月の英語のケーススタディラッシュをモティベーション高く乗り切れたらなぁなんて思っています。

受験前に食べたチョコレートが効いたのかなぁ。

2010年1月14日木曜日

ガラパゴス化する日本の製造業

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今年の2冊目。

山場が越えてひと段落ついたと思っていたら、いきなり修論前回モードです。

授業も幸い修論テーマとかぶっているものが多いので必死のパッチでガンバリマス。


■市場背景:日本は現実を直視する必要がある

・世界では80%以下がミドルレンジにも関わらず、日本は特殊なハイエンド市場になっている
・新興市場が急速に伸び日本の市場は世界の30分の1レベル⇒BRICsも意識した製品開発が必須
・日本と異なるビジネスモデルの出現(台湾型ビジネスモデル:ボリュームゾーンを狙い撃ち)
・ダブルスタンダード化:日本の標準である高品質・高価格と、世界の標準である普通の品質・低価格の2つ市場が生まれること⇒日本市場はガラパゴス化している
・日本企業は営業利益率が悪く、コスト競争力を失っている

■事業環境

・エレクトロニクス事業環境を考える切り口

①人口、経済力と自国市場のみでビジネスできるか?および言語対応:自国に大きな市場が無い韓国台湾
②ハイテク優遇制度:圧倒的に少ない日本の税制優遇
③徴兵制と兵役免除、理系就職の国家的支援:韓国台湾は国家的バックアップ体制
④エレクトロニクス市場への本格参入時期:技術進化が早い為、後発企業に有利に働く場合あり
⑤米国との関係:水平的な米国との分業を行っている台湾企業

■台湾企業:90年代後半からエレクトロニクス産業のコスト構造を破壊し新たなビジネスモデルを創造

・台湾企業の特徴

①とびぬけた専業企業が出現
②水平分業モデルを採用、専業メーカーが多い
③グローバル市場を強く意識
④エレクトロニクス関連の企業数が非常に多くすそ野が広い
⑤日本企業と直接競合していない分野もある
⑥中国本土の企業とは一線を画す
⑦日本企業との関係は親和的な場合が多い
⑧米国との関係が深い
⑨PCを中心に世界の最先端の技術情報、顧客情報が集まる拠点となっている

・台湾企業成長の理由

①米国シリコンバレーとの人脈
②水平分業モデル、製造装置との分業化
③数の論理とBRICs市場の拡大
④人件費の安い中国市場での生産が可能なこと
⑤島国で集中投資が可能、情報の行き来も数時間ですむ
⑥エイサーからの20年以上の蓄積
⑦親日であることから日本からの技術流出を容易にする
⑧英語、中国語の二刀流
⑨国家の徹底的なバックアップ(誘致、税制、教育)

・台湾のエレクトロニクス企業

・EMS企業:メーカーからの受託で生産を専門的に行う
・ODM企業:相手先のブランド名で設計から製造まで手掛ける
・台湾の有力企業:ホンハイ、TSMC(半導体ファウンドリ)、AUO(液晶)

・台湾企業のリスク:中国大陸のローカル企業のキャッチアップ

■韓国企業(サムスン)

・サムスンの特徴

①果敢な設備投資でボリュームゾーンを徹底的に狙う
②半導体、液晶パネル工場などの徹底した集中投資
③サムスン系列も駆使したシナジーある垂直統合モデル

・日本企業との相違点

①グローバル市場を強く意識
②広告投資なども旺盛でブランド意識も高い
③執念の違い、撃たれ強さ
④儲ける時は徹底して儲ける
⑤マスマーケットに集中し、シナジーを追求した垂直統合を実践
⑥トップダウンとピラミッド型組織経営
⑦GDPに占める比率が高く、韓国そのものを支える企業
⑧大手電機メーカーが韓国は2社、日本は9社

■世界的潮流

・標準化を利用した企業が優位に立つ
①ルールを作った企業は日米欧が多い
②韓国台湾企業がルールを作る事は珍しい
③ルールを作った企業が必ずしも儲かるとは限らない
④ルールをうまく利用した企業がカツ
⑤世界のルールにすることが大切(国内だけでは不十分)
⑥特許の強い主張は一つの手段、執念が大切(特許を攻撃的姿勢で守る)
⑦ルールを作らないのも選択肢

・グローバル化の影響:給与体系、雇用体系、職に対する意識の相違

■世界で勝ち抜くためのビジネスモデル

・日本企業の躍進に対してジャックウェルチがした事
①日本企業の実力を認める
②日本と直接競合をさけるような事業分野を取捨選択
③テレビ、半導体売却、放送、医療機器を買収
④すばやい意思決定
⑤人員削減を含む事業構造改革を断行

・日本企業が韓国台湾企業と直接競合を避ける分野とは
①すり合わせ技術が生かせる
②機械的な機構部品が必要
③環境問題などで厳しい制約
④製造ノウハウが外部流出しにくい
⑤命にかかわり事故が絶対にゆるされない
⑥顧客から製造コストがみえないようにする
⑦最先端の技術力を発揮できる成長市場がある

・優良電子部品メーカ:日本電産、村田製作所など
①専業化が進んでいる
②工場のアジアシフトが進んでいる
③製造にすり合わせ技術が必要で工場のブラックボックス化が進んでいる
④技術力を駆使できるハイエンド市場が豊かに存在
※経営がトップダウンで迅速
※ローエンド企業とのチキンレースは避けている
※グローバル相手にビジネスしている

・解決しないといけない課題
①国内企業同士の合併がカニバリを生む
②M&Aの対象事業が対象企業の一部にすぎず再編が進みにくい
③リストラしにくい事業環境

結局「敵をしり己をしれば百戦危うからず」という事です

2010年1月13日水曜日

他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来だけだ

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エリック・バーン(アメリカの精神分析医)
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先日つい見ていたドラマ「筆談ホステス」で出てきた言葉です。なに見てるねんて感じですが、不覚にも感極まって落涙してしまいました。

確かコーチングでも出てきた気がするし、ブログ部のREDNOSEさんが「変わるのは自分」なんて書いてるしタイムリーだなーと。

調べたところエリック・バーンという人が始めて言ったようです。このタイトルで本を出している人がいますが、あまりに評判悪い人なのが残念。

言葉だけじゃ駄目。それを心に刻み実践しないと駄目って事ですね。

2010年1月12日火曜日

進捗管理

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早いもので今年も12日が経過してしまいました。

今年は細かく実行計画立てたので毎週日曜日に達成率を見直す事にしました。

第一週結果は下記の通りです。結構できてないなぁ。反省。

■健康
・体重60キロ 61.7キロ ×
・ジョギング3回 1回 ×
・休肝日1回 1回 ○

■知識・教養
・早起き7回 1回 ×
・ブログ7回 7回 ○
・Twitter7回 3回 ×

■心・精神
・コーチング本月1冊 人を動かす ○
・虎の巻を読む7回 0回 ×

■プライベート・家族
・家族の時間1回 カルタ ○

■仕事

■経済・カネ

2010年1月11日月曜日

人を動かす

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今年の1冊目。

毎年1冊目って結構悩むんですよね。去年は確か7つの習慣を読みました。(2冊目になってるけど、読みだしたのは7つの習慣が先のはずです)

なんとなく昔読んで良いと思った本をもう1回読みたいなぁという気になります。なんでかは解りませんが。今年は月1でコーチングに関する本を読もうと思っているということもあり選んだのがデール・カーネギーの「人を動かす」。

前読んだのは多分5年位前やなー。あの時もコーチングブームだったな。今度は途中であきらめることなくガンバリマス。

■人を動かす三原則

1.盗人にも五分の理を認める:批判も非難もしない。苦情もいわない
2.重要感を持たせる:素直で、誠実な評価を与える
3.人の立場に身を置く:強い欲求を起こさせる

■人に好かれる六原則

1.誠実な関心を寄せる
2.笑顔を忘れない
3.名前を覚える
4.聞き手にまわる
5.関心のありかを見抜く
6.心からほめる:重要感を与える、誠意をこめて

■人を説得する十二原則

1.議論をさける
2.誤りを指摘しない:相手の意見の敬意を払う
3.誤りを認める
4.穏やかに話す
5.”イエス”と答えられる質問を選ぶ
6.しゃべらせる
7.思いつかせる
8.人の身になる
9.同情を持つ:相手の考えや希望に対して
10.美しい心情に呼び掛ける
11.演出を考える
12.対抗意識を刺激する

■人を変える九原則

1.まず褒める
2.遠まわしに注意を与える
3.自分の過ちを話す:誤りを話した後注意する
4.命令をしない:命令せず意見を求める
5.顔をつぶさない
6.わずかな事でも褒める
7.期待をかける
8.激励する:能力に自信を持たせる
9.喜んで協力させる

■幸せな家庭をつくる七原則

1.口やかましく言わない
2.長所を認める
3.あら探しをしない
4.ほめる
5.ささやかな心づくしを怠らない
6.礼儀を守る
7.正しい性の知識を持つ

2010年1月10日日曜日

祝!優勝

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優勝しました!

まさかの3チーム同点。ということで5点が一番多いチームが優勝というルールが急遽追加され、見事優勝する事ができました。

他のチームの方が納得いってるんかなぁ?なんて思ったりして。余計な心配ですね。素直によろこんどこうと思います。

しかしどのチームも最後にはしっかり帳尻を合わすというか、きっちりと仕上げて着ててやっぱり自力がある人ばっかりだなぁーなんて妙に感心してしまいました。ホントすごい人ばっかりです。

どっちみちレポート書かないといけないので少し勝因と反省点をまとめてみたいと思います。

■良かった点

・とにかく楽しかった

人は楽しい時に一番パワーがでる。本当にそう思います。研究しているテーマも楽しかったし、メンバーもに楽しかったし、飲み会も楽しかった。

特に今回のチームメンバーはコーチングで習ったタイプ分けでいうところのプロモータータイプばかり(確か一人以外全員?)。とにかく楽しむというスタンスで終始、続けられた事が良いアウトプットが出せた最大の原因ではないでしょうか。

しかしプロモータータイプじゃなかった人はどう思ってたんだろうか。少し心配。

・チームメンバー

最大の勝因。

最後プレゼンは任せていただいたけど、全員の力でもぎとった勝利だと思います。この6人のうち誰がかけても優勝できなかった。ほんとそう思います。まじでケミストリー感じました。

無計画なチームで唯一の常識人Tさん(他の人すいません)。発表日に向けての工程管理等をさりげなくされるところは見事でした。役割、会社のロケ共にチームのヘソのような存在でした。

チーム内での議論を終始引っ張ってくれたAさん。理解するのに2週間かかるくらいぶっ飛んだ意見。その意見の度に議論のステージが一段ひきあがられました。変態っているんだなぁとホント思いました

エロ担当のIさん。訪問企業との窓口すべて担っていただきました。窓口業務大変なんですよね。そしてIさんの超ポジティブシンキング。その姿勢が、運も呼び込んだ結果がV2達成なんでしょうね。

暴走気味の議論に常に冷静な意見を言うMさん。またそれを言うのが深い議論と暴走との間の絶妙のタイミングなのが子憎たらしい。カラオケのアウトというタイミングも絶秒でした。

そして鳥になったり、星になったり、伝説になったと思ったら・・・実は想像上の生き物だったSさん。ほんま最高でした。遠方からはるばる来るのは本当に大変だっただろうなと思います。

・テーマ選定

テーマに関してはちょうどカンブリア宮殿で見たメガネ21にあまりに衝撃を受けた為、「ノルマの無い会社」というテーマでやろうと思っていたのですが、知らない間に「変わった制度」に変わっていました。

結局知りたかった事はモティベーションについて。仕事で若手のやる気をどうしたら引き出せるのか悩んだ経験があり、一度しっかりと人系について学びたいなと思ってました。修論は新興国進出しか考えて無かったし。

だからモティベーションに対する切り口は特になんでも良かったってわけですよね。「サイコロ給」「先着順採用」なんて聞いた瞬間ビビッと来ました。これで「まさか」と「なるほど」の「まさか」は完全大丈夫だと安心して研究進めることができました。

そして早めにテーマがきまって。早めに企業訪問等に取り組めたのが良かった。結局プレゼン資料の完成は前日でしたが。

■反省点

・とにかく飲みすぎたこと。

二日酔いでほとんど翌日棒に振りました。最悪です。

そして最大の反省点は終電の逃しっぷり。そもそもチームを組む時にタクシー代を割り勘できるように近所のSさんを誘ったのが失敗の始まり。

最初は京都駅からだったのが、どんどんエスカレートしていき、大阪からになり、最後はとうとう神戸からタクシーという事になってしまいました。

そして企業訪問後の打ち上げを行った名古屋で新幹線の終電を乗り過ごす・・・新幹線の終電逃し人生初めてでした。フロー状態入ってしまってましたね。

それ以外は反省点ないなぁー。

という事で楽しかったチームでの研究は2回終わり、今からは孤独な闘いです。さびしいなー。

2010年1月9日土曜日

新年いきなりジャッジメントディ

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新年一発目のMBAの授業はいきなりの大プレゼン大会です。

みんながチームに分かれて行った4か月の研究。その結果があと12時間後位にはでてるんだなぁー。

今回もプレゼンテーターの大役を任せていただき、うれしい半面強烈なプレッシャー。

しかし、今回は研究テーマも楽しかったし、最高に楽しいメンバーと研究する事が出来ました。

今日は勝利の美酒に酔いたいと思います(予定)。

2010年1月8日金曜日

経済・カネの目標について

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家計全般の見直しを行なう、小遣いの範囲内で生活する(MBA取得後)

・月次予算の見直し(4月)
・保険の見直し(4月)

最近株とかも全くしてないし、そもそも家買ってそんなお金も無いし・・・という事で非常に難しい目標でした。

繰上げ返済のために節約するといっても、MBAの皆さんとの貴重な交流の機会(というか飲み会)を減らすというのももったいない話やし。まぁ飲み会については多少やりすぎな面はあるので改善は必要なんですが・・・

しかし今年は住宅ローンの返済が始まったりとか、子供が小学校に入ったりとかで、ライフイベント的には大きな変化があります。一度じっくりと財産形成について考えてもよいかなぁと思い「家計の見直し」という目標を作りました。ファイナンシャルプランナーに相談でもしようかな?

そしてMBA卒業後には言い訳できなくなりますので、残念ですが小遣いの範囲内で生活したいと思います(
涙)。

いつまでも「借金は出世払いで返します。」とか言ってたら、いい加減嫁にきれられそうやしね・・・

2010年1月7日木曜日

仕事の目標について

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社内評価にこだわる

・昇進する
・能力開発面接で最も良いランクをとる

これは目標はあんまり定量化できてないですね。行動計画が目標みたいになってて、行動計画が無いような感じ。まぁ会社は会社でほっといても目標たてさせられるから別によいかなぁって思ってるんですが。

今までは社内の評価なんか気にしなくても、やることやって、成果さえ出せば周りの人は自然と評価してくれるはず。また仮に成果が出なくても目標に向かって頑張っていれば、そのプロセスについても周りの人は評価してくれるはず。そう思って仕事をしてきました。

正直、社内の評価ばかり気にして上司とコミットした内容だけするような働き方ってあんまり好きじゃないんですよね。

基本的にその考えは変わらないんですが、スタッフ部門にきて良い成果を出すって事がすごい難しいなぁと痛感しています。それ以前に定量目標を立てること自体が難しいし。

だから、意識的に評価を気にして行動したほうがよいのかなぁと思って、「社内評価にこだわる」という目標にしてみました。

別に評価だけを気にして、働こうというわけではなくて「頑張って成果をだして評価されよう」と考えていたのを「評価されるような成果を出せるような行動をしよう」という逆の発想で仕事しようという感じです。だから仕事に対する価値観やするべき事は全く変わっていない・・・

書いてて良くわからなくなってきたのですが、伝わってますか?

営業は求められる事が明確化しているのでそれに向かって行動するだけで良かったけど、今は求められている事を自分で考えて行動しないといけない。社内評価にこだわるというのはそういう思いが込められている。

ますますわからんような気が・・・

まぁ、そもそも自分さえわかってりゃいいんですけどね。

2010年1月6日水曜日

プライベート・家族の目標について

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家族みんなで頑張る習慣を作る

・家族全員で共同作業をする時間を持つ(週に1回、最低1時間)

この目標も習慣作り。しかも家族を含めての習慣作りです。

日曜の午前に家族団欒の朝食を終えてから、一緒に勉強したり、一緒に料理作ったり、一緒に庭に花を植えたりしたいと思ってます。家も買うしね。

とにかく何でも良いから家族で目標を立てて、それをみんなで協力して頑張る!そんな習慣を作ろうと思います。

何か小さい目標のような気もしますが、これは長期的に見ると結構大事な事だと思ってます。というのも「他人を幸せにできる人間になる」「全員が幸せで協力しあい夢に向かってがんばる家族になる」という二つの夢を叶える為の、需要なステップに成りそうだと思っているからです。

まず、「他人を幸せにできる人間になる」ために、周りに良い影響を与えれる人間になるというステップがあるのかなぁなんて漠然と思ってます。確か2008年の目標にした記憶があるんですが。

子供に良い影響を与えられないような人が、会社で価値観の異なる大人相手に、良い影響を与えれるはずないですもんね。そう考えるとこの目標は他人を幸せにできる人間に成る為の重要な第一歩だと思います。

そして、「全員が幸せで協力しあい夢に向かって頑張る家族になる」

これは、家訓「夢を叶えれるのは今の自分だけ、みんなで力をあわせて、いつも笑顔で楽しく、全力で今日を生きよう」をみんなで実践しようって事ですね。そのものズバリ。

まぁ、色々書きましたが結局は子供がうれしそうな顔しているのを見ると、こっちもうれしくなってパワーをもらえる。それが一番大きいんですけどね。

2010年1月5日火曜日

心・精神の目標について

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コーチングを意識する

・コーチングの本を読む(月1冊)
・コーチングのポイントをまとめた虎の巻を作る
・作った虎の巻を毎朝読む

毎年一番困るのがこの項目。定量化するといっても難しいしねー。

去年、一瞬うまく行きかけたコーチングを意識したコミュニケーション。これを続けたらいけるんちゃう?と思ったものの、授業が終わるとすっかり忘れてしまい、結局全く実践できずに終わりました。予想通りです。

今年はそれを忘れずに行なう。その為にリマインドさせる仕組みを作る。という事でこんな目標になりました。

結局、心を変えようと思ったとしてもそんな事簡単にできるはずが無く、どれだけ意識を持って継続的に行動できるか、つまり習慣化できるかが大事って事なんですよね。今年のスローガンのとおりです。

人間の慣性の法則おそるべし。

2010年1月4日月曜日

知識・教養の目標について

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MBA取得、TOEIC730点

・早寝早起(飲み会の翌日以外は4時起床)
・ブログ毎日更新
・Twitterで英語でつぶやく(1日1回)

MBA取得はともかく、英語の目標も毎年何もせずに終わる代表的なものですね。行動計画を立てたものの、twitterでつぶやくだけで英語力つくのか?というのも疑問やし・・・

今年は監査で英語圏への海外出張多い見たいやし、上司は全くしゃべれないので面接でも英語はまかせたみたいな感じでいわれたしね。

まぁ海外行きたいって散々言ってて英語できませんでいつまでも済むはず無いから、今年は仕事で使うのをきっかけとして頑張りたいと思います。

まぁその前に修論という最大の山があるんですけどね。

とりあえずはMBAに集中して、英語学習に関してはそれが終わってから詳しく考えたいと思います。

2010年1月3日日曜日

健康の目標について

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健康診断再検査項目ゼロに

・体重60キロにし、それを維持する
・ジョギング週3回
・休肝日週1回(基本月曜日)

ちなみに去年は尿酸値とコレステロールが引っ掛かっていました。

悲しい話なんですが、35をすぎて加速度的にオジサン化がすすんでいます。まぁ残念ながら、毛が抜けていくので見た目的には仕方ないかなぁなんてあきらめているのですが・・・

そこで外見は仕方が無いとしても、中身はちょっとでもマシでいたいという思いを込めて今回の目標を作りました。食生活の改善によるダイエットでは無く、体に良い習慣をつけよう!といった感じですね。なんとなく実現が怪しい感じがしますが・・・

来年位にマラソンデビューを目指して見ようかな?

というかその前に病院いかんとだめですね。

2010年1月2日土曜日

今年のスローガンについて

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習慣はやがて人格へと変わる

ここ数年、目標が絵に描いた餅状態で、全く意味のないような事がありました。

例えば去年の目標で言うと「感情的に怒らない」「コミュニケーション能力をつける」「監査能力の向上」なんていうのは、目標として成立してないなぁと。

それで結局なんにも変わらずに一年が終わり、振り返りの時に「目標が悪かった」なんて反省することに。完全に不毛な事の繰り返し。そんな事ばっかりで繰り返していると勿体ないですもんね。今年いう年は一生に一回しかないわけやし。

そこで今年は目標を全て定量化する。その定量化した目標を実行する為にどんな行動をするかを決めるという観点で目標を作りました。少し怪しいのもありますが。

行動が変われば習慣が変わって、習慣が変われば人格が変わるというわけです。

という事で今年のスローガンはなりたい自分になる為の行動を習慣づけて人格を変えて生きたいという思いを込めて「習慣はやがて人格へと変わる」にしました。オードリーヘップバーンの言葉だそうです。

本当は大好きな言葉「心が変われば態度が変わる、態度が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる、運命が変われば人生が変わる」にしたかったんですが、あまりに長いのでやめました。

ということで、今年も頑張ります。(こればっかり)

2010年1月1日金曜日

2010年目標

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

一年の計は元旦にありという事で、今年の目標発表です。

毎年恒例なんですが一応説明から。僕は多方面にわたって幸せに成る為に「健康」「知識・教養」「心・精神」「プライベート・家族」「社会・仕事」「経済・金」の6項目について目標をたてています。

出世したけど家庭や健康はボロボロとか、頭も良く心は清いけど生活に困る程貧乏とかでは無く、全ての面で幸せになりたいからです。

欲張りですが、いつまでも健康で頭がよく、尊敬され家庭も円満で出世して金持ちになりたいと本気で思っています。

意識をしないとついつい仕事だけとか偏った目標になりがちですもんね。

という事で今年も盛りだくさんな2010年の目標と行動計画はこんな感じです。個別の目標に込められた思いは、またおいおい書いて行きたいと思います。

2010年の目標
■今年のスローガン:習慣はやがて人格へと変わる 
 
■健康:健康診断再検査項目ゼロに
・体重60キロにし、それを維持する
・ジョギング週3回
・休肝日週1回(基本月曜日)

■知識・教養:MBA取得、TOEIC730点
・早寝早起(飲み会の翌日以外は4時起床)
・ブログ毎日更新
・Twitterで英語でつぶやく(1日1回)

■心・精神:コーチングを意識する
・コーチングの本を読む(月1冊)
・コーチングのポイントをまとめた虎の巻を作る
・作った虎の巻を毎朝読む

■プライベート・家族:家族みんなで頑張る習慣を作る
・家族全員で共同作業をする時間を持つ(週に1回、最低1時間)

■仕事:社内評価にこだわる
・昇進する
・能力開発面接で最も良いランクをとる

■経済・カネ:家計全般の見直しを行なう、小遣いの範囲内で生活する(MBA取得後)
・月次予算の見直し(4月)
・保険の見直し(4月)