2009年12月17日木曜日

キャリア

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キャリア論よくわからんけどビビッときました。興味はめちゃめちゃ湧いてきてもっと詳しく学びたいけど、残念ながらこの授業は今回で終了。

組織行動で学ぶんだろうかそれともこれでおしまい?

とりあえず本でも読もうかな・・・

■組織内キャリア発達

・個人が組織に入って移行過程を経て異なるキャリアへ

・キャリアは客観的キャリアと主観的キャリアがある

・移行過程の因子
‐マクロ因子:社会的因子(家庭環境、教育、性差)と経済的・一般的因子(景気、技術的変革、戦争、自然災害)
‐ミクロ因子:個人の内的因子(能力・適正・価値観・欲求・関心・キャリア志向)と組織による因子(戦略・組織・職務・職場・上司との関係)

・移行過程への二つのアプローチ
‐節目のデザイン(Transition論)
‐計画された偶然性(Planned Happenstance論)

■有名人(?)のキャリア観

・孔子

われ、十有五にして学に志し(志学)
三十にして立ち(立身)
四十にして惑わず(不惑)
五十にして天命を知り(知命)
六十にして耳順い(耳順)
七十にして心の欲するところにしたがいて矩(のり)をこえず

※われ三十五にして志学って感じです・・・

・ユング:人生の正午。体力の衰えや時間的展望の狭まり。自己の有限性の自覚と受容が起こり真の個性化が始まる。

・エリクソン:アイデンティティ→親密性→世代性(次世代をはぐくむ)→統合性(色々あったけどひっくるめてよかった)

・レビンソン:アイデンティティの探究→確立→再確立、再方向付けの模索、自分の再吟味

■認知的不協和

・人間は現状(成功・失敗)を自分に都合よく合理化する
・認知されているXとYと2要素あって非XがYから帰結されるときXとYは不協和の関係にある
⇒それは心理的な不協和をもたらすので、不協和を低減させようとする

例)X:私は健康、Y:煙草を吸う⇒私は健康と煙草を吸うということは矛盾するので不協和になる。そこで無理な理屈をつけて(自動車事故より可能性が低いなど)低減させようとする。

・帰属スタイル(不協和を低減させるためにどんな理屈を作るか)

‐内部帰属⇔外部帰属
‐安定的⇔不安定的

①能力(内部×安定)
②努力(内部×不安定)
③タスク困難度(外部×安定)
④運(外部×不安定)

※楽観主義者は失敗は外部に、成功は内部に帰属させる(失敗は運が悪かった、成功はおれの能力)
※悲観主義者は失敗は内部に、成功は外部に帰属させる(失敗は自分の能力のせい、成功はたまたまです)

・楽観的な事は大事。悲観的ではチャレンジしなくなる。

■自立型キャリア発達のモデル

・過去:節目ごとの一皮むけた経験

・現在:過去を回顧し、将来を展望し統合させる

・回顧

①節目を認識する
②経験から教訓を得る
③教訓を「今この仕事」に意味づける

・展望

④キャリア目標のラインナップ(will)
⑤自己効力感(can)
⑥役割期待の整合性(should)

・統合

‐現在の状態と望ましい状態のギャップの認識
‐問題解決行動

※わかりそうでわからん・・・

■(よくわからんけど)まとめ

・キャリアはすべて偶然の産物(なんじゃそりゃ):キャリアは計画と偶然の間で理想の自己と現実の事故に折り合いをつけながら進化的に決まる。

・(しかし・・・)偶然が起こるのはその前にある行動をとったから。偶然を活用してその出来事を力(キャリアの推進力)に変えていくには5つの力が必要だ。

⇒予期せぬ出来事を呼び込む能動的アクション

①Curiosity:好奇心を持ち広げる
②Persistence:すぐには諦めず、やり尽くしてみる
③Optimism:大半の悲観的なコメントよりもたった一人の前向きなコメントを心においてみる
④Risk-Taking:失敗はするものだと考え、今ある何かを失う可能性よりも新しく得られる何かにかけてみる
⑤Flexibility:状況の変化に伴い、一度意思決定したことでもそれに応じて変化させればよいと考えてみる。

クランボルツ「偶然はその前に自分が起こした行動によっておこる」(計画された偶然)

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