2009年10月21日水曜日

4つのレバー

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■背景

・組織は成長する
‐創造性による成長(起業家的構造):りーだーしっぷの危機
‐指揮命令による成長(職能構造):自主性の危機
‐権限委譲による成長(分権化構造):こんとろーるの危機
‐調整による成長(せぐめんと構造):官僚主義の危機
・組織デザインの原則にのっとり資源を調整し危機を回避する

■戦略を実現する為の組織デザイン

・組織デザインの引っ張り合い
‐戦略と組織構造
‐アカウンタビリティと適応力
‐階層関係とネットワーク関係
‐私利とミッションの実現

・組織デザインを行う上での4Cの分析
・4C:特定の戦略をうまく実行する組織デザインの答を導く決定要因。レバーのデザインを行う為に分析しないといけないもの
‐顧客定義(Customer definition)
‐重要業績指標(Critical performance variables)
‐創造的引っ張り合い(Creative tension)
‐他者へのコミットメント(Commitment to others)

・全体像
①顧客は誰?
②どのような価値を提供する?
③どのような資源を与えれば良い?
④具体的な部門目標と目標水準の決定とそれをコントロールする仕組み(診断的コントロールシステム)
⑤水平的、垂直的な部門を超えたコミュニケーション、相互作用(インタラクティブネットワーク)
⑥他者を積極的に支援しようとする責任共有の意識

・4つの注意の幅を考える
‐コントロールの幅:職務を遂行する為に、コントロール可能な資源は何か?
‐アカウンタビリティの幅:どのような尺度が業績の評価に利用されるのか?
‐影響の幅:責任となる目的の達成のために。誰とインタラクション行い、誰に影響を及ぼす必要があるか
‐サポートの幅:他者に援助を求める際に、どの程度サポートを期待できるだろうか?

・資源の供給=資源の需要
⇒コントロールの幅+サポートの幅=アカウンタビリティの幅+影響の幅
※責任を果たすには権限がいる。権限が少なくてもサポートしてくれる風土があれば責任は果たせる
※影響を与えなければいけない人が多い場合はより強い権限、もしくはサポートがいる

・責任と権限の一致。
・起業家ギャップ。権限を上回る責任。注意の幅が広がり別に悪くは無いが、サポートの幅ででギャップを埋める必要がある。
・いきすぎた起業家ギャップはフラストレーションを生む

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