2010年1月20日水曜日

マーケティングメトリクスについて

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マーケティングメトリクスについて本を書かれたご本人から講義があった。

本も元々は600ページあったそうだが泣く泣く削ったとの事。その削った部分、各メトリクスにかかわる実例なんかの話を聞かせてより理解が深まったと思う。けど、全部話してたら朝までかかると言われていたので、もっといろんな実例が書かれていたんだろうなぁと思う。600ページ版も読んでみたかったなー。

また時間があれば別の本も読んでみよう。

なんか普通に書いているけど、著者自身に講義してもらうって、良く考えてみると本当にすごい機会をもらってますね。幸せやなー。

■マーケティングメトリクスとは?

・マーケティングの意思決定に使う指標

・経営者はどのような意思決定をしているのか?
例)新しいファミレスに行った時、これじゃ居心地が良すぎて回転率が落ちるから収益がでない、呉服屋は魚やにマルモノの魚があるかどうかで立地を選ぶ
⇒良い経営者は良いメトリクスを持っている


・測定は物の特徴に数字をあてはめること。なんでも測れる。

・市場の本質は数量化過程である。

・数字の裏にある行動(質)をみる事が大事。

・ミクロとマクロでどういう意味を持つのか?

・一度見つけ出した関数関係に固執してしまう事が多い。現在は環境の変化によって関数関係がすぐに変わる。常に最新のメトリクスを見つけだしておく必要がある。

・測定した結果から予期せぬ結果が出てきたらチャンス。ドラッカーも言っている。

■マーケティングとは?

・マーケティングは市場との関係をどうするのかという事、そのためにどうしたら良いか?

・マーケティングは価値実現のプロセス

・大事なのは営業キャッシュフロー。支配的ドライバーは売上とその成長。主要ドライバーは粗利益、販管費、運転資本

■個々のメトリクスについて

・シェアは分母に何をとるか?ユニークな市場は市場を定義できないからシェアを計算できない。⇒ブルーオーシャン。

・ブランドは制空権のようなもの。ブランドの構築はハイリスク、ハイリターン

・広告は攻める時の時間の短縮ができる。大事なのはタイミング

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