みなさん。
ご訪問ありがとうございます。ブログ部副部長です。
りこやん部長のように切れの良い笑いはとれませんが、なんとか更新がんばっていきますのでよろしくお願いします。
しかし、このタイミングでの最新の更新が1Q84読みましたっていう話。そんな暇あったらもっと課題しろと怒られそうですね・・・
2009年6月30日火曜日
2009年6月28日日曜日
ROICとWACC
うちの会社は各事業部ごとに目標のROICを設定されています。ROICってSVAやEVAなどと同じく価値創造に視点を置いた目標なんでしょうか?
とふとした疑問がよぎり・・・思い立ったが吉日という事で早速考えてみました。
・ROIC(投下資本利益率):税引後営業利益率÷(株主資本+有利子負債)
‐税引き後営業利益率(NOPLAT)=営業利益×(1-実効税率)=EBIT×(1-実行税率)
‐株主資本+有利子負債=投下資本(IC)
・WACC=(有利子負債×負債コスト×(1-実行税率)+株主資本×株主資本コスト)÷(株主資本+有利子負債)
*WACCは比較を簡単にする為に式をいじってます。
でこのふたつの指標、両方とも分母が株主資本+有利子負債なのでROICとWACCを直接比較する事で、事業が資本コストを稼げているかを比較する事ができるってことですね!うぉー感動!
・ROIC>WACC=資本コストを上回る利益を稼ぐ優れた事業
・ROIC<WACC=資本コスト以下の利益しか稼げないダメな事業
やれEVAだやれSVAだと資本コストを上回れといわれてもいまいちピンとこない事ありますが、事業部別に目標としてROICを設定するというのはいいかも知れませんね。ROEやROAの親戚だよといったらまだ抵抗なく受け入れられそうな気がする。という僕もROICについて全く理解していなかったんですが。
うちの会社もまんざら捨てたもんでもないですね!
ちなみにROICを分解すると・・・

・・・理解不能。
しかし今日はブログ更新しすぎですね。今週はこれから様々な課題に専念する為おそらく更新頻度小だと思います。ご了承ください。
とふとした疑問がよぎり・・・思い立ったが吉日という事で早速考えてみました。
・ROIC(投下資本利益率):税引後営業利益率÷(株主資本+有利子負債)
‐税引き後営業利益率(NOPLAT)=営業利益×(1-実効税率)=EBIT×(1-実行税率)
‐株主資本+有利子負債=投下資本(IC)
・WACC=(有利子負債×負債コスト×(1-実行税率)+株主資本×株主資本コスト)÷(株主資本+有利子負債)
*WACCは比較を簡単にする為に式をいじってます。
でこのふたつの指標、両方とも分母が株主資本+有利子負債なのでROICとWACCを直接比較する事で、事業が資本コストを稼げているかを比較する事ができるってことですね!うぉー感動!
・ROIC>WACC=資本コストを上回る利益を稼ぐ優れた事業
・ROIC<WACC=資本コスト以下の利益しか稼げないダメな事業
やれEVAだやれSVAだと資本コストを上回れといわれてもいまいちピンとこない事ありますが、事業部別に目標としてROICを設定するというのはいいかも知れませんね。ROEやROAの親戚だよといったらまだ抵抗なく受け入れられそうな気がする。という僕もROICについて全く理解していなかったんですが。
うちの会社もまんざら捨てたもんでもないですね!
ちなみにROICを分解すると・・・

・・・理解不能。
しかし今日はブログ更新しすぎですね。今週はこれから様々な課題に専念する為おそらく更新頻度小だと思います。ご了承ください。
SVA
ファイナンスって面白いなぁ。と思うようにしています。嫌になると本当につらそうなので。まぁ本当に楽しいんですが。
けどファイナンスの考え方ってほとんど理解されていないと思うので会社とかで張り切って使うとドン引きされてしまいそうな予感がしますね。
■SVA
・SVA:税引後営業利益から投資額×WACC(加重平均資本コスト、加重平均期待収益率)を引いた値。
・SVAの意義:会計利益が黒字でも企業は株主に資本コストを支払えているとは言えない。株主の資本コストを上回る成果を出して(つまりSVAがプラス)初めて価値想像が行われていると考えられる。
・SVAを高めるには、利益を増やすこと、資本コストを下げる事。資本コストを下げるには投下資本を少なくすることが重要。
・短所①:将来の成長に必要な無駄やリスクを忘れてしまう事。⇒長期的な投資はNPVで判断するなど柔軟な対応が必要。
・短所②:資金面で取引先との関係悪化。
・(概念が難しく直感的でない為)納得させるのが難しい?
例)事業による資本コストの違いに対する社内の反発:業界によるWACCはほぼ同じ。社内では無く社外に目を向け競合と戦っていくには、高い資本コストを超える事業計画を立案する必要がある。
例)投資家からのWACC等の低さに対する疑問:WACCは市場から得られるデータによって決まる。意図的に増やしたり減らしたりする事はできない。
・全社一律の資本コストを用いる事で課題投資や過小投資が起こる。
うちの会社は各事業部ごとに目標のROICを設定されています。多分。ROICってSVAやEVAなどと同じく価値創造に視点を置いた目標なんでしょうか?
ちなみにROICの説明ってなんど聞いても理解できなかったんですが一度導入した意図、数値の根拠も含めてしっかりと理解したいです。
けどファイナンスの考え方ってほとんど理解されていないと思うので会社とかで張り切って使うとドン引きされてしまいそうな予感がしますね。
■SVA
・SVA:税引後営業利益から投資額×WACC(加重平均資本コスト、加重平均期待収益率)を引いた値。
・SVAの意義:会計利益が黒字でも企業は株主に資本コストを支払えているとは言えない。株主の資本コストを上回る成果を出して(つまりSVAがプラス)初めて価値想像が行われていると考えられる。
・SVAを高めるには、利益を増やすこと、資本コストを下げる事。資本コストを下げるには投下資本を少なくすることが重要。
・短所①:将来の成長に必要な無駄やリスクを忘れてしまう事。⇒長期的な投資はNPVで判断するなど柔軟な対応が必要。
・短所②:資金面で取引先との関係悪化。
・(概念が難しく直感的でない為)納得させるのが難しい?
例)事業による資本コストの違いに対する社内の反発:業界によるWACCはほぼ同じ。社内では無く社外に目を向け競合と戦っていくには、高い資本コストを超える事業計画を立案する必要がある。
例)投資家からのWACC等の低さに対する疑問:WACCは市場から得られるデータによって決まる。意図的に増やしたり減らしたりする事はできない。
・全社一律の資本コストを用いる事で課題投資や過小投資が起こる。
うちの会社は各事業部ごとに目標のROICを設定されています。多分。ROICってSVAやEVAなどと同じく価値創造に視点を置いた目標なんでしょうか?
ちなみにROICの説明ってなんど聞いても理解できなかったんですが一度導入した意図、数値の根拠も含めてしっかりと理解したいです。
内部留保
たびたび出てきますね。内部留保。
そんなに悪いものなんでしょうか?考えてみました。基本的な知識が無いのであってるかどうかわかりません。内部留保を悪いと思わない人の感覚的な話です。
・株主資本100としてROE10%(一定)とする。
・内部留保せず100%配当、半分配当、配当なしの3パターン考える。

こう考えると2年目以降は株主のリターンである純利益は配当が無い時が一番多くなっており、株主の価値である株主資本も配当ゼロが一番大きくなる。もちろんROEを10%一定という前提があるからなんですが。
キャッシュを眠らせるなど資金が有効に使われずROEが下がるなら配当した方がいい。けど成長余力があるなら内部留保して投資にどんどん使ってROEを維持または向上させながら事業を行う事がが一番株主価値の向上につながるってことなんじゃないのかなぁと思っています。
ビバ内部留保!
ウォーレン・バフェットについて書かれた本を読んだ時に企業は配当せず全部内部留保するべきだと書いてあったと思ったんですが、その本がどこにいったか見つからない。また探してみます。
そんなに悪いものなんでしょうか?考えてみました。基本的な知識が無いのであってるかどうかわかりません。内部留保を悪いと思わない人の感覚的な話です。
・株主資本100としてROE10%(一定)とする。
・内部留保せず100%配当、半分配当、配当なしの3パターン考える。

こう考えると2年目以降は株主のリターンである純利益は配当が無い時が一番多くなっており、株主の価値である株主資本も配当ゼロが一番大きくなる。もちろんROEを10%一定という前提があるからなんですが。
キャッシュを眠らせるなど資金が有効に使われずROEが下がるなら配当した方がいい。けど成長余力があるなら内部留保して投資にどんどん使ってROEを維持または向上させながら事業を行う事がが一番株主価値の向上につながるってことなんじゃないのかなぁと思っています。
ビバ内部留保!
ウォーレン・バフェットについて書かれた本を読んだ時に企業は配当せず全部内部留保するべきだと書いてあったと思ったんですが、その本がどこにいったか見つからない。また探してみます。
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