2009年8月5日水曜日

一冊でわかる!松下幸之助

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今年の42冊目。

中国出張に向かう空港。時間がなく1分で本を選ばないといけない状況でパッと目について選んだ本です。最近ちょっと気になっていたんですよねー。松下幸之助。

暇な時に読もうと思い企業価値評価を持っていったんですが、でかすぎて手持ちのカバンに入りませんでした。というか飛行機の中で読む気おこらないですよ。

まぁ本のタイトルでは「一冊でわかる」と書いていましたが、一冊の新書でわかるほど薄っぺらい人ではないなというのが率直な感想です。

■松下経営哲学

・経営理念の確立。①この会社はなんの為に存在しているのか、②この会社をどのようなやり方で経営していくべきか
・衆知を集めた全員経営。責任者が衆知を集めたいという気持ちを強く心に持つことが大事。
・ガラス張り経営。人を信頼して任せる
・ダム経営。安定的な発展に必要な適正な余裕。経営者が心のダムを持つ、ダムを経営のうちに持つ事が重要
・適正経営。無理をしない事が大事
・自主責任経営。社員ひとりひとりが責任者の心構えを。
・雨が降れば傘をさす経営。当り前の事をあたり前にする。
・日に新たな経営。最善のうえのさらなる最善。生成発展。宇宙にあるものはすべてものは常に生成し発展する。万物は日に新たであり生成発展は自然の理法である。
・共存共栄の経営。
・適材適所の経営。

■名言

・赤字は罪悪である
・苦情から縁が結ばれる
・景気よし、不景気さらによし
・困っても困らない。困難を困難とせずに思いを新たに決意固く歩めば、困難が飛躍の土台石となる。
・仕入先、道行く人もお得意さん
・仕事は無限にある
・商売は真剣勝負。商売を甘く見てはいけない。声明をかけるほどの思いで真剣にやれば、なすべき事もわかってくる
・商品はわが娘、お得意先は可愛い娘の嫁ぎ先
・素直な心はあなたを強く正しく聡明にする。素直な心とは私心なく、くもりのない心、とらわれない心、自分の利害や感情、知識や先入観にとらわれず、物事をありのままに見ようとする心。
・成功とは成功するまで続けること
・青春とは心の若さである。信念と希望にあふれ勇気に満ちて日に新たな活動を続ける限り、青春は永遠にその人もものである。
・鳴かずんばそれもまたよしホトトギス
・任して任さず
・物をつくる前に人をつくる
・運が良い。

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