2009年7月23日木曜日

堀木エリ子&アソシエイツ

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ルソンの壺。日本の伝統である和紙に革新を起こした堀木エリ子&アソシエイツの話。今MOTで習っている価値獲得の話にぴったりはまっているような気がして、結構本気で感動した。

企業を継続させる為に転地を行うという話はゼネラルマネジメントでかなり習ったが、この話は時代のニーズに合わせて変革を遂げていくという事で企業を継続させるという事だった。正確に言うと企業では無く伝統技術ですが。

ダーウィンの進化論のように環境の変化に適応できたもののみが生き残れる。素晴らしい伝統技術だからといっても、時代の変化に合わせて進化し人の役に立つ存在であり続けないとすたれてしまうという事ですね。

■ポイント

・様々な特許を取得
・新しい用途、機能を与えて進化させる。人の役に立つものであり続ける
・本物の技術を高める事が伝統残業を繋いでいく事になる
・就職した手隙和紙会社。祝儀袋等消耗品がメインで、機械和紙などとの価格競争に負けつぶれた。
・脱コモデティの為、建築インテリア分野に参入
・どう広めるか?一流デザイナーにアタック!4人のデザイナーによる和紙デザインの展覧会を開催。大反響。
・昔ながらのやり方を守っている人には「そんな作り方で和紙というな!」と言われる。和紙も今では伝統になっているが1500年前は革新だった。未来に繋いでいき将来どう評価されるかが大事。
・誰からも頼まれていない使命感に基づいて行動した。
・無理難題こそ時代の要望

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