2009年7月18日土曜日

ノックダウン生産方式

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MOTの授業ででてきた話。

MOTの授業とは全く関係ないと思うのですが、少し興味があって。授業ではインドの関税は高いという話がありましたが、ブラジルやアルゼンチンなども相当関税が高いとの話を聞いた事があります。

新興国マーケット進出を考えた時に「関税」というのもコスト競争力という観点でみると相当重要な要素になるんですね。

前回書いた移転価格税制の話もそうなんですが海外に進出するって、海外旅行に行くみたいに軽~く考えてしまってますが本当に大変な事なんでしょうね。

■ノックダウン生産方式:部品を輸送し輸送先で組み立てること。ノックダウン生産方式がとられる理由は下記のとおり。

1.組立国で調達困難な高度な技術の部品を多く必要としている。
2.完成品の単位体積あたりの価格が低いなど、輸送効率が乏しい。
3.完成品輸入時の関税を高く設定し、国策として工場を誘致している。

・メインの目的は関税削減や輸入障壁を回避する事
・マレーシア・インド間は関税が安い。
・EUなどは規制が厳しい、ほとんど完成したものを持ち込んで組み立てるだけっていうのはNG

■自社で活用できるか?

生産に関する知識全くないので単なる妄想です。

関税の高い国のマーケットに進出する時にノックダウン方式を活用して、関税を減らす事ができないか?工場を作るなど設備投資が必要になってくると、撤退した時のリスク等でてくるから×。よって現地の工場にアウトソーシングするのが現実的?現地でどれくらい組み立てたら関税が減るかも重要なポイント。技術流出のリスクもある・・・

素直に関税はらった方が楽チンな気がするなー。

といったら身も蓋も無いので。スマイルカーブの話にもあった付加価値の生まない製造部門をアウトソーシングできるノウハウが整っているとこういうところでもメリットを享受できる可能性はありそう。
こんな事してる企業ってあるんでしょうか?

うまいこと関税減らせないかなぁー。

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