2009年7月19日日曜日

組織能力での差別化

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あまりに何度もでてくるので、作図しちゃいました。差別化の話。

でてきたアウトプットの差別化。つまり商品での差別化は模倣されやすい。大切なのは差別化した商品をつくる仕組みを持っているか?つまり組織能力で差別化できているかが重要。

組織能力での差別化には「コア技術」「組織プロセス」「事業システム」の3つがあるという話。あまりに何度も出てくるのでしっかりと理解しちゃいました。


■コア技術「3M」「シャープ」

・真似をされない技術
・顧客に価値を提供できているか(儲かっているか?)
・多様な商品に応用できるか
・技術を集中し、応用範囲、商品を分散させるのがコア技術戦略
・日本企業は技術が分散しているケースが多い。→もうかっていない→マネジメントの問題

・3M
‐15%ルール。仕事の15%を自分の好きな事をする。コア技術を使った新製品開発というのが条件。自由にやらせる事でオーナーシップが芽生え自発的な行動をとる。
‐たくさんのコア技術。数えるのが面倒な位。

・シャープ
‐開発→製品化→開発→・・・連続的に開発導入する事で市場創造、技術向上をスパイラルアップ。市場のニーズを予測する知恵がつく。
‐液晶、太陽光発電、除菌イオン

・2社とも研究者の数はそんなに変わらないはず。1商品に関わる人の数が違う。

■事業システム「キーエンス」

マスカスタマイゼーション:大量生産と同じような低コストで、個々の顧客ごとの要望に応える商品を提供するこ
⇒カスタム商品を売らないが顧客のニーズとアイデアを営業部隊が収集。先読みして顧客のニーズを満たす商品を作る。

・最小の資源から最大のリターン
・社内、社外の使い分けを上手に行う。
・社内:営業直販、商品企画、技術開発
・社外:配送、設置、生産ファブレス、詳細設計

・コアでは無い物をアウトソースする。
・日本企業はローエンド商品をアウトソーシング、台湾メーカーはハイエンド商品をアウトソーシング⇒コア技術の違い。

■組織プロセス「自動車」

・複雑なすり合わせを実現する、自動車業界の組織プロセス。

来週は出張の為、出席できません。最後1時間位はでれるかもしれないけど・・・どうする?配布資料もないし悩ましいですね。

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