2009年7月14日火曜日

価値創造と価値獲得

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「専門知識の延長線上にマネジメントは無い」

「マネジメントの延長線上に経営は無い」

出世していくためには2回の非連続なイノベーションを起こさないといけませんね。

■戦略

・競争優位を創り出すこと。
・良い製品がある事では無く、良い製品を作る仕組みを持つ事が競争優位において重要。・セオドア・レビット「マーケティング・マイオピア」過去の成功体験にとらわれ過ぎて失敗する
・アンゾフ。既存市場、既存製品にこだわらないから失敗する
・戦略を決めるのはミッション
・企業の成長の為の戦略は3つ。チャンドラー
‐垂直統合:バリューチェーン上の立ち位置を決める。⇔水平分業?
‐多角化
‐国際化

・利益の源泉を社内に求めるか、社外に求めるかによって戦略は資源アプローチ(社内)とポジショニングアプローチ(社外)とに分けられる。

・ポジショニングアプローチ:市場の中でどのように行動するかを考える事が収益性を決める。
‐SCPモデル:Stracuture(産業構造)、Conduct(企業行動)、Performance(産業の収益性)
‐5F

■資源アプローチ

・基本的な考え方は「真似されない経営資源の戦略的な蓄積」
・有形資産、無形資産、組織能力の3つの資源によって競争力が決まる
・顧客要求充足度、希少性、占有可能性が満たされて価値創造が達成される。
⇒企業の有する資源が、顧客を求めている事を充足し、競合企業による模倣が困難で、生み出される利益を独占できる時、価値創造が達成される。

・価値創造の3要素
‐技術・製品価値創造:新しい製品は価値を生む。
‐事業価値獲得:儲からないと意味がない
‐価値創造プロセス:価値を効率的に作り出す
日本人は良いものを作れば売れるという信仰が強すぎる。ビジネスの世界では真似しても悪くない。儲かる仕組みをどう作るかが最も重要

・価値創造:市場ポテンシャルが増加する事で参入企業の全員がハッピーに。時には協調戦略
・市場拡大がストップすると・・・
・価値獲得:限られた市場をとりあうゼロサムゲーム。製品差別化こそが重要。

■差別化

・企業は3つの戦略をとる事が可能。製品開発に関係あるのは製品差別化と市場細分化。
‐製品差別化:競合企業に対して
‐流通戦略:チャネルに対して
‐市場細分化:消費者に対して
・製品差別化:他社の製品と比較した時、明確に識別できる差異を作りだすこと。製品による差異化、製品開発力による差異化の2種類がある。
・製品の差異化:機能、機能軸、製品分野
・製品開発力の差異化:
‐技術力:まねできない技術力。シャープの液晶
‐組織プロセス能力:他社より短い開発期間。トヨタ
‐価値創造能力:戦略構築能力:シスコシステムズ、デル
・機能別組織、マトリクス組織、プロジェクト組織

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