2009年6月4日木曜日

寡占と競争

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ほんと適当です。

■クールノーの数量競争

・同質材市場:製品が同質で製品差別化のない市場 例)ガソリン、小売における同一製品の店舗間競争など
・製品は同質の為に同一価格になり、価格は市場全体の需要量と供給量が一致する水準に決まる。
・クールノー均衡:相手の供給量を所与としたとき、各企業が自己の利得を最大限にする供給量を設定しており、自己の供給量を改定する誘因を持たない状況。
・クールノー均衡は「供給量」を戦略祖した時のナッシュ均衡に相当
・クールノーの極限定理:企業数が多くなると、市場価格は競争価格(限界費用)に近づく。

■ベルトランの価格競争

・ベルトランのモデルでは企業の戦略変数は価格。製品が同一の為、消費者は価格が安い方の製品を購入
・ベルトランパラドックス:ベルトランモデルでは市場構造が寡占的でも、価格競争を通じて競争価格が成立し、企業利潤はゼロとなるという事実に反する結果が導かれる。これは下記の現実的な想定を見落としているから

①供給能力の制約の存在
②価格情報の不完全性、取引費用、製品差別化
③価格競争における企業間の相互作用

■エッジワースの価格競争

・ベルトランモデルに企業の販売量に上限をつけたケースを分析。
例)製造業:生産能力の制約、小売業:製品在庫の制約、旅客機:座席数の制約
・価格のヨーヨー運動?
・超過利潤を伴うベルトラン均衡?

■供給能力と価格の2段階ゲーム ?

■差別寡占の競争モデル ??

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