本もたくさん読んだのでならった事も踏まえてまとめてみました。
■ウェルチのここがすごい!
事業や組織、マネジメント手法といったハード的な面と、そこで働く人の価値観や意欲といったソフト的な側面両方について、まずは余分なぜい肉をそぎ落とす為に合理化を行い、その後で筋肉をつけるという適切な段階を踏んで改革を行った事。
・ハード:リストラ、No1No2戦略、CEC、ベストプラクティス、シックスシグマ
・ソフト:クロトンビル、ワークアウト、報酬、ストックオプション、下位10%くび、4つのE
日本企業がシックスシグマなどGEと同じ手法を取り入れても定着しないのは、その手法が成功する前提条件をみたしていないからではないでしょうか?
■どこで戦うか?
‐事業の見直し:勝てるゲームでプレイする
GEでしかできない事業に集中するために事業売却、M&Aを行った。
ドラッカーの言葉「もし、まだそのビジネスをしていないのなら、いま、そのビジネスに参入するだろうか? 」「もし、その答えが『ノー』ならば、そのビジネスをどうするつもりか? 」に基づきNo1No2戦略とった。
‐市場をとらえる:大きく見る、小さく見る
自らの参入領域が10%以下になるように再定義を行った。
・市場を大きく見る:グローバルでのシェアは?アフターサービスも含めたシェアは?グローバル化、サービスへの参入につながった。
・市場を小さく見る:コンシューマー向けの家電ではなく、新築物件への据え置きのための家電と見る。小さい市場でシェアを取り高収益に。
■学び
・ビジネスに恋に落ちてはいけない。事業は手段、目的は企業。企業に寿命は無い、事業に寿命がある。
・早くやる。次々にやり方を変える。
2009年4月12日日曜日
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