2009年3月13日金曜日

風車 風が吹くまで 昼寝かな

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広田弘毅

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東京裁判で絞首刑を宣告されたA級戦犯のうち、ただ一人の文官であった元総理、外相の広田弘毅氏が左遷ともいうべきオランダ公使に任じられた時詠んだ句。

先日引退を表明した将棋の中原名人ががスランプにおちいり無冠になった時、ファンから贈られた本の中のにあったこの句に支えられたと今日の日経新聞に紹介していた。

うまく行かない事があっても、腐らずに自然体でいればまたうまく行く日がくる。不遇な立場に追いやられても、捨て鉢にならずを耐えていれば、また陽の当たる日々がくる。

今は幸い公私共に充実した毎日を送っています。けど今までの人生を思い返してみると何事もうまく行かない、全くやる気が無い時期というのももちろんありました。

今後もそういう時期が当然あると思う。けど、そういう時はこの句を思い出して前向きに頑張っていきたいと思う。

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