2008年2月11日月曜日

ミスドとクリスピードーナツ

Clip to Evernote
ミスドとクリスピードーナツのFC戦略について考えてみようと思います。

ミスタードーナツというドーナツ会社は現在アメリカには存在せずフランチャイザーはダスキン。店舗数1303店 うち直営72店舗、フランチャイズ1231店。

ちなみに商品は各店舗で手作り。ただしイーストを使うドーナツ(ハニーディップ、シュガーレイズド、チョコリング等)は冷凍を店頭で発酵させて作るので完全な手作りではないですね。

私がバイト始めた最初の頃は店で粉とイースト菌を混ぜる段階から作っていましたが途中で店舗の移転に伴い、冷凍イーストに変更になりました。もしかしたら今でも冷凍を使っていない店あるかもしれません。

ちなみに冷凍イーストと手作りで味に大きな差があると個人的には感じています。そしてそれ以上に大きな差があるのが出来上がってからの時間。揚げたてでまだ少し温かいイーストのドーナツは本当に美味しかったです。

ミスドは色々とトッピング等で変化つけますがベースとなるドーナツが多分10種類弱あるとおもいます。基本的には午前に各1回、午後に各1回つくるような体制だったとおもいますので、出来立てドーナツを提供する事は実際不可能と言うことだとおもいます。

クリスピークリームドーナツはアメリカの会社、現在日本で店舗展開しているのはロッテとリヴァンプの共同出資会社であるクリスピークリームドーナツジャパン。なのでフランチャイザーがクリスピークリームドーナツ、フランチャイジーがクリスピークリームドーナツジャパンになるんですかね?

ちなみにロッテは韓国でもクリスピードーナツのFC展開を行い20店舗まで拡大し成功しているようです。アメリカではクリスピードーナツは直営108店舗、FC189店舗、スーパー等店頭での販売も行っているようです。

ちなみにクリスピードーナツではミスドでは食べる事のできなかった「出来たてのドーナツ」を食べる事ができるようです。

見た感じベースとなるドーナツは4種類。最大の売りのオリジナルグレーズドーナツのベースとなるものから派生した商品が多分10商品。あとフレンチ系で2アイテム、オールドファッションが1アイテム、トラディショナルケーキが1アイテム。合計14アイテム中10アイテムがイースト系のドーナツになります
のでその商品の回転を高めることで出来立てのドーナツを提供する事が可能になっているのだとおもいます。

色々な商品を増やした為、できたての状態を提供する事ができないミスド提供する商品を絞り込み美味しい出来立てを提供する事ができるクリスピードーナツ。同じドーナツ店でも製品戦略も根本的に違うものですね。

今後首都圏で40店舗位までクリスピークリームドーナツジャパンの直営店で広げる計画とのことですがその後の計画は未定。

その後クリスピークリームドーナツジャパンによる直営だけで出店を広げるのか、首都圏での知名度を活かしてフランチャイズによる全国展開をしていくかが注目だとおもいます。

ちなみに普通考えると後者だとおもいますが、今のブームは希少性や2時間並んでまで食べる凄いドーナツといった要因もあるとおもいます。全国展開して希少性がなくなった時の影響等も考えFC展開を考える必要ありだと考えます。

上記の情報はネット上で個人のブログ等からに記載されているものも含めて裏づけ等取る事無く使用しています。またミスドの内容は個人的な主観はいりまくりです。誤った内容があるかもしれませんのでご了承ください。

--------------------------------------

ビジネススクールにいっていた時の考察です。メールでおくったので文章は不完全だと思います。こんなイメージで進めます。

0 件のコメント: