2012年2月28日火曜日

経営者になる 経営者を育てる

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久々に本をまとめました。

中々面白かった。ちょこちょこ本は読んでいるんだけど時間が無くて読んだきりになってばかり。

今年はどんな短くてもまとめて行きたいと思います。(「今年は」と決意表明するにはいうにはだいぶ時間がたちすぎている気もしますが・・・)

自分に足りない能力として「しつこく考える力」を向上したいと思います。くわしくはまた今度。

■経営者の基本

①環境を正しく理解する
②自社の目標を決める
③目標と現状とのギャップを認識する
④目標達成のプランを作る
⑤組織にコミュニケートしモチベートする
⑥プランを組織として実行する
⑦進捗・結果をモニターする
⑧必要に応じて軌道修正する

・上記を競合を上回るスピードで行う
・上記を競合を上回る頻度で繰り返す

■経営者のスキルセット

・科学系スキル(左脳)
①マネジメント知識
②ロジカルシンキング
-事象を論理的に個別要素に分解する力
-分解した個別要素間の関係を理解する力
-事象を定量的に理解する力
-個別要素を積み上げて統合する力

・アート系スキル(右脳+ハート)
①強烈な意思
②勇気
③インサイト
④しつこさ
⑤ソフトな統率力

①強烈な意思

・何が何でも結果を出すという強い意志
・強烈な意思の源泉は高い志と責任感

②勇気

・勇気の種類
1.トレードオフを意識したうえで、どちらかを捨てる勇気
2.不完全な情報下でも必要なタイミングで決断する勇気
3.やめる勇気、変える勇気
4.必要ならば情報を捨てて人を切る勇気

・正しく勇気を使う為の要件
1.メンタルタフネス:つらい決断意耐えうる精神的強さ
2.リスク管理:ダウンサイドリスクの見極め、失敗したときの立ち直りプラン
3.無私・倫理観:自分の為でなく会社、顧客、社会の為

③インサイト:洞察力、発想、ひらめき。右脳系スキル

・インサイトが必要なとき
-事業の本質を見抜いたり経営課題を見る視点を大きく変化させ、競合他社が思いつかない新たな戦略を構築する
-経営課題を考える新しいフレームワークをつくる
1.現状のフレームワークを壊してつくり直す時
2.ものごとを見る視点を大きく変化させる時
3.混沌とした状況でフレームワークを作り上げる時

・いかにしてインサイトを養うか
1.わけがわからなくなったら一歩引いて本質を見るクセをつける
2.「二極性」で発想するクセをつける
3.自分が」何にハマッているか」客観視するクセをつける
4.定石は必ず壊して進化させるクセをつける
5.他人の頭を使うクセをつける

④しつこさ

1.考えるしつこさ
2.実行するしつこさ

⑤ソフトな統率力:組織を動かして結果を出すのが経営者

・アプローチは科学的アプローチとアート系アプローチ(ソフトな統率力)

・科学的アプローチ:組織をつくり指揮命令し、管理するアプローチ

・ソフトな統率力:経営者の掲げる夢の魅力の強さ、経営者自信の魅力で組織の構成員を魅了し組織が結果を出すように仕向ける力
1.夢:夢を掲げる能力
2.共有:夢を共有する能力
3.チャーム:経営者の人間的魅力

■経営者として必要なスキルセットの習得プロセス

①特定のスキルを習得したいという強い意思を持ち、目標を定める
②集中する。一時期に一つのスキルの習得に専念する。手を抜かない
③スキル習得の訓練法を編み出す。
-具体的で身体でアクション可能な訓練法であること
-自分自身が「なぜこれをやればこのスキルは身に付くのかについて納得し自分で組み立てた訓練法であること
④スキル習得のアクションを愚直に、何回もしつこく繰り返し実行する
⑤習得状況を書き留めてモニターする
⑥繰り返しの実行の結果としてそのスキルを習慣化させる
⑦習慣化が完成したら、次に習得すべきスキルに移ってステップ①から繰り返す

■スキルセットを使い分ける
・経営環境に応じてスキルセットを使い分ける

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