2011年3月26日土曜日

最近の出来事から感じたこと、考えたこと

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中国に出張行ってた為更新が遅れてしまいました。しかもメールでブログの記事をアップしているので、ちゃんと更新できているかどうか知るすべもありません。変な事になってたら帰国後修正しますね。

で恒例のブログ部企画。今回のテーマは「最近の出来事から感じたこと、考えたこと」と言う事なので、素直に震災について書こうと思います。

中国に行っても会う人、会う人に日本は大丈夫ですか?などの暖かい言葉をいただく。

先日仕事で行ったメキシコの現地社員からも大丈夫ですか?などとメールが届く。

世界中から注目を浴びている今回の震災。

ただ、中国人の中には日本はもうダメなんじゃないか?というように言う人もいる。と現地の駐在員の話。僕が直接聞いたわけではありませんが。

別に変な話じゃなくて、国土の半分に物理的な影響がある位の大震災があったら、外から見てたらそう思うのも当たり前なんだろうなぁって思います。

少し話が変わりますが、今回このブログを書くにあたって、今年のはじめくらいに日経新聞で連載されていた特集「三度目の奇跡」という記事を思い出しました。

読んでいない、忘れてしまった人もいるかと思いますのでちょっと抜粋。

「明治維新、そして戦後。日本は幕末の国難を乗り切り、第2次大戦の敗戦から復興した。維新時は西欧列強、戦後は米国などの背中を追いかけ、世界でもまれな急成長という奇跡を2度も実現した。バブル崩壊後の「失われた20年」を経たいま衰退の先頭を走る日本には、過去2度の奇跡と違ってモデルも目標もない。高度成長の入り口に向かう1960年代初めは20代後半だった日本人の平均年齢も今や45歳。向こう数十年は世界最高齢が続く。後世代にツケを回し、今に安住するのでは「三度目」はやってこない。」


日経新聞らしいネガティブな内容ですね。

この記事を読んで思ったのは欧米など追いかける目標ももちろん大事だけど、江戸幕府や戦時中の軍国主義など、日本という国の仕組みが良くない状態から、明治時代や戦後のような急成長を遂げる事が出来たのは明治維新や戦争によって一から仕組みを作りなおす事ができたからなんだろうなぁっていう事。

企業でも時代の変化によってビジネスのルールが変わるなかで、そのルールに適応するように新しく仕組みを作る新興企業に比べて、既存企業が元々あるやり方を変えてルールに適応する方がはるかに難しい。

それで、日経新聞の言う「三度目」を起こすためには日本はリセットボタンを押すことなく、今のやり方を、政治、企業、そして国民一人ひとりが変えないといけない。

こりゃ大変だなぁって。

で、今回思ったのは今回の震災は本当に日本に深刻なダメージを与えました。この被害の金額は○○兆円だとか、完全に復興するには○○年かかるなど色々と言われています。

けど日本人はこの出来事をきっかけにして、必ず三度目の奇跡を絶対に起せる。一連の報道やWeb上でとびかう情報を見て、周りの人が何かできる事はないかと必死で考えている姿を見てそう確信しました。

だからその確信を現実のものにするために、今まで以上に志高く、頑張って生きていかないといけないと思います。しがないサラリーマンである僕一人ができる事は本当に小さい事です。けど僕が今のこの状況の中で、10年後20年後の日本の為にできる最善の事は志高く頑張る事だけだと思います。

というわけで、もし僕が直接「日本はもうだめなんじゃないか?」って聞かれたら「日本は絶対に今まで以上に強く良い国になれる。」と胸を張って答えようと思います。

みんな頑張ろう!

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