2010年2月6日土曜日

グローバルマーケティング

Clip to Evernote
ようやく復習追いつきました。

今まで追いつけなくて結局ほったらかしになった科目もありましたが、グローバル関係は修論と直接密着なのであきらめず頑張りました。特にここら辺は修論において基本となるところですね。

国際経営に関しては、初日は理論中心でしたが、次回(今日)はケーススタディ中心。おかげで課題がケーススタディ4発と山盛りでした。

一説にはMBAで一番覚えている事は習った事ではなく、自分でしゃべった事という話もありますので、間違ってても積極的に発言して理解を深めたいと思います。

間違ってもアホやとか思わんといてくださいね。

■マーケティングとは?

・マーケティング:企業の需要創造のために遂行している対市場活動

‐流通機能の代替性→流通組織化(バリューチェーンをつなぐ)
‐顧客市場の異質性→市場細分化(セグメンテーション)
‐個別市場の構想→製品差別化(ポジショニング)

⇒4Pはこの中から出てくる

・マーケティングプロセスは企業内の意思決定プロセスと市場での取引プロセス。どう実現するかが重要

■グローバルマーケティングとは?

・グローバルマーケティングとは地球規模的な企業のグローバルネットワーク全体における
①世界規模の効率性の達成
②各国の事なった市場環境への柔軟な適応
③競争相手の行動や技術の変化への俊敏な反応
④そしてイノベーション促進と共有
を同時に追求する企業の市場行動

・企業は複数の国に複数の国に分散化した経営活動を一つのネットワークに統合し、グローバルな競争優位性を維持するために世界市場に働きかけます。

・グローバル企業とは統合されたグローバルネットワーク
・グローバルマーケティングとはグローバル企業の需要創造活動・競争優位維持
・国際経営の本質はボーダーレスVSボーダーフル
‐「標準化」と「適応化」の対立とバランス
‐「統一化」と「分散化」という矛盾の調整
‐「現地化」と「統合化」というジレンマの解消

■戦略とは?

・戦略Ⅰ=計画:目標を達成するための総合プラン
・戦略Ⅱ=方向性・ビジョン:目標達成のために企業のもつ資源を方向づけるための指針・ビジネスシステム:企業の内部管理のあり方、企業間協調の仕組み、企業と政府との関係さらに、メーカー、供給業者と流通業者間のネットワークなどの側面を含めたものである。(よくわからん)

※ビジネスモデルは市場から情報を得ることからはじまり、資金回収までのビジネスの一連のプロセスの仕組みに関する設計思想とそのデザインを示す

※事業システムとはビジネスシステムとはほぼ同義だか事業システムはやや企業の内部管理や組織、戦略の在り方に重きを置く(って全くわからん)

■グローバル化

・なぜ進出するのか
‐市場の獲得
‐資源の獲得(ヒト・モノ・カネ・情報)

・進出企業が求める投資環境
‐安定的な社会環境(カントリーリスク低)
‐インフラ環境
‐制度環境
‐ビジネス環境
‐生活環境
※外資に対する国民感情、行政と地元社会の姿勢
※短期的に困難でもハイリスク、ハイリターンが期待できれば外資が進出する

・進出形態もスポット取引から子会社設立感で様々。多様な企業間関係と組織形態を活用

■現在

・本格的なグローバル化が進む
‐ブランド⇒EMS⇒CRM(デル)
‐国内市場⇒海外協力工場⇒開発輸入(ユニクロ)
‐世界市場・グローバル競争⇒生産拠点の再編(松下)
‐生産の国内回帰(シャープ堺)
‐生まれながらのグローバル企業

・日本企業のビジネスシステム
‐長期的思考
‐(集団的)信頼関係の重視
‐細部へのこだわり(専念、愚直、プロセス重視)
‐現場主義(改善)
‐情報共有・チームワーク
‐内部競争=疑似市場

■グローバル標準化戦略

・マーケティング・プログラムの標準化
‐60年代 共通広告アプローチ
‐70年代 総合的アプローチ、マーケティングミックス
‐80年代 製品戦略
‐90年代 ブランド戦略

・マーケティングプロセスの標準化
‐分散化と統一化:活動の自律性
‐統合されたネットワークとしての組織
‐現地化vs.グローバル化
‐現地対応力vs.グローバル統合

■資源ベース理論:RBV

・RBVとは企業の持続的な競争力は、企業の持つ固有な能力(Capability)によって規定されるという考え方
・暗黙的で模倣されにくい企業組織の能力
・資源の国際移転:組織間の移転と企業間の移転⇒移転された資源が競争力になる為に
・資源の外部調達と活用:戦略的提携、アウトソーシング
・中核能力:長期的な学習の成果として競争者に模倣されない知識、ノウハウや知恵など・事業システム:システムに埋め込まれた暗黙のもの
・負荷かつ連鎖のさまざなな要素の相互依存性と相互補完性(シナジー)を重視する

0 件のコメント: