2009年6月22日月曜日

収益性分析

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今週は出張等もありの課題・金曜の授業の開始と結構きついなーと思ってたら、来週からだったんですねMOT。良かったー。

まぁ忙しいのは変わらないので計画的にがんばります。

■財務諸表分析

・目標値との比較(流動比率1.0、ROE10%など)
・時系列分析(タイム・シリーズ分析)
・クロスセクション分析法(企業間比較)
・注意事項(会計方針の相違、会計方針の変更、定性的判断)

■収益性分析

・資本と利益の組み合わせ。ある資本概念にはそれに応じた利益概念がある
例)総資本-事業利益、経営資本-営業利益、金融活動資本-金融収益、自己資本-当期純利益

■ROA(総資本事業利益率):事業利益÷総資本

・総資本=自己資本+他人資本
・事業利益=営業利益+持分法利益+金融収益(受取利息・配当金)
・総資本は期中平均

・活動別分析:本業と金融活動に分解。
‐金融活動資本:預金、有価証券、短期貸付金、投資その他の資産*投資その他の資産は中身を精査。関係会社株式、差入保証金等は経営資本
‐未利用資本:建設仮勘定
‐経営資本=総資本-金融活動資本-未利用資本
‐経営資本営業利益率=(営業利益+持分法損益)÷経営資本
‐金融収益率=金融収益÷金融活動資本

・資本利益率の分解:ROA=事業利益÷総資本=利益/売上高×売上高/資本=売上高利益率×資本回転率


■ROE(自己資本純利益率):当期純利益÷自己資本

・自己資本=株主資本+評価・換算差額等

・ROEの分解:売上高純利益率×自己資本回転率
・さらに分解。デュポンシステム:ROE=売上高純利益率×総資本回転率×財務レバレッジ
・財務レバレッジは自己資本比率の逆数。大きいほど買い入れが大きい。レバレッジが効いている。

・ROAとROEの関係:[ROA+(ROA-r)×D/E]×(1-t)
‐レバレッジの向きROA-r(r:借入利子率):ROAが借入利子率より低ければ借入が増えるとROEが下がる?
‐レバレッジの大きさ D/Eレシオ(D:負債、E:自己資本)
‐税率の調整:tが税率

■ポイント

・No measurement,No control.測定の無い所に管理は無い。


前回の小テストの解説のキャッシュフローの説明時に炎上した為回転率系は積み残し。

質問を聞いていると一人を除きみんなおんなじ所(実際のCFの変化では無く、間接法での表記を解答するという事。純利益にはキャッシュの動いていない利益が反映している、それをキャッシュの動きに合うように修正する内容を解答する)で引っかかっていた質問のように感じたのですが、それを先生が気づいてもっと基礎的なことろから説明したら良かったかもしれませんね。

またROEやROAでなぜ対応する利益が違うんだろうムカつくなぁと思っていたんですが意味があったんですね。

これで復習終了。課題、予習、そして企業研究に没頭します。

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