某ブログの影響か面白いタイトルをつけようと色々考えたんですが面倒なのでやめました。「コクヨのヨコク」以外思いつかない・・・
がっちりマンデーは黒田社長を迎えてコクヨの話。黒田社長は司会者とのやり取りもうまく、なんかユーモアにあふれて面白そうな人だなぁと思いました。トップたるものユーモアもなければといけませんね。
コクヨは皆さん絶対にお世話になったであろうキャンパスノート等文具が有名だが売上は半分位。残りの売上はオフィス家具。それぞれのセグメントで面白いなぁという取り組みがありました。
■文具
「ユーザーの声を活かした製品開発」「リードユーザーの声を聞け」などとよく言います。授業でも再三でてきたキーワードですね。
コクヨではコクヨデザインアワードといって一般から商品企画を集めてコンペを行っています。有名なかどけしやBeetle Tipという先の変わった蛍光ペンなどなどが実際にコクヨデザインアワードから商品化されているんですね。
見た目のデザインでは無くて、機能的なデザイン。文具って誰でも使うし、文具マニアみたいな人もいる位こだわり持っている人いますよね。そういう人の声を聞いて商品化する仕組みとしておもしろいなぁって思いました。
ちなみに個人的には最近一番びっくりした文具はこれです。
■オフィス家具
単に家具を販売するだけでなく、オフィス空間のデザインをとおして職場での働き方、ワークスタイルの提案を行っている。単にモノを売る時代は終わり、そのモノによって顧客にどんな価値を与える事ができるか。
オフィス家具にかかる費用と、オフィス家具を導入する事で将来にわたり得られるFCFを資本コストで現在価値に割り引いて・・・NPVがプラスだったら投資を行う。そういう時代なんですね。(本当?)
という事でコクヨのオフィスの案内があった。
・7割の人が固定席を持たないフリーアドレスを採用
・中のいい人だけが集まらないように朝出社時にコンピューターが席を割り当て
・席を予約できるのは2時間まで、2時間ごとに移動することで仕事に時間の意識がうまれる
・社長もフリーアドレスで席を決定。コミュニケーションをはかる
・屋外オフィス
といった感じ。新しい働き方をコクヨのオフィスで実際に実験して顧客への提案へつなげる事。あとはパブリィティとしてマスコミに報道されるという効果もあるんではないでしょうか。ライブオフィスといって実際に働いているところも見学できるようです。コクヨのオフィス自体が販促物ってわけですね。
フリーアドレス。うちの会社でも営業時代に導入しようかという話がありましたが、理由は忘れましたが結局は導入に至らず。机の上に見もしない書類がバベルの塔のようにそびえ立っている人が、一生懸命書類を探している姿を見るとフリーアドレスで強制的に机の上をきれいにするのもいいんじゃないかなぁと思うのですがいかがでしょうか。毎日1時間探し物で時間を浪費しているという話もありますしね。
って全くMBAらしくない感想でした。
2009年6月24日水曜日
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3 件のコメント:
>某ブログの影響か面白いタイトルをつけようと色々考えたんですが面倒なのでやめました。
それって、しょうゆうことですか?
そういう事です。
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