2009年6月16日火曜日

注記表・その他のポイント

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いやぁ財務会計って楽しいですね。

簿記を学んでも決算書を読めるわけではない。と簿記の先生が授業の最後で切ない事を言われていたのですが、いやいや基礎ってやはり重要ですよ。簿記に限った事ではありませんが。

過去、決算書がスラスラ読めるといった類の本を幾度となく挑戦しては破れていったのですが、今回の授業で簿記の基礎知識が生きているなぁと本当に思います。

しかし簿記のアドバンテージは確実にここまでです。来週以降はチームでの作業になっていくとの事ですので頑張ります。

■注記表

・利益は経営者の意見
・どういう風に経営者が利益について考えているか。つまり会計方針を書いたのが注記表
・変更は基準の変更とその他合理的な理由が認められる場合のみ
・会計方針は継続性の原則からあまり変えるとよろしくない。
・セグメント情報なども有用

■有価証券

・上場有価証券
‐売買目的有価証券:時価評価、評価損(益)はPLに。
‐満期保有目的債権:償却原価法
‐その他有価証券:時価評価、評価の差額は純資産に(評価・換算差額等)

・子会社株式、関連会社株式、市場性の無い株式:原則、原価評価

■棚卸資産

‐平均法
‐先入先出法
‐後入先出法:2010年4月以降の開始年度に廃止
・物価上昇時において売上原価が大きくなるのは後入先出法

・棚卸資産の価値が下がったら低価法で時価に下げる。正式名称はには原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法)」という

■固定資産

・減価償却、定額法と定率法

■その他のポイント

・運転資本:流動資産-流動負債。資金繰りの面をより正確に出すなら売上債権+在庫-仕入債務。小さくなるのがしきんぐりの面で望ましい。
・利益と金利支払いの関係を見る
・増資には第三者割当増資(有利発行)と時価発行増資がある。有利発行は株主価値が希薄化するので株主総会の特別決議が必要。
・買収時の子会社の純資産額と買収額の差がのれん。日本では20年で償却、海外は償却しない。
・単体である子会社株式は子会社の純資産額。連結する時は各項目を足すが、子会社株式と純資産は相殺して表示する。

今週はまとめこれだけで終了です。ラッキー。プレゼン準備にいそしみます。

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