2009年6月12日金曜日

流通と販売促進

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前回の授業は気を抜くとウェルカムパーティーどうしようかなぁとついつい考えてしまったり、ハチがこわかったりと気が散りまくっていました。で案の定???という状態です。

しかし最後の時間のプレゼンでの皆さんの発表については、本当に同じ授業受けたの?というくらい僕のレポートと差が歴然としていて・・・猛省です。何事も使う気持ちで学ばないといけませんね。

■二重マージン

・継起的独占の価格決定のモデル:メーカーと小売業者の双方が独占的なマージン設定→小売価格が高くなり、販売量が最適な水準よりも減少→流通チャネル全体の利潤も消費者余剰も減少

・標準小売価格、フランチャイズ料、ロイヤリティ契約によって解消する


■オープン価格

 標準小売価格は小売間の競争が激しくなると、小売価格の上限価格の規制としてではなく小売の値引きの目安として使われるようになった。(○○%引など)そして売価から一定のマージンを求める小売の要求が厳しくなり、メーカーの収益を圧迫する事に。

 そこでメーカー各社は過度な価格競争、値引き交渉を防ぎ利益を守るために、小売への納入価格を統一し、小売にそこから必要なマージンを上乗せし売価を自由につけてもらうオープン価格を導入した。

■2つの外部性(水平的外部性と垂直的外部性)

・水平的外部性
‐商品の展示や説明などの小売サービス(販売促進)を提供する小売1と提供しない代わりに低い小売価格を設定する小売2がいる。
‐消費者は小売1から商品情報に関するサービスを受けて、価格の安い小売2から購入。→タダ乗り
‐小売1の販売量が減少し利益が減りサービスが提供されなくなる。メーカーは販売促進を確保できなくなる。
‐解消法:再販価格維持、テリトリー制

・垂直的外部性
‐広告宣伝を重視するメーカー1と高い小売マージンにより店頭で販売促進するメーカー2がいる・
‐広告によって製品の存在を知った消費者が店頭に行くが、実際買うのは店頭で勧められるメーカー2の商品→ただ乗り
‐解消法:専売店制

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