2009年5月24日日曜日

市場支配力

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経済学にある様々な公式。実態経済は一体どれだけその原則に基づいて動いているんだろうか?という疑問がわいてきて一度調べてみたいなぁと一瞬思いました。けどほんとに一瞬だけでした。

やっぱり調べるの面倒なので、誰かが調べてくれてその結果を見て納得するだけでいいような気が。それを参考に自分の会社でうまい事適応できる事ないかなぁって考えた方が、なんとなく楽しいような気がします。

色々調べて公式は正しかったと納得しても「それで?」って思ってしまう気が・・・けど公式に沿っていない例外の原因を調べるとかは楽しいかも?って楽しくないか。

学者の人はそういう疑問を解決しようと思っていろいろと調べた人なんでしょうね。僕にはできそうもありません。

■独占

・独占の要因:様々な参入障壁の存在
‐法的な独占の許容:特許
‐規模の経済
‐法的な参入規制:電力、ガス、水道
‐先発企業のコスト優位性、差別的優位

■価格と販売量

・価格と販売量の関係は需要関数によって制約されている。(価格が下がれば需要があがる)
・売上高=価格×販売量。需要関数があるため、価格を下げていくと売上が増えていきある点を超えると売上は落ちだす。
・最大の売り上げは、最低価格(0円)と顧客が受け入れるギリギリの最大価格の中間点をとる
・メーカーの最大の利益と販売店の最大の利益の数量は違う事がある。それにどう対応するか?
例)ゲームソフトの販売におけるメーカーと小売店、ロイヤリティー契約

■利潤の最大化

・1階条件(必要条件):MR=MC、限界収入=限界費用
・2階条件:利潤最大化の近傍で販売量を増大させると利潤が減ること(極小点でないこと)
*MR=MCはマクロ経済学の踏み絵。これを知ってると、マクロ経済学を学んだ事があるなと認められる。

・MR>MC(限界収入>限界費用)販売量が増えて時に、増える費用より収入の方が多い。⇒販売量をもっと増やせば利益が増えるから最大では無い
・MR<MC(限界収入<限界費用)販売量を減らせば利益が増える

・限界収入:需要関数の中間点をとおってマイナスに。数量増やすと最初は売上増えるがある点を過ぎると売上が落ちだす。

■価格設定の公式

・p=(1+θ)MC
θはマークアップ率:θ=1/(ε-1) ε:需要の価格弾力性
*θが大きいほど(需要の価格弾力性が低い)高くプライシングできる⇒価格を変えても顧客の需要があまり変わらない商品の方が高いプライシングができる。

・p=(α+c)/2
α:留保価格(消費者が払っても良いと考える最高価格)の最大値→個の価格上では誰も購入しなくなる価格
c:限界費用

■価格支配力

・(p-MC)/p=1/ε:左辺は価格費用マージン率、右辺(1/ε)はラーナーの独占度
・売り手の価格支配力は価格・費用マージン率で決まる。
・需要の価格弾力性が小さいほど売り手の独占度は大きく高い価格設定が可能になる。

■マーケティングミックスの決定

・Mi/R=εi/εp
(マーケティング変数の支出額/売上高=需要のマーケティング弾力性/需要の価格弾力性)
・需要が価格に関して感応的であるほど、マーケティング支出より値引きが有効
・需要がマーケティング支出に敏感に反応するほどその支出の割合を大きくするのが有効
って当たり前やん!

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