2009年5月18日月曜日

重量級プロダクトマネージャー

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クラークと藤本が日本の自動車メーカーの強さを調べた結果を製品開発力という本にまとめた。その中でトヨタの強さの原因を重量級プロダクトマネージャーと結論付けたらしい。

興味がわいて読もうと思ったんですが、絶版の為4000円くらいという微妙な価格だが、別に必読文書じゃないと言う事で読むのやめました。志低いなー。

実は先日、MBAのチームのメンバーと飲みに行ったときマーケティング論について熱い議論になりました。「売れる仕組みづくり」といったマーケティングの広義の定義に対して、実際企業で行なわれているのは全くそれとは程遠い内容。

開発と営業。会社によって違うんでしょうが。どちらか力の強い方にマーケティング部門があって、自分たちのエゴを他方に押し付ける。建設的な議論は一切無く、力の弱い部門はは思っている事もいえず、影でマーケティング部門の文句を言う事しかできない。

なんてありがちな話ですよね。うちもいい線までいってると思います。自慢じゃないですが。

重量級プロダクトマネージャーみたいな人がいて、開発、生産、販売の全プロセスを統合して最適なマーケティング活動を行なう事が必要なんだろうなーと思いました。

それにしてもタイムリーな内容だったので驚きです。

以下はネットで調べた結果です。

■重量級プロダクトマネージャー

・製品の開発から販売に至る企業内組織における「内部統合」と「外部統合」をリードするのが役割

・「内部統合」とは、製品開発プロジェクトにおける部門間調整機能を指す。

・「外部統合」は、顧客ニーズに合った特色ある製品コンセプトを創出し、それを製品へと反映させる機能を云う。

・製品コンセプトの全責任を負うため、生産から設計、営業へと、その発言力・影響力は強い。

・担当プロジェクトでは、各機能における部門長よりも強い権限を有している。

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