米企業が企業戦略にシフトしたのに対して日本企業はそのまま。そこで差が出てきた。
■チャンドラー
・戦略が組織を決める
・組織は戦略に従う
企業成長
多角化 | 国際化 | 垂直統合 |
事業部制 | 地域制 | 職能制 |
デュポン | IBM | 旭ガラス |
2つまではマトリックス組織で対応できる。例)GE:多角化・国際化、信越化学:多角化・国際化
業績の良い企業は戦略がシンプルである。例)自動車:国際化、キャノン:国際化、IBM:国際化のみ残し売却、デル、マイクロソフト
総合家電メーカーのように日本企業は同時にいろいろな戦略とる事で組織がマネージメントできないくらい複雑になった。
■アンゾフ
既存市場 | 新規市場 | |
既存技術 | ||
新規技術 |
例)アップル:Mac→iPOD→iPhone→iTunes Music store→動画配信・・・
■ケニス・アンドリュス
あなたは何屋さんなの?どうしたいの?
■セオドア・レビット
企業が売るのは製品では無い。企業が売るのは機能である。企業は自らを作る製品で定義するなかれ。生産至上主義から顧客満足主義へ転換せよ。そうしないと市場や技術の変化に取り残される。
例)GEは顧客に電気を使ってもらう為にビジネスを行った、発電機が一番もうかるので電気の消費量をあげる為にさまざまな電気製品を作った。
日本メーカーが台頭し家電製品の競合が厳しくなった時も、利益がとれない、他メーカーが作って電気を消費してくれるならGEがする必要は無い、高値で売却できる。等の理由によりいち早く事業の再編を行った。
例)LPレコードからCDに変わった時にアカイ、ナカミチ、トリオ等のオーディオメーカーがつぶれたにも関わらずパイオニアだけが生き残った。
つぶれた会社が定款でステレオ機器の製造と事業領域を定義していたのに、パイオニアはよい音の追及を定款に記載していた。そのためアナログ技術にこだわらずデジタル技術について早い段階で研究開発を行い、後に多くの知財収入を得た。
※社名に製品名が入っている企業は変わりにくい。
※普通名詞で定義されるような事業はろくな事業では無い。
0 件のコメント:
コメントを投稿