今年の22冊目
ヒト・モノ・カネでいうと、ヒトの部分の根幹となる組織というのは経営の中でも重要な事なんだろう。
今まで組織については興味が無いというか、組織の一番下にいる人間が組織の事を学んでも現時点では何の役にも立たないと無意識で重い後回しになっていた状況だと思う。
けどいざ本を読んでみると組織というのは組織体制という意味だけでの組織ではなく、そこで働く人について書かれている事がほとんどだった。
そう考えると、組織体制は変えれないけどそこで働く人の事は知っておく必要があるし、組織の中で今自分が所属する小さい組織の中でいい影響を与えることはできるかもしれない。
という事で組織がんばります。
■組織の基本
・基本は官僚制。繰り返し発生する問題を解決する手順やルールが決め、それで対応できない例外を、そのつど上司たちが考えて処理する。
・「ルーチンワークは創造性を駆逐する」ハーバード・サイモン 意思決定のグレシャムの法則
・トップが日常の例外の処理に忙殺されず、長期的意思決定を行えるようにするのが組織体制の目的
・トップ:長期の戦略思考 ミドル:現在の業務の例外処理判断 ロワー:ルーチンワークの精確な遂行
・組織は自動的に仕事を処理してくれる機械では無い。
・マズローの「自己実現欲求」はそんなに重要でない、「承認・尊厳欲求」こそが重要
・それぞれの仕事をきちんと評価して貢献したと承認する作業が組織運営の根幹
■組織の疲労
・フリーライダー(タダ乗り)問題に対応するには企業組織の運命と一心同体だという人を作るしかない。
・意思決定こそ経営者の仕事
・組織を疲弊させるキツネ
・トップマネジメントの数を減らす、内向きの評価基準を使わない
■組織の腐り方
・組織腐敗に敏感になる、腐ってきたら組織改革をトップダウンで行う
・手続き論重視や、言葉遊びが目立ってくる事が腐ってきたシグナル
まだ組織について考えをまとめれるほど知識が無いなぁ。単なるポイントの箇条書きです。正当な評価を与えることが重要だという事なのかなぁ・・・
2009年4月14日火曜日
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