行動科学マネジメントとは「やる気を出せ」というセリフではなく具体的な「やり方」「方法」を伝え、それを楽しく続ける仕組みを作るマネジメント手法である。
■行動科学マネジメントのステップ
以下の5つのステップを繰り返し習慣化していく。
・ピンポイント…ミッションを定め、結果に直結する行動(ピンポイント)を明らかにする
・メジャーメント…実際にピンポイントをどれくらい行ったのかを計測する
・フィードバック…行動と結果の数値を表示する。達成状況を知ることが重要
・リインフォース…動機付け条件となるメリット(リインフォース)を与える
・評価…「目標どおり行動できたか」「足りなかったのか」を評価する
■言語化して伝える
行動を伝える時も具体的に言語化して伝える必要がある。行動は下記のMORSの法則を満たさなければいけない。
Measured(計測できる)
Observable(観察できる)
Reliable(信頼できる)
Specific(明確化されている)
「数値化できる行動か」「誰がみてもわかる行動か」「誰が見ても同じ行動になっているか」「誰が何をしているかが明確か」これらを満たさなければ正しい行動とは言えない。
■感想
自分がいま仕事で持っている悩み「部下が指示通りに行動しない」に対する答えがあり非常に面白かった。ただ具体的な方法は著者の前作である短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント
問題提議だけされて答えを少し言われてしまってもう買うしかないといった感じです。
組織のマネジメントだけでなくセルフマネジメントにも使えるので「50才までに社長になる。その過程で身につけた知識・ノウハウを活用し収入を得る」為の行動が習慣化できるように活用してみたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿