2011年3月18日金曜日

避難所での心のケアについて

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レスキューストックヤード、震災がつなぐ全国ネットワークがまとめた「避難所のこと考えたぞう!!」の内容をサマライズさせて頂きました。公開の許可も頂いたようで本当にありがとうございます。

http://www.rsy-nagoya.com/eccube/html/products/detail.php?product_id=9&PHPSESSID=2vlgnd5soshpbfaefpsp2bonahbppap3

心のケア。

大災害を経験して、その後の長期間にわたる避難所生活はストレスたまるでしょうね。

「ストレスによって病気への抵抗力が下がり風邪やインフルエンザが大流行した」という記載もあります。今東北でもインフルエンザなどの病気がはやっていると聞きました。疲労だけが原因ではなくてストレスも原因になっているのかも知れませんね。

■ストレスへの対応

・食事をし、安心してぐっすり眠る事ができる居場所を確保する事
-段ボール箱をしきりにしてプライベートを確保する
-安心して着替えなどができる間仕切り
-介護の必要な高齢者と家族には別室を用意するなど

・経済的なめどをたてること。お金の心配をしないでよい状態を作る
・心配してくれる人には何がおきたかを積極的に話す
・睡眠や休息を十分にとるようにする
・家族や友人と過ごす時間を持つ
・自分の気持ちを整理する事にたっぷり時間を作る
・周りの人に自分がしてほしい事をはっきりと正直に伝える。

■BASIC-Ph

・人間は誰もが以下の6つの様式の全てを使って、ストレスに対処できる可能性を備えている。

・B(Belief:信念)被災体験に意味づけをする
・A(Affect:情動)内面の感情を表に出す
・S(Social:人とつながる)周りの人との密接なつながり
・I(Imagination:想像)音楽や芸術などによる癒し
・C(Cognition:現実の認知)現状に対する見通しや打てる手立てを知る
・Ph(Physical:身体を動かす)適度な運動や入浴。

■避難所での対応

・避難所内での人間関係作り。声かけ、挨拶
・長期化する場合は避難者による自治組織作りがストレス軽減に役立つ
・高齢や障がいなどで介護が必要、妊婦や幼児、外国人、病気の為に投薬を中断できないというような人へは特にケアが必要


■ストレスの兆候

・恐れ、怒り、無力感、失望感
・集中力や決断力の低下
・無口になるなど考え方や行動への影響
・不眠、震え、呼吸困難
・血圧や心拍数の増大
・のどや胸の使え

■子供のストレスの兆候

・急によい子になるという過剰反応
・今までできた事ができなくなる
・必要以上に甘えるなどの赤ちゃんがえり


■その他

・阪神淡路大震災では長期化するとだれと話をすることも無く、ぽつんと座っているお年寄りに対して女子学生たちが「りんご娘」という活動を展開したそうです。りんごを持って避難所をたずね、お年寄りのそばに座って、りんごをむきながら世間話をした。孫娘のような女子学生達とたわいも無いおしゃべりをする事がお年寄りの心に温かい灯をともしたそうです。

・全国から送られてきた手紙や絵も被災者の心に響いたそうです。

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応援の手紙が心に響くかぁ・・・

今送っても混乱するだけかもしれませんがこの場を借りて応援のメッセージを送りたいと思います。

被災地の皆さん大変だと思いますが頑張ってください。
被災地の復旧、原発問題に尽力している皆さん、ありがとうございます。頑張ってください。
僕もできる事は本当に些細な事ですができる限り頑張ります。

手紙については子供のストレスについても書かれていたので、もう少し落ち着いて小学校が再開した頃に、小学校単位で送ったりしたら良いかもしれませんね。

娘に言ってみよ。(まだ早いか)

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